●【概略】
ルク・ファン・パライス(Luk van Parijs、写真出典)は、ベルギー出身で米国・ハーバード大学・大学院を修了し、米国・マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology:MIT)・準教授だった。専門は免疫学で、研究テーマは、自己免疫疾患のsiRNA(short-interference RNA)である。疾患に伴う免疫細胞の異常を研究していた。
2004年(34歳)、匿名(研究室の院生・ポスドク)の公益通報によりデータねつ造・改ざんが発覚した。
調査の結果、ハーバード大学・大学院在籍中の1997年(27歳)から、カリフォルニア工科大学・ポスドク時代を経て、マサチューセッツ工科大学・準教授の2004年(34歳)までの8年間の、7発表論文、3投稿論文、1つの書籍の章、複数の他の発表、5つのNIHグラントにねつ造・改ざんが見つかった。
2011年6月13日、裁判で、刑期6か月が求刑されたが、6か月の自宅謹慎、400時間のコミュニティサービス、61,117ドル(約611万円)の大学への支払いという温情の判決がなされた。
妻(研究者)と3人の子供がいる。
- 国:米国
- 成長国:ベルギー、英国
- 研究博士号(PhD)取得:米国・ハーバード大学
- 男女:男性
- 生年月日:1970年月日。仮に、1970年1月1日生まれとする
- 現在の年齢:53 (+1)歳
- 分野:免疫学
- 最初の不正論文発表:1997年(27歳)
- 発覚年:2004年(34歳)
発覚時地位:マサチューセッツ工科大学・準教授、写真出典
- 発覚:匿名(研究室の院生・ポスドク)の公益通報
- 調査:①マサチューセッツ工科大学。調査:2004年8月~2005年10月27日。期間:1年3か月。②カリフォルニア工科大学。調査:2005年10月6日~2007年3月。期間:1年半。③研究公正局。調査:20xx年~2009年。④米国・連邦地裁(US District Court in Boston)。調査:20xx年~2011年6月13日。
- 不正:ねつ造・改ざん。
- 不正文書数:7発表論文、3投稿論文、1つの書籍の章、複数の他の発表、5つのNIHグラント
- 時期:研究キャリアの初期から
- 結末:大学から解雇。裁判で、6か月の自宅謹慎、400時間のコミュニティサービス、61,117ドル(約611万円)のマサチューセッツ工科大学への支払い
●【経歴と経過】
- 1970年頃:ベルギーで生まれる。仮に、1970年1月1日生まれとする
- 1993年(23歳):英国・ケンブリッジ大学・卒業
1993 – 1997年(23 – 27歳):米国・ハーバード大学・大学院の院生。アブル・アッバス(Abul K. Abbas、写真出典)研究室で研究する
- 1997年(27歳):米国・ハーバード大学で研究博士号(PhD)取得
- 1998 – 2000年(28 – 30歳):米国・カリフォルニア工科大学(California Institute of Technology)のデビッド・ボルティモア(David Baltimore)(ノーベル賞受賞者)研究室でポスドクとして研究に従事する
- 2000年(30歳):米国・マサチューセッツ工科大学・就職
- 2001年(31歳):米国・マサチューセッツ工科大学・助教授
- 2004年7月(34歳):米国・マサチューセッツ工科大学・準教授
- 2004年8月(34歳):米国・マサチューセッツ工科大学は匿名(研究室の院生・ポスドク)の公益通報を受け、研究ネカトの秘密調査を開始する
- 2004年9月(34歳):米国・マサチューセッツ工科大学が休職命令、出勤禁止命令
- 2005年10月6日(35歳):米国・カリフォルニア工科大学が調査開始
- 2005年10月27日(35歳):米国・マサチューセッツ工科大学は調査の結果発表。ねつ造・改ざんを確認し、ファン・パライスを解雇した。
- 2005年10月28日(33歳):マスメディアが大々的な報道を始める
- 2007年3月(37歳):米国・カリフォルニア工科大学が「研究ネカトあり」との調査結果を発表し、4論文の訂正を求めた
- 2009年(39歳):研究公正局が「研究ネカトあり」との調査結果を発表した:Federal Register: Vol. 74, No. 14, Notices, Pp. 4201-2
- 2011年3月(41歳):ボストンの米国連邦地裁(US District Court in Boston)で刑務所での6か月の服役が求刑される
- 2011年6月13日(41歳):ボストンの米国連邦地裁は、6か月の自宅謹慎、400時間のコミュニティサービス、61,117ドル(約611万円)の大学への支払いという温情の判決を下した。
●【不正発覚・調査の経緯】
★マサチューセッツ工科大学
2004年8月(34歳)、米国・マサチューセッツ工科大学は、ルク・ファン・パライス(Luk van Parijs)の研究室の院生・ポスドクからの公益通報を受け、マサチューセッツ工科大学・アリス・ガスト副学長(Alice Gast 、写真出典)の指揮下で、ファン・パライスの研究ネカトの調査を開始した。
2日後、ファン・パライスは、あっさりとねつ造を認めた。後に、「あっさりとねつ造を認めた」ことは、彼の減刑に役立った。
2004年9月(34歳)、ファン・パライスは、休職になり、出勤が禁止された。
2005年10月27日(35歳)、米国・マサチューセッツ工科大学は調査の結果、ファン・パライスのデータねつ造・改ざんを確認し、ファン・パライスを解雇した。
2005年10月28日の「New Scientist」誌の記事では、マサチューセッツ工科大学の調査結果の公表前に、「New Scientist」誌は、5人の専門家に依頼し、どの論文のどこにデータねつ造・改ざんがあるのかを検討してもらった(【主要情報源④】)。
その結果、専門家は、生データを見ないとハッキリしたことは言えないとしつつも、ハーバード大学・院生時代の1998年の以下の論文(事件処理後の2009年に撤回)は、データがとても異常だと指摘した。
- The Fas/Fas ligand pathway and Bcl-2 regulate T cell responses to model self and foreign antigens.
