グレッグ・セメンザ(Gregg Semenza)(米)

2021年7月18日掲載

ワンポイント:セメンザは、2019年(63歳)、ノーベル生理学・医学賞を受賞したジョンズ・ホプキンズ大学(Johns Hopkins University)・教授である。受賞の翌年の2020年10月、ネカトハンターのクレア・フランシス(Clare Francis)が、「パブピア(PubPeer)」でセメンザ論文の画像のねつ造を指摘した。現在、「パブピア(PubPeer)」では2001~2020年(45~64歳)の20年間の48論文が問題だと指摘されている。セメンザがネカト犯とは思えない。複数の室員がネカト犯だろう。当時室員だった日本人の広田喜一(ひろた きいち、現在、関西医科大学・教授)が共著者の1人である。国民の損害額(推定)は5億円(大雑把)。

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目次(クリックすると内部リンク先に飛びます)
1.概略
2.経歴と経過
3.動画
4.日本語の解説
5.不正発覚の経緯と内容
6.論文数と撤回論文とパブピア
7.白楽の感想
9.主要情報源
10.コメント
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●1.【概略】

グレッグ・セメンザ(Gregg Semenza、Gregg L Semenza、Gregg Leonard Semenza、ORCID iD:?、写真出典)は、米国のジョンズ・ホプキンズ大学(Johns Hopkins University)・教授で医師免許所持者。専門は生化学である。

セメンザは、2019年(63歳)、ノーベル生理学・医学賞を受賞した。受賞理由は「細胞による酸素量の感知とその適応機序の解明」である。

ノーベル賞受賞者なので、書籍、論文、研究に関する情報、写真、動画はたくさんある。本記事ではネカト問題に焦点を絞って記述する。

2020年10月x日(64歳)、ネカトハンターのクレア・フランシス(Clare Francis)が、「パブピア(PubPeer)」でセメンザの「2012年4月のOncogene」論文を含め。セメンザの複数の論文に画像のねつ造・改ざんがあると指摘した。

2021年7月17日(65歳)現在、「パブピア(PubPeer)」では2001~2020年(45~64歳)の20年間の48論文が問題だと指摘されている。

ジョンズ・ホプキンズ大学はセメンザのネカト疑惑について承知している。しかし、ネカト調査は秘密だと述べていて、調査していると思うが、調査しているのかどうか不明である。

研究公正局は何も発表していない。米国の主要メディアも沈黙している。従って、当然ながら、セメンザ及び室員は無処分である。

ジョンズ・ホプキンズ大学・医学(Johns Hopkins Medicine)。動画出典:https://www.youtube.com/watch?v=KnNaPzR-AEE

  • 国:米国
  • 成長国:米国
  • 医師免許(MD)取得:ペンシルベニア大学
  • 研究博士号(PhD)取得:ペンシルベニア大学
  • 男女:男性
  • 生年月日:1956年7月1日
  • 現在の年齢:65 歳
  • 分野:生化学
  • 不正論文発表:2001~2020年(45~64歳)の20年間
  • 発覚年:2020年(64歳)
  • 発覚時地位:ペンシルベニア大学・教授
  • ステップ1(発覚):第一次追及者はネカトハンターのクレア・フランシス(Clare Francis)で、「パブピア(PubPeer)」に公表
  • ステップ2(メディア):「パブピア(PubPeer)」、レオニッド・シュナイダー(Leonid Schneider)のブログ
  • ステップ3(調査・処分、当局:オーソリティ):①ペンシルベニア大学・調査委員会が調査している(推定)
  • 大学・調査報告書のウェブ上での公表:なし。調査中(?)
  • 大学の透明性:調査中(ー)
  • 不正:ねつ造・改ざん
  • 不正論文数:「パブピア(PubPeer)」では2001~2020年(45~64歳)の20年間の48論文
  • 時期:研究キャリアの中期から
  • 職:事件後に研究職(または発覚時の地位)を続けた(〇)
  • 処分:なし
  • 日本人の弟子・友人:広田喜一 (ひろた きいち、Kiichi Hirota)(現在は関西医科大学・教授。1999年8月16日~2002年2月15日の2年半、ジョンズ・ホプキンズ大学のセメンザ研究室・客員教授)

