「撤回論文数」世界ランキング

2018年9月30日更新。

分野を記載していないのは生命科学。カタカナ名の赤字は本ブログで解説済み。パープル色は説明(日本語・英語)にリンクしている。

★撤回論文数ランキング(全分野・全世界)
出典(The Retraction Watch Leaderboard – Retraction Watch at Retraction Watch

カタカナ名は本ウェブの記事にリンクしている。 英語赤字は論文撤回サイトのリンクのまま。部分撤回を0.5とカウントした。30位以下は参考値である。

  1. ヨシタカ・フジイ(Yoshitaka Fujii)、藤井善隆(東邦大学) (日本)(撤回論文数:183)
  2. ヨアヒム・ボルト (Joachim Boldt)(独)(96)
  3. ディーデリック・スターペル(Diederik Stapel) (オランダ)・・・社会心理学(58)
  4. エイドリアン・マキシムAdrian Maxim)(米)・・・電子工学(48)
  5. ピーター・チェンPeter Chen)(台湾) ・・・工学(43)
  6. ヨシヒロ・サトー(Yoshihiro Sato )、佐藤能啓(弘前大学)(日本)(43)
  7. フア・ツォン(Hua Zhong)(中国)・・・化学(41)
  8. シゲアキ・カトー(Shigeaki Kato)、加藤茂明(東京大学) Shigeaki Kato日本) (39)
  9. ジュン・イワモト(Jun Iwamoto)、岩本潤 (慶應義塾大学)(日本)(39)
  10. ユウジ・サイトー(Yuhji Saitoh)、斎藤祐司(東京女子医科大学)(日本) (39)
  11. ジェームス・ハントン(James H. Hunton)(米)・・・会計学(37)
  12. ヒュンイン・ムン(Hyung-In Moon) (韓国)(35)
  13. フォジュルル・サルカール(Fazlul Sarkar)(米)(33)
  14. ナオキ・モリ(Naoki Mori)、森直樹(琉球大学)(日本) (32)
  15. ヘンドリック・シェーン(Hendrik Schön)(米)・・・ 物理学(32)
  16. スンギ・シン(Soon-Gi Shin)(韓国)・・・ 材料工学(30)
  17. タオ・リウ(Tao Liu)(中国)・・・化学(29)
  18. バラット・アガワル(Bharat Aggarwal)(米)(28)
  19. チェンウー・チェン(Cheng-Wu Chen)(台湾) ・・・工学(28)→ 参照:ピーター・チェンPeter Chen)(台湾)の兄弟
  20. サラー・エラヒ(A. Salar Elahi)(イラン)・・・物理学(27)
  21. Richard L E Barnett (26)
  22. スコット・ルーベン(Scott S. Reuben)(米)(24)
  23. マフムード・ゴーラナヴィス(Mahmood Ghoranneviss)(イラン)・・・物理学(22)→ 参照:サラー・エラヒ(A. Salar Elahi)(イラン)の共著者
  24. ギルソン・カン(Gilson Khang)(韓国) (22)
  25. ノエル・チア(Noel K. Chia)(シンガポール)・・・教育学 (21)
  26. フリードヘルム・ヘルマン(Friedhelm Herrmann)(独) (21)
  27. スタンリー・ラポポート(Stanley Rapoport)(米)(21)
  28. ディパク・ダス(Dipak K. Das)(米) (20)
  29. ハーリド・ザマン(Khalid Zaman)(パキスタン) ・・・経済学(20)
  30. ジン・チェン(Jin Q. Cheng)(米)(19)
  31. アンドレゼ・ジェンドリッチコ(Andrzej Jendryczko)(ポーランド)(19)

ーーー以下は続き(かつて30位以内だった)

  1. ギデオン・ゴールドシュタイン(Gideon Goldstein)(カナダ) (26)
  2. ジョン・ダーシー(John Darsee)(米)(17)
  3. ワタル・マツヤマ、松山航(鹿児島大学)Wataru Mastuyama日本)(17)
  4. アリリオ・メレンデス(Alirio Melendez)(シンガポール)(17)
  5. ロバート・スラツキー(Robert Slutsky) (米) (17)
  6. ウルリッヒ・リヒテンターラー(Ulrich Lichtenthaler)(ドイツ)・・・経営学(16)
  7. エリン・ポッツ=カント(Erin N. Potts-Kant)(米) (16)
  8. パッティウム・チランジーヴィ(Pattium Chiranjeevi) (インド)・・・化学(15)
  9. ナスルラ・ミーモンNasrullah Memon)(デンマーク) ・・・コンピューター(15)
  10. マリオン・ブラッハ(Marion Brach)(ドイツ)(14)
  11. ベルナディーノ・サッコマンニBernardino Saccomanni) (イタリア) (14)
  12. シルビア・ブルフォーネ=パウス(Silvia Bulfone-Paus)(ドイツ) (13)
  13. スレシュ・ラダクリシュナン(Suresh Radhakrishnan) (米) (13)
  14. ノリユキ・タカイ、高井教行(大分大学)Noriyuki Takai(日本) (13)
  15. ヒセス・アンヘル・レムス(Jesus Angel Lemus)(スペイン)(13)

【解釈】・・・10位以内に在日日本人が5人いた。5人とも生命科学の研究者。 → 世界的に見て、日本の学術界、特に生命科学界が研究ネカトに無関心であること、また、日本の研究規範システムに大きな欠陥があること、を反映している。学術界、特に生命科学界、および、政府は真剣に取り組みべきだ。