無罪:コンピュータ学:タオ・リー、李涛(Tao Li)(米)

2020年2月24日掲載 

ワンポイント:フロリダ大学・リー研究室の院生・ウイシャン・チェン、陈慧祥(Huixiang Chen)は、自分の論文にデータ不正があると思った。そのことをリー教授に説明したが、受け入れられず、2019年6月、自殺した。しかし、2019年12月(46歳?)、学会・調査委員会は論文にネカトはなかったと結論した。誤解して自殺した院生の悲劇。誤解による激しい攻撃を受けたリー教授の悲劇。国民の損害額(推定)は2億円(大雑把)。

【追記】
・2021年8月13日記事:チェンの家族が大学を被告に:UF grad student’s family files claim against university after suicide
・2021年4月23日記事:リー教授辞職:University of Florida Professor Resigns Amid Investigations Into Student’s Suicide – WUFT News
・2021年3月17日記事:ネカトあり、有罪:After grad student suicide, misconduct findings, university suspends professor – Retraction Watch、調査報告書:Microsoft Word – JIC Public Announcement – Final.docx
・2021年3月1日記事:UF professor placed on leave amid student suicide investigation | wtsp.com

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目次(クリックすると内部リンク先に飛びます)
1.概略
2.経歴と経過
3.動画
5.不正発覚の経緯と内容
6.論文数と撤回論文とパブピア
7.白楽の感想
9.主要情報源
10.コメント
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●1.【概略】

タオ・リー、李涛(Tao Li、ORCID iD:?、写真出典)は、中国で修士号を取得後、渡米し、米国のロチェスター大学で研究博士号(PhD)を取得した。その後、米国のフロリダ大学(University of Florida)・教授になった。専門はコンピュータ学である。

この記事はリー教授のネカト事件の記事だが、実は、リー教授はネカト無罪である。本記事では、リー教授のネカト内容(疑惑)をそこそこにし、関連した自殺事件を中心に記述する。

2019年6月14日(46歳?)、リー研究室の中国人・院生のウイシャン・チェン、陈慧祥(Huixiang Chen)は、自分の論文にデータ不正があると思い込んだ。ところが、リー教授にネカトだと主張しても説得できなかった。それで、学会の開催8日前、研究室で自殺した。

リー教授は世間から激しい攻撃を浴びた。

2019年12月1日(46歳?)、ところが、学会・調査委員会は慎重に調査した結果、論文にネカトはなかったと結論した。

フロリダ大学・コンピュータ・情報科学(School of Computing and Information Sciences, University of Florida)。写真出典

  • 国:米国
  • 成長国:中国
  • 医師免許(MD)取得:なし
  • 研究博士号(PhD)取得:ロチェスター大学
  • 男女:男性
  • 生年月日:不明。仮に1973年1月1日生まれとする。1995年に大学を卒業した時を22歳とした
  • 現在の年齢:51 歳?
  • 分野:コンピュータ学
  • 最初の不正疑惑論文発表:2019年(46歳?)
  • 不正疑惑論文発表:2019年(46歳?)
  • 発覚年:2019年(46歳?)
  • 発覚時地位:フロリダ大学・教授
  • ステップ1(発覚):第一次追及者は中国人・院生のウイシャン・チェン、陈慧祥(Huixiang Chen)で、遺書を社会メディアに公表
  • ステップ2(メディア):多くのメディア
  • ステップ3(調査・処分、当局:オーソリティ):①学会・調査委員会。②フロリダ大学・調査委員会
  • 大学・調査報告書のウェブ上での公表:なし
  • 大学の透明性:実名でウェブ公表(〇)
  • 不正:ねつ造・改ざんは無罪
  • 不正疑惑論文数:1報
  • 時期:研究キャリアの中期から
  • 職:事件後に研究職(または発覚時の地位)を続けた(〇)
  • 処分:なし
  • 日本人の弟子・友人:不明