【国民の損害額】
国民の損害額:総額(推定)は5億円(大雑把)。

●2.【経歴と経過】

  • 1956年7月1日:米国のニューヨーク市で生まれる
  • 1978年(22歳):ハーバード大学(Harvard University)で学士号取得
  • 1984年(28歳):ペンシルベニア大学(University of Pennsylvania)で医師免許取得
  • 1984年(28歳):ペンシルベニア大学(University of Pennsylvania)で研究博士号(PhD)を取得
  • 1990年(34歳):ジョンズ・ホプキンズ大学・教員
  • 2010年(44歳):ガードナー国際賞受賞
  • 2019年(63歳):ノーベル生理学・医学賞受賞
  • 2020年10月(64歳):論文のネカト疑惑が指摘された

●3.【動画】

以下は事件の動画ではない。

【動画1】
ノーベル賞受賞を祝う動画:「Johns Hopkins Medicine 2019 Nobel Prize Celebrations | Gregg Semenza – YouTube」(英語)3分41秒。
Johns Hopkins Medicineが2019/10/10に公開

【動画2】
ノーベル賞受賞に伴うインタビュー動画:「Gregg Semenza, Nobel Prize in Physiology or Medicine 2019: Official interview – YouTube」(英語)16分54秒。
Nobel Prizeが2020/07/07に公開

●4.【日本語の解説】

★2020年10月14日:世界変動展望:「ノーベル賞受賞者、Gregg Semenzaらの捏造疑義」

出典 → ココ、(保存版) 

2019年にノーベル生理学・医学賞を受賞したGregg Semenza(ジョンズ・ホプキンズ大学、USA、1956年7月1日生まれ)らの捏造、改ざんがPubPeerなどで指摘された記事

日本の研究者が筆頭著者の論文にも疑義が指摘されているようだ。疑義1。これはスキャンダルになりそうな事件のように思いますが、ジョンズ・ホプキンズ大学はどう扱うのでしょうか。日本の研究機関にも影響が出るのでしょうか。

もう少し様子を見てみないとわからないところもありますが、この事件は常態的で研究グループの組織的体質なのか、何か問題があったのでしょう。

●5.【不正発覚の経緯と内容】

★経緯

2019年(63歳)、グレッグ・セメンザ(Gregg Semenza、写真出典)はノーベル生理学・医学賞を受賞した。

ノーベル賞受賞者なので、ウェブ上にイロイロな情報があるが、本記事ではネカトに絞って記述する。

2020年10月x日(64歳)、ネカトハンターのクレア・フランシス(Clare Francis)が、「パブピア(PubPeer)」でセメンザの「2012年4月のOncogene」論文を含め。セメンザの複数の論文に画像のねつ造・改ざんがあると指摘した。

この「2012年4月のOncogene」論文は2021年1月15日に訂正された。

指摘された画像を以下に羅列する。

★森直樹、デニス・ワーツ(Denis Wirtz)

2021年7月17日(65歳)現在、「パブピア(PubPeer)」では2001~2020年(45~64歳)の20年間の48論文が問題だと指摘されている。

しかし、撤回論文は1報しかない。しかもその論文は、多数論文撤回者の森直樹(琉球大学)」の論文だった。セメンザが共著者になっているが、この論文のネカト責任は森直樹と考えてよいだろう。

ジョンズ・ホプキンズ大学でネカト調査に強い権限を持つと思われる研究担当副プロボスト(Vice Provost for Research)のデニス・ワーツ(Denis Wirtz、写真出典)は、困ったことに、セメンザと共著の論文が8報もある。 → Semenza GL AND Wirtz – Search Results – PubMed

その8報の内、5報が問題視されている。

例えば、以下の「2013年4月のJ Biol Chem」論文である。

「2013年4月のJ Biol Chem」論文の図3Bのバンドの重複使用が指摘された。パブピアの図の出典:https://pubpeer.com/publications/B6A4CD2ABC3030487D96BBF5CFF01F?

ココでは省略するが、「2013年4月のJ Biol Chem」論文の他の図にも問題点が指摘されている。

研究担当副プロボスト(Vice Provost for Research)がセメンザと 8報も共著論文があり、内、5報が問題視されている。この状況で、ジョンズ・ホプキンズ大学はセメンザのネカト調査をまともに行なえるのだろうか?

