「博士号はく奪」:材料工学:シャオシン・イエ、叶肖鑫(Xiaoxin Ye)(中国)

2019年4月21日掲載

ワンポイント:シャオシン・イエは、清華大学深セン大学院校(Tsinghua University’s Graduate School at Shenzhen)で、2015年に研究博士号(PhD)を取得し、2015年9月-2017年2月は大阪大学・接合科学研究所の近藤勝義教授の特任研究員だった。2016年3月、シャオシン・イエ(28歳?)の論文にネカト疑惑が発生し、清華大学深セン大学院校は調査の結果、画像をあちこちで流用した自己盗用・ねつ造と結論した。2014-2015年の15論文が撤回され、2017年4月(29歳?)、博士号ははく奪された。ネカト論文を発表した後に大阪大学のポスドクに採用され、1年半の間に11報の論文を出版したのだが、困ったことに、大阪大学はこれら11論文のネカト調査をしていない。国民の損害額(推定)は2億円(大雑把)。シャオシン・イエ事件は、「2018年ネカト世界ランキング」の「1」の7番目の事件である。

ーーーーーーー
目次(クリックすると内部リンク先に飛びます)
1.概略
2.経歴と経過
3.動画
4.日本語の解説
5.不正発覚の経緯と内容
6.論文数と撤回論文
7.白楽の感想
8.主要情報源
9.コメント
ーーーーーーー

●1.【概略】

シャオシン・イエ、叶肖鑫(Xiaoxin Ye、写真出典)は、中国の清華大学深セン大学院校(Tsinghua University’s Graduate School at Shenzhen)で2015年に研究博士号(PhD)を取得し、2015年9月―2017年2月に大阪大学・接合科学研究所の近藤勝義教授の特任研究員だった。専門は材料工学(材料科学・プロセス・解析)。

清華大学は、北京市にある中国で最高位の大学で深センにも大学院がある。シャオシン・イエは深センの方の清華大学深セン大学院校(Tsinghua University’s Graduate School at Shenzhen)に在籍し、2015年に研究博士号(PhD)を取得した。

2015年9月-2017年2月、大阪大学・接合科学研究所の近藤勝義教授の特任研究員(ポスドク)だった。この1年半の間に、11論文を出版した。内4報は第一著者である。

2016年3月(28歳?)、大阪大学に在籍中、中国で、シャオシン・イエの論文にネカト疑惑が起こった。

2017年2月(29歳?)、任期途中で大阪大学を辞職し、中国に帰国した。

2017年4月28日(29歳?)、清華大学深セン大学院校は調査の結果、シャオシン・イエの多数の論文に画像の自己盗用・ねつ造があったと結論した。博士論文にも同様のネカトがあり、シャオシン・イエに2015年に授与した博士号をはく奪した。但し、公表しなかった。

その後、2014-2015年に発表した15論文が撤回された。但し、この撤回論文には大阪大学で発表した11論文は入っていない。というか、大阪大学はシャオシン・イエが発表した11論文のネカト調査をしていない。

2018年10月19日(30歳?)、清華大学はシャオシン・イエの博士号はく奪を公表した。

シャオシン・イエ事件は、「2018年ネカト世界ランキング」の「1」の7番目の事件である。

清華大学は、「Times Higher Education」の2019年大学ランキングで中国第1位、世界第22位の大学である。World University Rankings 2019 | Times Higher Education (THE)

清華大学深セン大学院校(Tsinghua University’s Graduate School at Shenzhen)。写真出典Chonghaiyatsingxiao [CC BY-SA 4.0], via Wikimedia Commons https://www.dur.ac.uk/international/studyabroad/exchange/outgoing/partnerunis/tsinghua/