【国民の損害額】
国民の損害額:総額(推定)は2億円(大雑把)。

●2.【経歴と経過】

出典:TaoLi-August-2013.pdf

  • 生年月日:不明。仮に1973年1月1日生まれとする。1995年に大学を卒業した時を22歳とした
  • 1995年(22歳?):中国の福州大学(Fuzhou University)で学士号取得:コンピュータ学
  • 1998年(25歳?):中国の中国科学院(Chinese Academy of Science)で修士号取得:コンピュータ学
  • 2000年(27歳?):米国のオクラホマ州立大学(Oklahoma State University)で修士号取得:コンピュータ学
  • 2004年(27歳):米国のテキサス大学オースティン校(University of Texas at Austin)で研究博士号(PhD)を取得:でコンピュータ工学
  • 2004年(31歳?):米国のロチェスター大学(University of Rochester)で研究博士号(PhD)を取得:でコンピュータ工学
  • 2004年8月(31歳?):フロリダ大学(University of Florida)・助教授
  • 2009年8月(36歳?):同・助教授、その後、正教授
  • 2019年6月14日(46歳?):院生チェンがネカトと思い込み、自殺
  • 2019年12月1日(46歳?):学会はネカトではなかったと結論

【受賞】
・フロリダ大学・博士論文アドバイザー/メンター賞:2013-2014年と2011-2012年(University of Florida Doctor Dissertation Advisor/Mentoring Award for 2013-2014 and 2011-2012)

●3.【動画】

【動画1】
学生風の2人の男女が事件を説明している動画:「ネカトに遭遇した場合はどうなりますか? あなたの良心を乱す代わりに、あなたはあなたの内部の矛盾をオープンにして外部に立ち上がって戦うことができます | 中国の博士院生・ウイシャン・チェンの自殺について話すマインドフルネスから(遇到学术造假怎么办?与其让自己良心不安,不如把内心矛盾公开化、外部化,站出来抗争 | 从正念谈在美国中国博士Huixiang Chen 陈慧祥自杀事件 | 中国博士在欧美是否真) – YouTube」(中国語)27分16秒。
Mindiverse Lifeが2019/07/05 に公開

【動画2】
「タオ・リー」と自己紹介。
以下は事件の動画ではない。
研究の講演動画:「System Event Mining: Algorithms and Applications part 1 – YouTube」(英語)1時間32分50秒。
KDD2017 videoが2017/11/17に公開

●5.【不正発覚の経緯と内容】

★院生チェンの自殺

2019年6月22-26日、米国のフェニックスでコンピュータ・アーキテクチャ(基本設計概念)の大きな学会「ISCA 2019」学会(International Symposium on Computer Architecture)が開催された。

http://archive.ph/wip/zmOb4

2019年6月14日朝8時、「ISCA 2019」学会の開催8日前、この学会で発表する予定だったリー研究室の中国人・院生のウイシャン・チェン、陈慧祥(Huixiang Chen、写真出典)が、フロリダ大学(University of Florida)の研究室で自殺しているのが発見された。

院生・チェンが自殺前にリー研究室の他の院生に送信したメールから、事件の原因は「ISCA 2019」学会にあったことは明白である。

院生・チェンは、講演論文の実験デザインとデータに不正があると主張していたが、指導教授のリー教授を説得できなかった。つまり、リー教授は講演論文の撤回に同意しなかった。

ネカト論文を発表することは、研究者としてのキャリアにかなりのダメージになると、院生・チェンは、深刻に悩んだ。そして、「私はすべての状況を繰り返し検討し、逃げ道はないと感じました。自殺して、問題を解決します」と友人へ遺書メールを送った。

以下は、院生チェンの遺書(中国語)の冒頭部分(出典:The Hidden Story Behind the Suicide PhD Candidate Huixiang Chen

