ゴパル・クンドゥー(Gopal Kundu)(インド)

2017年8月19日掲載。

ワンポイント:2006年(46歳)、国立細胞科学研究所の著名な細胞生物学者・教授(男性)であるクンドゥーは、「2005年のJ Biol Chem.」論文にデータねつ造があると、研究室の元・院生(匿名)に指摘された。2007年(47歳)、2つの調査委員会が「ネカト」、1つの調査委員会が「ネカトではない」という相反する結果を発表した。2010年11月(50歳)、4つ目の調査委員会であるインド科学アカデミーの研究倫理委員会が、クロと結論し、インド科学アカデミーでの3年間の活動禁止処分にした。ただし、クンドゥーは辞職しなかった。事件記録の保存が優れている。損害額の総額(推定)は15億8400万円(含・当てずっぽう)。

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目次(クリックすると内部リンク先に飛びます)
1.概略
2.経歴と経過
3.動画
4.日本語の解説
5.不正発覚の経緯と内容
6.論文数と撤回論文とパブピア
7.白楽の感想
8.主要情報源
9.コメント
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●1.【概略】

ゴパル・クンドゥー(Gopal C. Kundu、写真出典)は、インドの国立細胞科学研究所(National Centre for Cell Science)・教授で、専門は細胞生物学(がん研究)だった。医師ではない。

ゴパル・クンドゥーは、インドの著名な研究者で、インド科学アカデミー(Indian Academy of Sciences)の会員であり、2004年(44歳)にインドで権威のある「Shanti Swarup Bhatnagar Prize for Science and Technology」賞を受賞している。2017年8月18日現在、この賞は生物学で93人、医学で59人しか受賞していない。
→ List of Shanti Swarup Bhatnagar Prize recipients – Wikipedia

2006年(46歳)、研究室の元・院生(匿名)の手紙により、ゴパル・クンドゥーの「2005年のJ Biol Chem.」論文のねつ造が発覚した。

2010年11月(50歳)、インド科学アカデミー(Indian Academy of Sciences)の研究倫理委員会は、調査の結果、ゴパル・クンドゥーをクロと結論し、インド科学アカデミーでの3年間の活動禁止処分にした。

国立細胞科学研究所(National Centre for Cell Science)。写真出典

  • 国:インド
  • 成長国:インド
  • 医師免許(MD)取得:なし
  • 研究博士号(PhD)取得:インドのボーズ大学
  • 男女:男性
  • 生年月日:1959年11月2日
  • 現在の年齢:58 歳
  • 分野:細胞生物学
  • 最初の不正論文発表:2003年(43歳)
  • 発覚年:2006年(46歳)
  • 発覚時地位:国立細胞科学研究所・教授
  • ステップ1(発覚):第一次追及者(詳細不明)は研究室の元・院生(匿名)で、クンドゥーが所属する国立細胞科学研究所へ公益通報した
  • ステップ2(メディア):
  • ステップ3(調査・処分、当局:オーソリティ):①国立細胞科学研究所・調査委員会。②ゴビンダラジャン・パドマナバンの調査委員会。③学術誌「J Biol Chem.」編集部。④科学価値会(SSV)・調査委員会。⑤インド科学アカデミー・調査委員会
  • 大学・調査報告書のウェブ上での公表:あり
  • 不正:ねつ造・改ざん
  • 不正論文数:少なくとも3報。2報は撤回
  • 時期:研究キャリアの中期から
  • 損害額:総額(推定)は15億8400万円。内訳 → ①研究者になるまで5千万円。②研究者の給与・研究費など年間2000万円が22年間=4億4000万円。④ネカト発覚まで総額10億の研究費を受領(当てずっぽう)。⑤調査経費(5か所)が5千万円。⑦論文出版・撤回作業が1報につき100万円、撤回論文の共著者の損害が1報につき100万円。2報撤回=400万円。⑧研究者の時間の無駄と意欲削減が4千万円
  • 結末:辞職なし。インド科学アカデミーでの3年間の活動禁止処分

●2.【経歴と経過】

主な出典(保存済)