  • 国:中国
  • 成長国:中国
  • 研究博士号(PhD)取得:清華大学深セン大学院校
  • 男女:男性
  • 生年月日:不明。仮に1988年1月1日生まれとする。2010年に大学院入学した時を22歳とした
  • 現在の年齢:33歳?
  • 分野:材料工学
  • 最初の不正論文発表:2014年(26歳?)
  • 発覚年:2016年(28歳?)
  • 発覚時地位:大阪大学・接合科学研究所・特任研究員
  • ステップ1(発覚):第一次追及者は同じ分野の研究者。ノルウェーのオスロ大学(University of Oslo)のバイオマテリアル研究者であるハンナ・ティアネン準教授(Hanna Tiainen)
  • ステップ2(メディア): 「撤回監視(Retraction Watch)」、「パブピア(PubPeer)」、中国の新聞
  • ステップ3(調査・処分、当局:オーソリティ):①学術誌・編集部。②清華大学深セン大学院校・調査委員会。
  • 大学・調査報告書のウェブ上での公表:あり
  • 大学の透明性:実名報道で機関もウェブ公表(〇)
  • 不正:自己盗用、ねつ造・改ざん
  • 不正論文数:15論文が撤回。他のすべての論文もネカトと思われる
  • 時期:研究キャリアの初期から
  • 職:事件後に研究職(または発覚時の地位)を続けられなかった(Ⅹ)。学位取消(Ⅹ)
  • 処分:博士号はく奪
  • 日本人の指導教授・友人: 近藤勝義(大阪大学・接合科学研究所)はポスドク時代の指導教授

【国民の損害額】
国民の損害額:総額(推定)は2億円(大雑把)。

●2.【経歴と経過】

  • 生年月日:不明。仮に1988年1月1日生まれとする。2010年に大学院入学した時を22歳とした
  • 2010年(22歳?):清華大学深セン大学院校(Tsinghua University’s Graduate School at Shenzhen)・大学院入学
  • 2015年(27歳?):同大学で研究博士号(PhD)を取得
  • 2015年9 月1日(27歳?):大阪大学 接合科学研究所・特任研究員
  • 2016年3月(28歳?):ネカト疑惑
  • 2017年2月28日(29歳?):大阪大学 接合科学研究所・退職。中国に帰国
  • 2017年4月(29歳?):博士号がはく奪された
  • 2018年10月(30歳?):清華大学深セン大学院校が事件を公表

●3.【動画】

【動画1】
ニュース動画:「现代电视_FinTV_财华社_财华网 – 清華博士11篇論文被撤稿 學校:已撤銷造假者學位」(中国語)2分11秒。
2018-10-22に公開
サイトの動画をクリック → 现代电视_FinTV_财华社_财华网 – 清華博士11篇論文被撤稿 學校:已撤銷造假者學位

●5.【不正発覚の経緯と内容】

清華大学深セン大学院校(Tsinghua University’s Graduate School at Shenzhen)は、ネカトに対してゼロ・トレランス方針(全く許さず、違反した場合は厳罰処分)を宣言している。

シャオシン・イエ、叶肖鑫(Xiaoxin Ye)は、清華大学深セン大学院校の2010-2015年の院生の時に18論文を出版し、内16論文が第一著者だった。

2016年2-3月頃(28歳?)、ノルウェーのオスロ大学(University of Oslo)のバイオマテリアル研究者であるハンナ・ティアネン準教授(Hanna Tiainen、写真出典)らは、シャオシン・イエの多くの論文で「まったく異なる実験結果なのに同じ画像が別の論文で使われている」という自己盗用・データねつ造の証拠を見つけた。

ネカトを見つけた切っ掛けは、ティアネン準教授が自分の論文を投稿した時、査読者が特定の論文(シャオシン・イエ論文)を引用するよう非常に強く指示してきたことだ。それで、その論文を詳しく読んだ。その結果、シャオシン・イエの論文に多数のネカトがあることを見つけた。

2016年3月(28歳?)、シャオシン・イエ論文のネカト疑惑は、シャオシン・イエの指導教員だったグオイン・タン教授(Guoxuan Tang 、唐国翌、写真同)に通報された。タン教授は、疑惑の通報を受け、調査グループを立ち上げ、シャオシン・イエが第一著者になっている16論文の調査を始めた。調査した結果、ネカト濃厚だと清華大学深セン大学院校に伝えた。