冒頭部分を白楽がかいつまんで(適当に)以下に訳した。

尊敬する研究仲間の皆様へ

この文章をお読みになられていることは、私はすでに亡くなったことを意味しています。

ご存知のように、昨年12月以来、私は非常に短い時間でISCA論文を執筆しました。論文は、すぐ投稿され、受理されました。 この論文の6人の査読者のうち、4人はタオ・リーの友人です。この論文には非常に深刻な問題が含まれています。研究プランはズサンです。査読者はそれに注意を払っていません。

以下略

院生・チェンはネカトを疑い、それを否定するリー教授との関係で苦しんでいた。

院生・チェンの死後、友人に相談していたメールのやり取り(中国語)がウェブにアップされた(以下はその一部。出典:The Hidden Story Behind the Suicide PhD Candidate Huixiang Chen)。

2019年7月1日、自殺2週間後、院生チェンの自殺について、ツイッター・サイト(英語)が開設された。
 → Voice for Huixiang(@VHuixiang)さん | Twitter

2019年7月11日、院生チェンの葬儀がフロリダ大学のキャンパスで執り行われた。中国から来た両親(写真出典:http://gainesvillesun.fl.newsmemory.com/?publink=2636e0da8)、親族、友人150人余りが参加した。
 → 2019年7月xx日記事(動画あり):Memorial for Huixang Chen held Wednesday afternoon

★大学の対応

2019年7月3日、自殺3週間後、フロリダ大学のナンシー・ペイトン広報担当副学長(Nancy Paton、写真出典)は院生・チェンの自殺について、声明を発表した。
 → July – Student death – Statements – University of Florida、(保存版

フロリダ大学は、電気コンピュータ工学科の博士候補者であるウイシャン・チェン(Huixiang Chen)氏の死を取り巻く状況を調査し続けています。

チェン氏は6月13日、自殺し、教員アドバイザーによる研究不正の可能性を示唆するメモを残しました。大学はこれらの問題を適切に、かつ徹底的に調査しています。大学は、フロリダ大学警察部の調査に加えて、専門知識を持つ独立調査員を任命し、チェン氏の死を取り巻く状況も調査しています。私たちは、教職員に公正、誠実、規範の最高の水準を維持するよう要請し、学生に対して適切な行動と扱いを要請しています。

私たちチェン氏の喪失に深く悲しみ、彼の家族や友人へ深い哀悼の意を表します。チェン氏の葬儀は7月10日水曜日午後2時にボーマンセンター(Baughman Center)で執り行なわれる予定です。

2019年7月4日、自殺3週間後、フロリダ大学・院生協議会は院生チェンの自殺について、フロリダ大学が調査するよう声明を発表した(以下の声明出典)。なお、上記したように、その前日、フロリダ大学のペイトン広報担当副学長は「調査する」と発表していた。

 

2019年7月10日(46歳?)、院生チェンが自殺したことを重く見て、フロリダ大学・教員組合( United Faculty of Florida at UCF)も声明を発表した。
 → 2019年7月10日:United Faculty of Florida » UFF-UF Urges Transparency in the Investigation of the Death of Huixiang Chen (Press Release)

フロリダ大学・教員組合は、ウイシャン・チェン(Huixiang Chen)氏の死に関する調査での透明性を要求します。

フロリダ大学・教員組合は、2019年6月13日に博士候補生および大学院助手だったウイシャン・チェン(Huixiang Chen)氏の死を悼むメンバーに加わります。

フロリダ大学が、チェン氏の死亡時に申し立てたネカトの可能性を調査したことを賞賛しますが、過当な労働条件と海外留学生の不当な扱いについて、他にも問題があると、申し立てられています。

フロリダ大学の学生と仲間の教員の福祉を懸念する労働組織として、私たちは大学がチェン氏の死を取り巻くこれらの申し立てをすべて調査し、その過程を完全かつ透明に報告するよう要請いたします。

★データ不正はなかった

2019年8月4日(46歳?)、自殺2か月後、「ISCA 2019」学会(正確には母体であるIEEE TCCA 学会とACM SIGARCH学会)は院生・チェンが自殺したことを重く見て、講演論文にデータ不正があったかどうかの調査を開始した。
 → 2019年8月4日記事:SIGARCH/TCCA statement on investigating reviewing irregularities | SIGARCH