  • 1959年11月2日:インドで生まれる
  • 1977-1980年(17-20歳):インドのスコティッシュ・チャーチ大学(The Scottish Church College, Calcutta University)を卒業。化学専攻
  • 1981-1983年(21-23歳):インド・コルカタ大学(Calcutta University)で修士号(M.Sc.)を取得した。化学
  • 1984-1988年(24-28歳):インド・コルカタのボーズ大学(Bose Institute)で研究博士号(PhD)を取得した。化学、タンパク質生化学。博士論文「Purification and characterization of serine proteinase inhibitor from artocarpus integrifolia seeds」
  • 1988-1990年(28-30):米国のクリーブランド・クリニック研究所(The Cleveland Clinic Foundation)でポスドク
  • 1990-1992年(30-32):米国のコロラド大学(University of Colorado)でポスドク
  • 11992-1993年(32-33):米国のワイオミング大学(University of Wyoming)でポスドク
  • 1993-1998年(33-38):米国のNIH・NICHDでポスドク
  • 1998-2002年(38-42歳):インド・マハーラーシュトラ州の国立細胞科学研究所(National Centre for Cell Science)・科学者D (Dはインド公務員の給与表の等級。BからHまでと特別がある)
  • 2002年(42歳):同・科学者E
  • 2006年(46歳):不正研究が発覚する
  • 2010年(50歳):インド科学アカデミーがクロと結論した
  • 2017年8月18日現在(57歳):国立細胞科学研究所・科学者G:NCCS

【受賞】

  • 2003-04 National Bioscience Award for Career Development, Dept of Biotechnology (DBT), New Delhi, Govt. of India
  • 2004 Shanti Swarup Bhatnagar Prize in Biological Sciences, Council of Scientific and Industrial Research (CSIR), New Delhi, Govt. of India,

●3.【動画】

【動画】
事件ニュースではない。研究の講演「ゴパル・クンドゥー(Gopal Kundu) 」(英語)18分45秒
CarciKNOW が2013/04/04 に公開
以下のリンクが切れた時 → 保存版

●4.【日本語の解説】

★2012年9月: インター・アカデミー・カウンシル/IAP(科学アカデミー・グローバルネットワーク)「グローバルな研究活動における責任ある行為 ポリシーレポート」の21ページ目、「囲み記事1-3 無責任な研究行為が注目された事件」

出典 → ココ、(保存不可)

生物学者ゴパル・クンドゥー(Gopal Kundu)(インド)は、2005年の論文に過去に発表された画像を再利用していたことが判明し、2010年にインド科学アカデミーの委員会から3年間の会員活動を禁止された(Jayan,. 2010)。2005年の論文は、その論文をを発表した学術誌により撤回された(SSV, 2007)。

●5.【不正発覚の経緯と内容】

★不正発覚:2006年

ゴパル・クンドゥー

2006年4-5月(46歳)、ゴパル・クンドゥー研究室の元・院生(匿名)が、ゴパル・クンドゥーの「2005年のJ Biol Chem.」論文(以下)にネカトの疑いがあると、国立細胞科学研究所に通報した。

前年に同じ3人の著者で出版した以下の「2004年のJ Biol Chem.」論文の図を作り直して「2005年のJ Biol Chem.」論文に使用したという指摘だった。

「2005年のJ Biol Chem.」論文には9個の図がある。主たるデータは電気泳動である。

代表として、「2005年のJ Biol Chem.」論文の図1を以下に示す。

 

元図が掲載されているという「2004年のJ Biol Chem.」論文の図1を以下に示す。一見、よく似ている。

 

ご覧のように電気泳動バンドで、どの図がどの図の元になのか、パット見てはわからない。でも、どのバンドもよく似ている。

研究者としては、美しいバンドが得られないと、結果が分かり切った実験をするのはメンドウである。以前の図を再使用したい誘惑にかられる。

また、期待した結果が得られない場合も、パソコン上で自分の期待通りの図に作り直す誘惑にかられる。

★国立細胞科学研究所の内部委員会はクロと判定:2006年

国立細胞科学研究所の内部委員会は、「2004年のJ Biol Chem.」論文の図を作り直して「2005年のJ Biol Chem.」論文に使用したと結論した。国立細胞科学研究所の内部委員会は、ゴパル・クンドゥーに論文を撤回するよう助言した。