2017年1月(29歳?)、タン教授からの報告を受け、清華大学深セン大学院校は正式な調査を開始した。

2017年4月28日(29歳?)、清華大学深セン大学院校は調査の結果、シャオシン・イエは自分の画像をあちこちの論文に流用する自己盗用・ねつ造があったと結論した。博士論文にも同様のネカトがあり、シャオシン・イエに2015年に授与した博士号をはく奪した。但し、この時点では公表しなかった。

清華大学深セン大学院校はシャオシン・イエの論文に自己盗用とデータねつ造があったことを学術誌に連絡し、2014.‐2016年にシャオシン・イエが発表した11論文の撤回を依頼した。論文は撤回された。

2017年6月(29歳?)、シャオシン・イエの指導教員だったグオイン・タン教授は材料工学学科長で新物質研究所の副所長だったが、ネカト事件を受け、学科長と副所長職を解任され、さらに、院生を指導する資格がはく奪された。タン教授は、その後、清華大学を退職した(解雇された?)。

2018年10月19日(30歳?)、清華大学深セン大学院校はシャオシン・イエの博士号はく奪を公表した。

(出典:清華大学深セン大学院校):http://www.sohu.com/a/270422278_354973

【ネカトの具体例】

指摘されたネカトは、同じ論文内での画像の重複使用(ねつ造)、また、自分の別論文で使用した画像をラベルを変えての再使用(自己盗用、ねつ造)だった。

シャオシン・イエのネカトの典型例を1つ以下に示す。

★「2014年のJournal of Materials Research」論文

「2014年のJournal of Materials Research」論文の書誌情報を以下に示す。2018年4月12日、撤回された。

どの部分がどのように不正だったのか、パブピアで見てみよう。

2018年6月10日、図5の微細構造像の(g) 326 Hz, (h) 360 Hzと異なるハズなのに、同じ画像が使われていると、指摘された「Anthocephalum Alicae: (commented June 10th, 2018 10:26 AM and accepted June 11th, 2018 4:43 AM)」。

以下のパブピアの図の出典:https://pubpeer.com/publications/94B527D29C4204B27C78DBA621833B#1

★厳罰化

清華大学はシャオシン・イエ事件を受けてネカトに関する規則を厳罰化した。
→ 2019年4月11日記事:Tsinghua University toughens punishment on student academic misconduct

発表した論文にねつ造・改ざん・盗用が見つかれば学生は退学処分。卒業生の場合、大学記録(school record)の処分(白楽注:学位はく奪?)で制裁する。

学術上の不正行為には、ねつ造・改ざん・盗用以外に、他の学生のレポートの盗用または侵害、他人の研究結果の歪曲、研究データ・資料・論文批評の改ざん、他の研究者の貢献のねつ造・隠蔽(著者在順)、ゴーストライティングサービスの提供または使用(代筆、論文代行)を含む。

新しい規則は、従来の規則より不正行為の範囲を広げ、宿題や実験レポートでの盗用なども処分の対象にした。学業規則に違反した学生に、奨学金の申請不可、名誉称号のはく奪なども新たに加えた。

【ネカト以外】

★ポスドクで学術誌の編集長

シャオシン・イエ(Xiaoxin Ye)は、中国で博士号を取得後、2015年9月1日-2017年2月28日の1年半、大阪大学・接合科学研究所でポスドク(特任研究員)をしていた。

その時、シャオシン・イエ(Xiaoxin Ye)は学術誌「Journal of Biochips & Tissue chips」の編集長をしていた。
→ Journal of Biochips & Tissue chips:
Journal of biochips & tissue chips – RWTH Publications

編集長の記録の文書。以下の文書をクリックすると、PDFファイル(5ページ)が別窓で開く。

ポスドクで学術誌の編集長を務めるのは異例中の異例である。勿論、悪いことではない。むしろ素晴らしいことだ。但し、まともな学術誌ならの話だ。

学術誌「Journal of Biochips & Tissue chips(現在の誌名はJournal of Bioengineering & Biomedical Science)」は捕食学術業として有名なオミックス・インターナショナル社(OMICS International)の学術誌である。となると、決して褒められたことではない。
→ 企業:学術業(academic business):オミックス・インターナショナル社(OMICS International)(インド)

シャオシン・イエ(Xiaoxin Ye)はオミックス・インターナショナル社にダマされてというより、オミックス・インターナショナル社に自分を売り込んで、編集長になったのだろう。