★ダニエレ・ギルケス(Daniele M Gilkes)

ダニエレ・ギルケス(Daniele M Gilkes、写真出典)はセメンザの右腕で、上記48論文疑念の内の9論文で共著で、共著者としては最多である。現在、ジョンズ・ホプキンズ大学・助教授になっている。

上記した「2012年4月のOncogene」論文で第4著者、そして、デニス・ワーツ(Denis Wirtz)の「2013年4月のJ Biol Chem」論文では第1著者である。

この人に問題があるのだろうか?

★広田喜一(ひろた きいち、Kiichi Hirota)

突然日本人がでてきたが、広田喜一はセメンザの研究室にいた。そして、疑惑論文の著者でもある。

広田喜一は、京都大学医学部附属病院 (麻酔科助手)を休職し、1999年8月16日~2002年2月15日の2年半、ジョンズ・ホプキンズ大学のセメンザ研究室・客員教授として滞在した。 → who i am | research for the best cure™::blog

その間、セメンザ と共著の論文を2001年に3報、2002年に2報、そして帰国後も出版した。2001~ 2009年に計17報の共著論文を出版した。 → Semenza GL AND Hirota – Search Results – PubMed

広田喜一は「パブピア(PubPeer)」で問題だと指摘された48論文の内、5論文で共著者になっている。その内、以下の「2001年6月のJ Biol Chem」論文では、著者は広田喜一とセメンザの2人だけである。だから、セメンザがネカト者でなければ、残る人は広田喜一しかいない。

指摘された問題の図は以下である。水平に反転しているバンドもあるので、意図的な画像操作(ねつ造)だろう。パブピアの図の出典:https://pubpeer.com/publications/37512B7945D550768D276402FEB516

2021年7月17日現在、広田喜一は関西医科大学・教授である(広田 喜一 (Kiichi Hirota) – マイポータル – researchmap保存版)。

2019年のノーベル賞受賞者の発表は10月7日だったが、その12日前の9月26日、セメンザは広田喜一に呼ばれて、関西医科大学で講演をしている(以下の写真は関西医科大学のサイト:出典保存版

そして、2020年10月7日、レオニッド・シュナイダー(Leonid Schneider)がブログでセメンザ論文のネカト疑惑を指摘し、広田喜一にも言及した。

このタイミングで、広田喜一はウェブ上の記録をバタバタと削除したらしい(白楽は十分把握していない)。2021年7月17日現在、広田喜一のツイッターは生きている:K.Hさん (@bodyhacker) / Twitter

バタバタと削除したので、ますます疑惑が深まった、と聞いた。

★ジョンズ・ホプキンズ大学のネカト調査

「パブピア(PubPeer)」で指摘された問題の48論文は、仮に不正なデータねつ造・改ざんだったとしても、セメンザが全部ネカト行為をした結果とは思えない。複数の室員がネカト犯だろう。

しかし、どのような状況で誰が不適切な画像の加工をしたのか、状況は全くわからない。

ジョンズ・ホプキンズ大学の研究公正官(Research Integrity Officer)で副プロボスト(Vice Provost)のジョナサン・リンクス(Jonathan Links、写真出典)は、レオニッド・シュナイダー(Leonid Schneider)に、「セメンザのネカト疑惑については承知しております。しかしジョンズ・ホプキンズ大学の研究公正性規則では、ネカト調査は機密事項という扱いです。それで、規則に従ってことを進めています」、と答えている。

2021年7月17日(65歳)現在、ネカト疑惑が指摘されてから10か月が経過した。ジョンズ・ホプキンズ大学はネカト調査をしていると思われるが何も発表していない。

研究公正局も何も発表していない。米国の主要メディアも沈黙している。

従って、当然ながら、セメンザ及び室員は無処分である。

【ねつ造・改ざんの具体例】

上記したので省略。

●6.【論文数と撤回論文とパブピア】

★パブメド(PubMed)

2021年7月17日現在、パブメド(PubMed)で、グレッグ・セメンザ(Gregg Semenza、Gregg L Semenza、Gregg Leonard Semenza)の論文を「Gregg Semenza[Author]」で検索した。この検索方法だと、2002年以降の論文がヒットするが、2001~2021年の21年間の308論文がヒットした。