ゴパル・クンドゥーは最初、図の重複使用を認めていたが、後に、ネカトを否定し始めた。2つの論文は同じような実験をしているが、論文に示したのは異なる図だと主張した。

インドの科学者間で是非論の熱い論争が始まった。

★科学価値会はクロと判定:2007年

2006年8月、研究ネカトを監視する科学価値会(SSV, Society of Scientific Values)は、ゴパル・クンドゥーの「2005年のJ Biol Chem.」論文にネカトの疑いがあるという手紙を受け取った。

なお、科学価値会(SSV)は、インドの研究公正を高める会として、1981年にインドの科学者が結成した組織である。2017年8月18日現在も稼働している。

手紙を出したのは、国立細胞科学研究所の元・評議員の発生生物学者のソーハン・モダク(Sohan Modak 、写真出典)だった。

2007年4月28日(47歳)、科学価値会(SSV)は、「2004年のJ Biol Chem.」論文の図を作り直して「2005年のJ Biol Chem.」論文に使用した証拠を示し、ゴパル・クンドゥーが画像を重複使用(データねつ造)したと結論した。

以下に分析結果を3つ示す(出典:SSV’S Final proceedings and case summary)。細かい分析方法は省くが、3つとも上段の電気泳動バンドは「2004年のJ Biol Chem.」論文(paperⅠ)の図で、下段の電気泳動バンドは再使用した「2005年のJ Biol Chem.」論文(paper Ⅱ)の図である。

1つ目の分析図

2つ目の分析図

3つ目の分析図

バンドが同一かどうか、目視だけで判断しているわけでなく、幾つかの科学的手法を使用している。

解析パターンが同じことから、同じバンドを再使用したことは明白である。

1つ目の分析図では、上段は「NIK」で下段は「MEKK1」と書いてあり、別の試料と標識されている。しかし分析の結果、同じ画像の再使用である。

2つ目と3つ目の分析図も試料名が異なるのに、同じバンドを再使用した。

データねつ造である。

調査を依頼したソーハン・モダクは、「画像の再使用は明白です」と述べている。

★パドマナバン委員会はシロと判定:2007年

2006年10月、国立細胞科学研究所を管轄する政府・バイオテクノロジー省は、バンガロールのインド理科大学院(Indian Institute of Science)の元・学長であるゴビンダラジャン・パドマナバン(Govindarajan Padmanabhan、写真出典)を委員長とする調査委員会を設けた。構成する7人の委員はインド科学界を代表するような重鎮だった。

2007年5月30日(47歳)、政府が認定したパドマナバン委員会は、国立細胞科学研究所の内部委員会の結論、及び科学価値会(SSV)の結論、に反して、ゴパル・クンドゥーの論文にデータねつ造・改ざんはないと結論した。

ナントいうことだ!

★学術誌「J Biol Chem.」は論文を撤回:2007年

2007年2月23日(47歳)、米国の学術誌「J Biol Chem.」は、インド学術界では論争のさなかだったが、編集部の判断で、ゴパル・クンドゥーの「2005年のJ Biol Chem.」論文を撤回した。

★著者たちの対価:2007年

2007年の時点で、しかし、著者たちは対価を払わされていた。

ゴパル・クンドゥーはインド科学アカデミー会員に推挙されていたが、採択は保留された。

ヘマ・ランガスワミ(Hema Rangaswami)。CREDIT: SOURCE: HEMA RANGASWAMI

第一著者で院生のヘマ・ランガスワミ(Hema Rangaswami、女性、写真出典は以下)は博士論文の審査を申請していたが、審査が保留された。

ただし、暫定的に博士号が授与され、米国のカリフォルニア大学サンディエゴ校(University California, San Diego)のリネイト・ピルツ教授(Renate Pilz)のポスドクになった。そして、2007 年3月、第1子を出産した。
→ 2007 年3月30日の「Science」記事: ON CAMPUS | Newsmakers | Science

★インド科学アカデミー:2010年

それから3年がたった。

2010年11月、インド科学アカデミー(Indian Academy of Sciences)の研究倫理委員会は、調査の結果、ゴパル・クンドゥーをクロと結論し、インド科学アカデミーでの3年間の活動禁止処分にした。