ノルウェーのハンナ・ティアネン準教授に、強引に特定の論文(シャオシン・イエ論文)の引用するよう指示した査読者は、編集長の立場を利用したシャオシン・イエだと思われる。

また、以下に示すように、編集長になる前後には、オミックス・インターナショナル社から学術誌「Journal of Biochips & Tissue chips(現在の誌名はJournal of Bioengineering & Biomedical Science)」の編集員にもなっていた。
→ 2019年4月20日現在も清華大学の所属で編集員になっている(リストに入っている):Editorial Board Members – Journal of Bioengineering and Biomedical Science

★下家浩二が編集長

この部分は、シャオシン・イエ(Xiaoxin Ye)事件とは直接の関係はない。

シャオシン・イエ(Xiaoxin Ye)が編集長になっていた学術誌「Journal of Bioengineering & Biomedical Science」の2019年4月20日現在の編集長は、関西大学・化学生命工学部・教授の下家浩二(シモケ コウジ)である。下家浩二はこの学術誌が捕食学術誌であることを承知で編集長になっているのだろうか?
→ 以下の図出典:Editor – Koji Shimoke | Kansai University | 3088、(保存版
→ 下家 浩二 – 化学生命工学部 生命・生物工学科

●6.【論文数と撤回論文とパブピア】

2019年4月20日現在、パブメド(PubMed)で、シャオシン・イエ(Xiaoxin Ye)の論文を「Xiaoxin Ye [Author]」で検索した。この検索方法だと、2002年以降の論文がヒットするが、2013-2019年の7年間の11論文がヒットした。11論文の内、2論文は2018年・2019年に出版しているが、所属はオーストラリアである。ここで問題にしているシャオシン・イエ(Xiaoxin Ye)とは別人と思われる。

その2論文を除いた9論文の内、8論文がグオイン・タン教授(Tang Guoxuan)が共著者になっていた。

大阪大学・接合科学研究所の特任研究員だった時の論文はヒットしなかった。

パブメドでは、以下の2014-2015年の5論文が撤回されていた。5論文ともグオイン・タン教授(Tang Guoxuan)が共著者になっている。

  1. Retraction notice to “Mechanical properties and phase transition of biomedical titanium alloy strips with initial quasi-single phase state under high-energy electropulses” JCBM 42 (2015) 100-115.
    Ye X, Tse ZTH, Tang G, Song G.
    J Mech Behav Biomed Mater. 2018 Dec;88:549. doi: 10.1016/j.jmbbm.2018.09.028. No abstract available.
  2. Retraction notice to ” Effects of high-energy electro-pulsing treatment on microstructure, mechanical properties and corrosion behavior of Ti-6Al-4V alloy” [MSEC Volume 49, Year 2015, Pages 851-860].
    Ye X, Wang L, Tse ZTH, Tang G, Song G.
  3. Effect of coupling asynchronous acoustoelectric effects on the corrosion behavior, microhardness and biocompatibility of biomedical titanium alloy strips.
    Ye X, Tang G.
    J Mater Sci Mater Med. 2015 Jan;26(1):5371. doi: 10.1007/s10856-014-5371-5. Epub 2015 Jan 18. Retraction in: J Mater Sci Mater Med. 2016 Nov;27(11):173.
  4. Mechanical properties and phase transition of biomedical titanium alloy strips with initial quasi-single phase state under high-energy electropulses.
    Ye X, Tse ZT, Tang G, Song G.
    J Mech Behav Biomed Mater. 2015 Feb;42:100-15. doi: 10.1016/j.jmbbm.2014.11.009. Epub 2014 Nov 20. Retraction in: J Mech Behav Biomed Mater. 2018 Dec;88:549.
  5. Effect of electropulsing treatment and ultrasonic striking treatment on the mechanical properties and microstructure of biomedical ti-6Al-4V alloy.
    Ye X, Ye Y, Tang G.
    J Mech Behav Biomed Mater. 2014 Dec;40:287-296. doi: 10.1016/j.jmbbm.2014.08.022. Epub 2014 Sep 3. Retraction in: J Mech Behav Biomed Mater. 2018 Dec;88:548.