「Semenza GL」で検索すると、1984~2021年の38年間の417論文がヒットした。

2021年7月17日現在、「Retracted Publication」のフィルターでパブメドの論文撤回リストを検索すると、「2007年9月のBiochem J」論文・1論文が2011年3月に撤回されていた。

「2007年9月のBiochem J」論文の第一著者は日本人のマリコ・トミタ(Mariko Tomita)で、多数論文撤回者の「ナオキ・モリ(Naoki Mori)、森直樹(琉球大学)」の論文だった。セメンザが共著者になっているが、この論文のネカト責任者は森直樹と考えてよいだろう。

★撤回監視データベース

2021年7月17日現在、「撤回監視(Retraction Watch)」の撤回監視データベースでグレッグ・セメンザ(Gregg Semenza、Gregg L Semenza、Gregg Leonard Semenza)を「Gregg L Semenza」で検索すると、「2007年9月のBiochem J」論文・1論文が撤回されていた。

上記したように、多数論文撤回者の「ナオキ・モリ(Naoki Mori)、森直樹(琉球大学)」の論文だった。セメンザが共著者になっているが、この論文のネカト責任者は森直樹と考えてよいだろう。

★パブピア(PubPeer)

2021年7月17日現在、「パブピア(PubPeer)」では、グレッグ・セメンザ(Gregg Semenza、Gregg L Semenza、Gregg Leonard Semenza)の論文のコメントを「Gregg Semenza」で検索すると、2001~2020年(45~64歳)の20年間の48論文にコメントがあった。

48論文とは、驚くほど多い。

●7.【白楽の感想】

《1》48論文が問題 

2021年7月17日(65歳)現在、「パブピア(PubPeer)」では2001~2020年(45~64歳)の20年間の48論文が問題だと指摘されている。

どうして20年間、誰も論文の問題点を指摘してこなかったのか?

グレッグ・セメンザ(Gregg Semenza、写真出典)1人で20年間もデータねつ造・改ざんをしてきたとはとても思えない。

しかし、常に登場する論文共著者がいないので、セメンザ以外の特定の1人がネカトしてきたとも思えない。

複数の共著者がデータねつ造・改ざんをしてきたのだろう。世界変動展望さんがこの事件は常態的で研究グループの組織的体質なのか、何か問題があったのでしょう。」(ココ)と指摘するようにセメンザ研究室の文化と習慣で、セメンザ研究室では画像操作が常態化していたのだろう。

《2》広田喜一 と麻酔科

関西医科大学・教授の広田喜一 は、約20年前の1999年8月16日~2002年2月15日の2年半、ジョンズ・ホプキンズ大学のセメンザ研究室・客員教授として滞在した。

セメンザの疑惑論文の内5論文は、その時の広田喜一の共著論文である。

広田喜一がネカトに関与したのかどうか不明だが、広田喜一の専門は麻酔科である。

2021年に大事件となった昭和大学の大嶽浩司(おおたけ ひろし)も麻酔科である。「撤回論文数」世界ランキングの上位にも、麻酔科医が多い。麻酔科とネカトは関係があるのだろうか?

筒井冨美は「麻酔科の研究倫理レベルが著しく低い。ネカトしても処分されない」と解説している。 → 2021年6月12日記事:東邦・女子医・昭和大:麻酔科で研究不正が多発する訳 | アゴラ 言論プラットフォーム、(保存版

白楽は、「研究倫理レベルが著しく低い。ネカトしても処分されない」のは日本全体の状況で、麻酔科の特徴とは思えない。しかし、程度問題なのか? つまり、日本全体が悪い中でも、麻酔科は特に悪いということなのか?

《3》ノーベル賞の返還・取消

ジョンズ・ホプキンズ大学がネカト調査をしてると思うが、ノーベル賞受賞者をクロと認定するのは、学術界も大学も負担が大きいだろう。

しかし、ジョンズ・ホプキンズ大学がグレッグ・セメンザ(Gregg Semenza)をクロと結論したら、ノーベル賞はどうなるのだろう?