3年前、政府が設置したパドマナバン委員会はゴパル・クンドゥーの論文にデータねつ造・改ざんはないと結論した。

インド科学アカデミーは、「パドマナバンはクンドゥーに無罪を宣告することで事実を不当に隠蔽しようとした」と批判した。

インドラプラスタ大学(Indraprastha University)のナンドラ・ラグラム生物工学教授(Nandula Raghuram、写真出典)は、「研究ネカトがない国はありません。 しかし、国にとって、ネカト事件に効果的に対処するための政府機関を持つことが重要です」と述べている。

ラグラム教授は、研究ネカトを監視する科学価値会(SSV, Society of Scientific Values)のメンバーでもある。科学価値会はゴパル・クンドゥーがデータねつ造のネカトを犯したと判定していた。

ラグラム教授は、「この事件は、政府の研究ネカトへの対処システムが機能不全に陥っていることを物語っています」とも述べた。

ゴパル・クンドゥーを無実とした政府側の委員会の委員長だったパドマナバンは、この事態になって、「Telegraph 」紙記者の質問に、何と答えたか?

パドマナバンは、バンガロールの自宅で、「インド科学アカデミーの決定を尊重しますが、同時に、私は私たちの委員会の決定を正しいと思いたい。クンドゥーの研究記録が杜撰だったので、論文に「間違い」はあったと思っていました」と語った。

また、「クンドゥーの論文に小さな「間違い」がたくさんありました。ただ、国際的には、クンドゥーの論文の真実性に異議を唱えていた科学者はだれもいませんでした」と語った。

チェンナイの数理科学研究所(Institute of Mathematical Sciences)のコンピュータ生物学者であるラフル・シッダータン(Rahul Siddharthan、写真出典)は、3年前、論争が勃発した時、クンデュの論文の画像を分析し、同一の画像だと判定した人である。

シッダータンは、もちろん、「J Biol Chem.」編集部が論文を撤回したことを支持していた。

そして、「インド科学アカデミーがゴパル・クンドゥーがネカトだと認定したことを嬉しく思います」とシッダータンは述べている。

★「2003年のJ Biol Chem.」論文

問題視された上記の「2005年のJ Biol Chem.」論文ではないが、パブピアで「2003年のJ Biol Chem.」論文の図のねつ造(重複使用)も指摘されている。

「2003年のJ Biol Chem.」論文の書誌情報を以下に示す。2017年8月18日現在、撤回されていない。

どの部分がどのように不正だったのか、パブピアで見てみよう。

2015年7月12日に、図5Dの2段目のアクチン(Actin)電気泳動バンドがおかしいと、指摘された「commented Sun Jul 12 2015 17:34:29 GMT+0000 and accepted Sun Jul 12 2015 20:08:33 GMT+0000」。

図中に色で示されていないが、2段目の最初の3つのバンドが次の3つのバンドと全く同じだ。図のねつ造(重複使用)である。

以下の図5Dの出典:パブピアのhttps://pubpeer.com/publications/DFD2019EAE78394361451A41ACFB15#1

●6.【論文数と撤回論文とパブピア】

2017年8月18日現在、パブメド(PubMed)で、ゴパル・クンドゥー(Gopal C. Kundu)の論文を「Gopal C. Kundu [Author]」で検索した。この検索方法だと、2002年以降の論文がヒットするが、2003~2017年の15年間の48論文がヒットした。

「Kundu GC[Author]」で検索すると、1991~2017年の27年間の74論文がヒットした。

2017年8月18日現在、「Kundu GC AND retracted」でパブメドの論文撤回リストを検索すると、1論文が撤回されていた。本記事で問題視した「2005年のJ Biol Chem.」論文が2007年2月に撤回されていた。