★撤回論文データベース

2019年4月20日現在、「撤回監視(Retraction Watch)」の撤回論文データベースでシャオシン・イエ(Xiaoxin Ye)を検索すると、16論文がヒットし、2014-2015年の15論文が撤回されていた。Retraction Watch Databaseの上右「Nature of Notice」の右にチェックを入れ、「Retraction」にすると、撤回論文(数)が表示される。

大阪大学・接合科学研究所の特任研究員だった時の論文は1論文もヒットしなかった。

★パブピア(PubPeer)

2019年4月20日現在、「パブピア(PubPeer)」はシャオシン・イエ(Xiaoxin Ye)の7論文にコメントしている:PubPeer – Search publications and join the conversation.

●7.【白楽の感想】

《1》根っからのネカト者

シャオシン・イエ(Xiaoxin Ye)は20代でネカトをし、15論文が撤回された。その上、ポスドク時代に学術誌「Journal of Biochips & Tissue chips」の編集員にもなっていた。この学術誌は捕食学術誌である。

シャオシン・イエは、推測するに、研究を始めた最初から、論文発表に関する研究規範を間違えて受け入れ育ってきたように思える。

こうなると、修正は難しい。

《2》大阪大学・接合科学研究所・近藤勝義

シャオシン・イエ(Xiaoxin Ye)は、中国で博士号を取得後、2015年9月1日-2017年2月28日の1年半、大阪大学・接合科学研究所でポスドクをしていた。引き受けた人は近藤勝義教授(写真出典)である。

この1年半に以下の11論文を出版した。内4報は第一著者である。ポスドクに来る直前の大学で多量のネカト論文が見つかり、15報が撤回された。近藤研究室滞在中に出版した11論文でもネカトをしていたと考えるのは至極普通だ。

そして、近藤勝義教授はシャオシン・イエ(Xiaoxin Ye)が博士号はく奪されたことも、ポスドクに来る直前の大学の10数論文が撤回されたことも知っているはずだ。

近藤勝義教授は調査をしないのだろうか? 知っているのに調査しないのは、公正が大きく欠ける。盗品と知りつつ物品を買う盗品故買商みたいな印象を受ける。近藤勝義教授本人でなくとも、あるいは、近藤勝義教授周辺の人が大阪大学に調査を依頼しないのだろうか? 大阪大学・本部の研究公正担当者が自発的に調査しないのだろうか?

大阪大学はネカト調査・処分・公表などネカト対処のレベルが低く、悪名が高い大学の1つと言われている。善処を望みたい。

白楽が通報しないと、大阪大学は動かない? 通報しても、動かない?

近藤勝義研究室の論文リストから、シャオシン・イエ(Xiaoxin Ye)の1年半のポスドク時代に出版した11論文を選んで、以下にリストした。出典:http://www.jwri.osaka-u.ac.jp/~dpt6/Paper.pdf