ネカトでクロ判定された場合、名誉教授を剥奪した米国の大学はあった。賞や資格を取り消した組織もあった。しかし、研究者が自発的に名誉教授を返納したり(返納できるかどうか知らないが・・・)、賞や資格を返還したケースを、白楽は知らない。

アムネスティ・インターナショナルはアウンサンスーチーに授与した「良心の大使賞」を取り消したが、ノーベル賞委員会はアウンサンスーチーに授与したノーベル賞を取り消していない。 → 2017年9月9日記事:ノーベル賞委員会「スーチー氏のノーベル賞取り消しは不可能」保存版

たくさんのノーベル賞受賞者が受賞後、ネカトだけでなく、犯罪、人種差別発言など、いろいろなトラブルを起こしている。それでも、ノーベル賞は取り消されなかった。

セメンザがネカトでクロでも、ノーベル賞委員会はセメンザのノーベル賞を取り消さないだろう。

《4》ノーベル賞受賞者 

[この文章は以前の記事を修正・再利用している]

日本社会はノーベル賞受賞者を人格高潔で万能な超人扱いをする。

ノーベル賞受賞者が 厚顔無恥な傍若無人な言動 をしても、日本社会は、好意的、あるいは大目に見るように白楽は感じる。

単に有機化学の専門家だけなのに、国の教育再生会議の座長をしてしまう野依良治というノーベル賞受賞者がいた。有機化学の専門家であって教育は素人でしょうに、その人に、国の教育方針を任せる官僚のセンスを疑うし、引き受ける野依のセンスも疑う。

いちいち挙げないが、しかし、超人扱いの例はたくさんある。

では、ノーベル賞受賞者は研究成果だけでなく研究公正も優れているのだろうか?

白楽は否定的である。

科学的業績と規範的言動は基本的には全く別である。

しかし、あえて言えば、ノーベル賞受賞者は自己主張とズルさが人一倍強く、ネカト・クログレイはギリギリという研究者が多い、と思う。

ノーベル賞は研究者の倫理や人間性を評価しているわけではない。激しい研究競争を勝ち抜くには謙遜や温厚では無理だ。だから、当然と言えば当然だ。

もちろん、ノーベル賞受賞者には規範に優れた人もいるが、研究界全体の平均値と比較すれば平均値以下だろう。

今まで白楽ブログではノーベル賞受賞者の記事を4件取り上げた。

しかし、他にも問題者(含・研究公正以外)は以下のようにたくさんいる(網羅していない。順不同)。もう少し白楽ブログの記事に取り上げた方がいいかもしれませんね。

グレッグ・セメンザ(Gregg Semenza)。PHOTO: ALEXANDER MAHMOUD/COPYRIGHT: NobelPrize.org. Nobel Media AB 2021. Mon. 14 Jun 2021. <https://www.nobelprize.org/prizes/medicine/2019/semenza/photo-gallery/>

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日本がスポーツ、観光、娯楽を過度に追及する現状は日本の衰退を早め、ギリシャ化を促進する。今後、日本に飛躍的な経済の発展はない。科学技術と教育を基幹にした堅実・健全で成熟した人間社会をめざすべきだ。科学技術と教育の基本は信頼である。信頼の条件は公正・誠実(integrity)である。人はズルをする。人は過ちを犯す。人は間違える。その前提で、公正・誠実(integrity)を高め維持すべきだ。
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●9.【主要情報源】

① ウィキペディア日本語版: グレッグ・セメンザ – Wikipedia
② ウィキペディア英語版:Gregg L. Semenza – Wikipedia
③ 2020年10月7日のレオニッド・シュナイダー(Leonid Schneider)のブログ:Gregg Semenza: real Nobel Prize and unreal research data – For Better Science
④ 2020年10月19日の著者不記載の記事:2019 Nobel Prize winner Semenza overturned: the paper is suspected of fraud, netizens: P picture is a scientific research weapon? | domeet webmaster
⑤ 202x年x月xx日:The Nobel Prize winner is suspected of academic misconduct! More than 30 papers were allegedly suspected of falsifying, copying and pasting P pictures. Collaborators included Chinese scholars… – Programmer Sought
★記事中の画像は、出典を記載していない場合も白楽の作品ではありません。

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