なお、パブメドでは論文撤回されていないし、論文のサイトでも撤回の表示がないが、【主要情報源】⑤によると、「Glycoconj J.」誌の論文も撤回されたとある。

ゴパル・クンドゥー(Gopal C. Kundu)の「Glycoconj J.」誌の論文は以下の2報しかない

  1. Nuclear factor inducing kinase: a key regulator in osteopontin- induced MAPK/IkappaB kinase dependent NF-kappaB-mediated promatrix metalloproteinase-9 activation.
    Rangaswami H, Bulbule A, Kundu GC.
    Glycoconj J. 2006 May;23(3-4):221-32. Erratum in: Glycoconj J. 2007 Nov;24(8):509.
    PMID:16691505
  2. Matrix metalloproteinase-2: mechanism and regulation of NF-kappaB-mediated activation and its role in cell motility and ECM-invasion.
    Philip S, Bulbule A, Kundu GC.
    Glycoconj J. 2004;21(8-9):429-41.
    PMID:15750784

どちらか1報が撤回されている可能性が高い。

最初に示した「2006年のGlycoconj J.」論文は、本記事で問題視した「2005年のJ Biol Chem.」論文の著者3人と全く同じである。パブメドでは2007年11月に「訂正」とある。この論文が撤回されたのだろう。あるいは、【主要情報源】⑤が「訂正」を「撤回」と間違えたのかもしれない。

★パブピア(PubPeer)

2017年8月18日現在、「パブピア(PubPeer)」ではゴパル・クンドゥー(Gopal C. Kundu)の2論文にコメントがある:PubPeer – Search publications and join the conversation.

●7.【白楽の感想】

《1》正義感、記録公開

白楽はインドの研究文化は杜撰でいい加減だと思っていた。だから、ネカトをする人はとても多いと思っていた。

しかし、調べていくうちに、不正に熱心に立ち向かう人々が多いことに、驚いた。
 → 法学:チャンドラ・クリシュナムーティ(Chandra Krishnamurthy)(インド) | 研究倫理(ネカト)
 → 物理学:バルワン・ラージプット(Balwant Singh Rajput)(インド) | 研究倫理(ネカト)

また、今回のクンドゥー事件もそうだが、その調査記録を丁寧に記載し誰もがアクセスできるようにウェブ上にアップしていることも素晴らしい。

インドの研究者の正義感と行動、それに、彼(女)らの賢さに敬服する。

ただ、クンドゥー事件で惜しむらくは、「ネカト者は解雇!」していないことだ。

そもそも、政府・バイオテクノロジー省が、名誉・名声だけのゴビンダラジャン・パドマナバンを委員長とする調査委員会を設けたのが、おかしい。

ネカト調査は政治マターではなく、調査・捜査・分析マターである。調査・捜査・分析に優れ公正な判断ができる委員で行なうべきだった。

とはいえ、日本は、インドからたくさん学ぶ点がある。

ただ、根本が異なる。「インドに正義がある」が「日本に正義はない」。日本の政治家と官僚は平然と事実を隠蔽し記録を秘匿・廃棄する。

「日本に正義はない」。日本のこの慣行を正す方法は、・・・、ムムム、・・・、白楽には思いつけない。

日本の法務省は、英語で「Ministry of Justice」である。しかし、基本的に、「justice」は、「正義、公正」であって、英語文化で考えれば、「正義、公正」を判定・実施するところである。

ところが、日本の法務省設置法3条に「法務省は、基本法制の維持及び整備、法秩序の維持、国民の権利擁護、国の利害に関係のある争訟の統一的かつ適正な処理並びに出入国の公正な管理を図ること」である。

「正義、公正」よりも法律が優先してしまう。というか、「正義、公正」の価値観は一言も書いてない。

ゴパル・クンドゥー

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●8.【主要情報源】

① ウィキペディア英語版:Gopal Kundu – Wikipedia
② ウェブサイト「Kundu-JBC Case」記事:Society For Scientific Values – Cases
③ 2007年6月22日の「youth guns」記事: youth guns: Gopal Kundu controversy、(保存版
④ 2007年9月10日のディリップ・ラオ(Dilip Rao)記者の「Law and Other Things」記事: The Kundu Controversy: Research Ethics and Regulation – Law and Other Things
⑤ 2010年11月14日のジャヤン(T.V. Jayan)記者の「Telegraph 」記事:The Telegraph – Calcutta (Kolkata) | Frontpage | Rehashing catches up
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① 有料なので未読。2007年6月14日、「Nature」記事:Access : Indian scientists battle journal retraction : Nature
★記事中の画像は、出典を記載していない場合も白楽の作品ではありません。

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