2019年12月1日(46歳?)、調査開始4か月後、「ISCA 2019」学会は「講演論文にネカトはなかった」と結論した。 → 2019年12月1日記事:Outcome of investigation on ISCA 2019 paper | SIGARCH

「ISCA 2019」学会の調査委員会は、講演論文の査読を行ないました。委員会は、問題の論文を、学会発表ガイドラインおよび二重盲検の査読慣行に従って評価しました。その結果、不適切だったという証拠は見つかりませんでした。―――委員長:ババク・ファルサフィ(Babak Falsafi)とジョセップ・トレラス(Josep Torrellas)

2020年1月28日(47歳?)、しかし、ウイシャン・ヴォイス(Huixiang Voice)が「ISCA 2019」学会の調査報告書は「ヘンだ!」と具体的証拠を示して批判している。 → 2020年1月28日記事:Evidence Puts Doubts on the IEEE/ACM’s Investigation

白楽は、ウイシャン・ヴォイス(Huixiang Voice)の主張の正否を判断できない。ウイシャン・ヴォイスが指摘した証拠をここに示さないが、しかし、学会の調査員が「ネカトはなかった」と結論した。それをひっくり返すのは容易ではないだろう。

2020年2月23日現在(47歳?)、フロリダ大学(University of Florida)は調査中のためか、調査報告書を公表していない(白楽が見落とした?)。

●6.【論文数と撤回論文とパブピア】

論文数は調べていない。

★パブメド(PubMed)

生命科学ではないので、パブメド(PubMed)では調べていない。

★撤回論文データベース

2020年2月23日現在、「撤回監視(Retraction Watch)」の撤回論文データベースでタオ・リー、李涛(Tao Li)を「Li, Tao」で検索すると、15論文がヒットし、15論文が撤回されていた。

ただし、所属を「University of Florida」に限定すると、「0論文がヒット」となったので、上記の15論文は本記事で問題にしているタオ・リー、李涛(Tao Li)とは別人と思われる。

★パブピア(PubPeer)

2020年2月23日現在、「パブピア(PubPeer)」では、タオ・リー、李涛(Tao Li)の論文のコメントを「Tao Li」で検索すると、189論文にコメントがあった。撤回論文データベースで「0論文がヒット」となったので、これらのコメントは本記事で問題にしているタオ・リー、李涛(Tao Li)の論文とは別人の論文と思われる。

●7.【白楽の感想】

《1》やりきれない 

ネカトと誤解して自殺した院生、その院生を擁護し、激しくタオ・リー教授を攻撃した人々、攻撃されたタオ・リー教授、これらを、どう受け止めるのか?

社会メディアが発達した現代では、正しいと思い込んで、ツイッターなどの社会メディアで激しく攻撃する人がそこそこいる。中傷・悪口・暴言・罵詈雑言・脅迫がマズいのはわかるが、感情がこもると、批判との線引きは難しい。 → 暴言や脅迫、差別的言動に対するTwitterのポリシー

学術界のネカトで自殺に至る悲劇は、多くはないが、少なくもない。 → 1‐5‐9.研究ネカトで自殺者をだすな! | 研究者倫理

どこをどう改善すべきなのか? できるのか?
誰がどう改善すべきなのか? できるのか?

もちろん、学問を含め、人間社会のすべての活動で「批判」する・できることは重要である。

《2》学生の自殺 

院生・チェンの自殺事件を書いていて、自分の過去の苦しかった経験を思い出した。脱線です。

白楽の指導下の学部生・院生が研究室で自殺したことはないが、博士号を取得し、就職し、数年後にカナダの山で死んだ人がいる(新聞に事故と報道されたが、白楽は自殺だと思っている)。