  1. B. Chen, J. Shen, X. Ye, J. Umeda, K. Kondoh: Advanced mechanical properties of powder metallurgy commercially pure titanium with a high oxygen concentration, Journal of Material Research, 32 19 (2017) 3769-3776, DOI:10.1557/jmr.2017.338.
  2. B. Chen, J. Shen, X. Ye, L. Jia, S. Li, J. Umeda, M. Takahashi, K. Kondoh: Length effect of carbon nanotubes on the strengthening mechanisms in metal matrix composites, Acta Materialia, 140 (2017) 317-325, DOI:10.1016/j.actamat.2017.08.048.
  3. X.X. Ye, B. Chen, J.H. Shen, J. Umeda, K. Kondoh: Microstructure and strengthening mechanism of ultrastrong and ductile Ti-xSn alloy processed by powder metallurgy, Journal of Alloys and Compounds, 709 (2017) 381-393, DOI:10.1016/j.jallcom.2017.03.171.
  4. B. Chen, J. Shen, X. Ye, H. Imai, J. Umeda, M. Takahashi, K. Kondoh: Solid-state interfacial reaction and load transfer efficiency in carbon nanotubes (CNTs)-reinforced aluminum matrix composites, Carbon, 114 (2017) 198-208, DOI:10.1016/j.carbon.2016.12.013.
  5. X.X. Ye, H. Imai, J.H. Shen, B. Chen, G.Q. Han, J. Umeda, M. Takahashi, K. Kondoh: Dynamic recrystallization behavior and strengthening-toughening effects in a near-α Ti-xSi alloy processed by hot extrusion, Materials Science & Engineering A, 684 (2017) 165-177, DOI:10.1016/j.msea.2016.12.054.
  6. J. Shen, B. Chen, X. Ye, H. Imai, J. Umeda, K. Kondoh: The formation of bimodal multilayered grain structure and its effect on the mechanical properties of powder metallurgy pure titanium, Materials and Design, 116 (2017) 99-108, DOI:10.1016/j.matdes.2016.12.004.
  7. X.X. Ye, H. Imai, J.H. Shen, B. Chen, G.Q. Han, J. Umeda, K. Kondoh: Study of twinning behavior of powder metallurgy Ti-Si alloy by interrupted in-situ tensile tests, Materials Science & Engineering A, 679 (2017) 543-553, DOI:10.1016/j.msea.2016.10.070.
  8. X.X. Ye, H. Imai, J.H. Shen, B. Chen, G.Q. Han, J. Umeda, M. Takahashi, K. Kondoh: Strengthening-toughening mechanism study of powder metallurgy Ti-Si alloy by interrupted in-situ tensile tests, Journal of Alloys and Compounds 694 (2017) 82-92, DOI:10.1016/j.jallcom.2016.09.319.
  9. J. Shen, H. Imai, B. Chen, X. Ye, J. Umeda, K. KONDOH: Highly Thermally Stable Microstructure in Mg Fabricated Via Powder Rolling, JOM, 68 12 (2016) 1-6, DOI:10.1007/s11837-016-2209-2.
  10. G. Han, J. Shen, X. Ye, B. Chen, H. Imai, K. Kondoh, W. Du: The influence of CNTs on the microstructure and ductility of CNT/Mg composites, Materials Letters, 181 (2016) 300-304.
  11. J. Shen, H. Imai, B. Chen, X. Ye, J. Umeda, K. Kondoh: Deformation mechanisms of pure Mg materials fabricated by using pre-rolled powders, Materials Science & Engineering A, 658 (2016) 309-320.

ーーーーーー
日本がもっと豊かに、そして研究界はもっと公正になって欲しい。正直者が得する社会に!
ーーーーーー
ブログランキング参加しています。
1日1回、押してネ。↓

ーーーーーー

出典:http://www.sohu.com/a/270422278_354973

●8.【主要情報源】

① 2018年10月22日のアダム・マーカス(Adam Marcus)記者の「撤回監視(Retraction Watch)」記事:Graduate student in China stripped of PhD after investigation that led to a dozen retractions – Retraction Watch
② 2018年10月24日のミミ・リョン(Mimi Leung)記者の「University World News」記事:Tsinghua admits revoking PhD, after misconduct reported、(保存版)
③ ◎2018年10月22日の記事:清华回应“撤稿门”:取消涉事学生博士学位,导师副所长职务被撤,已办理退休手续_唐国翌、(保存版)
④ 2018年10月23日のマンディ・ズオ(Mandy Zuo)記者の「South China Morning Post」記事:Tsinghua University says it revoked PhD after blog reveals plagiarism and misconduct、(保存版)
★記事中の画像は、出典を記載していない場合も白楽の作品ではありません。

●コメント

注意:お名前は記載されたまま表示されます。

Subscribe
更新通知を受け取る »
guest
1 コメント
Inline Feedbacks
View all comments
いちのすけ
いちのすけ
2019年4月24日 7:20 PM

関西大学の教員情報
http://gakujo.kansai-u.ac.jp/profile/ja/caZe6f411u94b25a907c0f897feK.html
によれば下家浩二教授はOMICSの別の雑誌
Clinical Pharmacology and BiopharmaceuticsのExecutive Editor
もされており,2012年以降2018年までの論文はほぼすべて
これらの2誌で発表されていますね。