また、かなり心配させられた学部4年生がいた。その女性学生をA子としよう。

お茶の水女子大学・生物学科では、学部4年生は各自が選んだ研究室に配属され、1年間卒業研究を行なう。A子は白楽研を選んだ。

大学の近くのアパートに1人で住むA子は明朗で美人で快活だった。仲の良いB子(自宅通学)も卒論生として白楽の研究室に入ってきた。

卒論を始めて数か月が経った7月、不思議なことに、A子が研究室でボーっとしていた。反応が鈍い。そばにいたB子が「だから、飲み過ぎない方がいいよ」と諭している。

長い話を短くすると、A子は、数年前から精神を病んで通院していたのだ(この時、初めて知らされた)。この日、処方薬を過剰に飲んで、研究室でボーっとしていたのである。そして、A子は、左の腕をまくって白楽に見せた。色白の左腕に、多数のリストカットの傷あとがあった。

カミングアウトしてからのA子は、研究室でキワドイ話を平然とするようになった。ある日、街で母親と喧嘩し警察沙汰になったと言った。もう卒論をどーのこーのという状況ではない。

そして、10月のある朝、「昨夜、自殺未遂したんです」と白楽の自宅にA子から電話がかかってきた。

ビックリした。

その日、大学に出勤し、白楽は生物学科長に報告した。そして、数日後、生物学科長と2人で大学の保健センターの医師(A子は時々治療に行っていたそうだが、強い薬を処方してくれないので、町医者に変えていた)に相談した。要するに教員としてはA子をどう扱うべきか、また、自殺の可能性を聞いた。

医師はあまり心配しなくて良いというだけだった。それに、自殺するかどうかの予測はできない。しかし、できる対策と心構えはしておいた方がいい。

学生が学内で自殺するとすればどこだろう? 

そう思って構内を歩き回ると、学内のあちこちに好適(?)な場所があった。屋上には上がれないが、5階6階の窓は施錠されていない。飛び降りるのは簡単である。実験室にいろいろな薬品がある。

大学構内には死角となる場所がたくさんあったが、研究室の近くで唯一死角になる場所は女性用トイレだった。

A子をしばらく見かけないと、また、帰宅した後など、女性用トイレの中でコトを起こしているかもしれないと心配になった。まさか、中をチェックするわけにはいかないが、なんとなく、周辺を見に行ったことは一度や二度ではない。

結局、大騒動を起こさずに卒業してくれたが、白楽にとっては悪夢のような1年だった、と今でも思う。

その後、A子が元気で生きていることを願う。

一方、本記事の院生・チェンは自殺してしまった。今後、タオ・リー教授にどれほどの責任を問われるのか不明だが、このような場合の責任って何だろう? 

ネカトだと思い込んだ院生にネカトではないと説明しても、一般的に、院生は自分の思い込みを解くことはない。院生・チェンの遺書を読むと、学会がネカトではないと返答しても、チェンは、自分の思い込みを解くことはなかっただろう。

白楽のところにも「ネカトを見つけた(巻き込まれた)けど、どうしたらいいですか?」という相談メールが全国から寄せられる。多くは、ネカトと「思い込んでいる」ケースで、ネカトではない。しかし、「思い込み」が強く、説明しても、なかなか、納得しない人が大半である。

どうあれ、タオ・リー教授は大変な苦しみを味わっているだろう。

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●9.【主要情報源】

陈慧祥(中国留美博士)_百度百科
② 2019年6月29日のウイシャン・ヴォイス(Huixiang Voice)記者の「Medium」記事:The Hidden Story Behind the Suicide PhD Candidate Huixiang Chen
③ 2019年7月5日の「中国新闻周刊」記事:中国留美博士遭导师学术霸凌自杀 称无路可走 – 无忧资讯
④ 2019年7月4日のイーシェイ・ジャオ(Yixue Zhao)記者の「Medium」記事:Academic misconduct can kill innocent lives: thoughts on Huixiang Chen’s suicide
如何看待佛罗里达大学博士生自杀后爆出导师李涛鼓励造假,李涛发表声明要求澄清? – 知乎
★記事中の画像は、出典を記載していない場合も白楽の作品ではありません。

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