Van Parijs L, Peterson DA, Abbas AK.
Immunity. 1998 Feb;8(2):265-74.
上記論文の図1は、下図に示すマウスの細胞のフローサイトメトリー (flow cytometry)のデータである。図の左側3つの図は、3匹のマウス(3A9/+、 3A9/lpr、3A9/gldと標記)から得た細胞のデータだが、とても酷似している。1匹のマウスのデータを少し改変して3つの図にねつ造したと判断された(【主要情報源④】)。
★カリフォルニア工科大学
2005年10月6日(35歳)、「New Scientist」誌の指摘を受け、カリフォルニア工科大のデビッド・ボルティモア(David Baltimore)学長は、エリオット・マイヤーウィッツ教授(Elliot Meyerowitz 、写真出典)を委員長に学長とは独立に調査を開始させた。
ファン・パライスはボルティモア学長のかつてのポスドクであり、1999年に共著論文を2報発表していた(2報とも後に不正論文と結論され、撤回された)。
2007年3月(37歳)、カリフォルニア工科大学は、ファン・パライスの論文にデータねつ造・改ざんがあったとの調査結果を発表し、4論文の訂正を求めた。
★裁判
ファン・パライスは、米国政府から研究費200万ドル(約2億円)を得ていたが、その申請書にはねつ造・改ざんデータを使用していた。つまり、研究費の不正受給ということになる。そのことで、ファン・パライスは裁判の被告になっていた。
2011年3月(41歳)、ファン・パライスは、ボストンの米国連邦地裁で裁判官デニス・キャスパー(Denise Casper)に政府研究費申請書の虚偽記載の罪を認めた。その額の多さ、ねつ造データの悪質度から、ファン・パライスに刑務所での6か月の服役が求刑された(懲役5年+監督下の釈放・最長3年+罰金25万ドル(2500万円)が求刑された、という記載もある)(USDOJ: US Attorney’s Office – District of Massachusetts)。
裁判では、ファン・パライスのポスドク時代のボスであるデビッド・ボルティモア(ノーベル賞受賞者、2報の撤回論文の共著者)や、マサチューセッツ工科大学のリチャード・ハインズ教授(Richard Hynes、写真出典)などの著名な研究者が、ファン・パライスに温情の判決を嘆願した。
2011年6月13日(41歳)、著名な研究者の嘆願と、ファン・パライス自身の深い反省の表明で、求刑された6か月服役に比べはるかに温情的な判決が下された。
具体的な判決は、電子監視付きの6か月の自宅謹慎、400時間のコミュニティサービス、61,117ドル(約611万円)のマサチューセッツ工科大学への支払いだった(USDOJ: US Attorney’s Office – District of Massachusetts)。なお、61,117ドル(約611万円)は、マサチューセッツ工科大学がNIHに返金したグラント経費である。
●【論文数と撤回論文】
パブメドhttp://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmedで、ルク・ファン・パライス(Luk van Parijs)の論文を「Van Parijs L[Author]」で検索すると、1976年~2009年の50論文がヒットした。
2009年の3論文は論文撤回の告知なので省略した。最古の3論文の著者は「van Parijs LG」で論文タイトルから推察して、別人と思われる。
残る、1980年~2006年の27年間の44論文がパブメドでヒットした論文となる。
2015年2月2日現在、5論文が撤回されている。
最新(2003年)の論文。
- Autoimmunity as the consequence of a spontaneous mutation in Rasgrp1.
Layer K, Lin G, Nencioni A, Hu W, Schmucker A, Antov AN, Li X, Takamatsu S, Chevassut T, Dower NA, Stang SL, Beier D, Buhlmann J, Bronson RT, Elkon KB, Stone JC, Van Parijs L, Lim B.
Immunity. 2003 Aug;19(2):243-55. Retraction in: Immunity. 2012 May 25;36(5):886.
最古(1997年)の論文。
- Role of interleukin 12 and costimulators in T cell anergy in vivo.
Van Parijs L, Perez VL, Biuckians A, Maki RG, London CA, Abbas AK.
J Exp Med. 1997 Oct 6;186(7):1119-28. Retraction in: J Exp Med. 2009 May 11;206(5):1207
●【事件の深堀】
★研究ネカトは伝染性?
ファン・パライスは、1998 – 2000年(28 – 30歳)、米国・カリフォルニア工科大学(California Institute of Technology)のデビッド・ボルティモア研究室でポスドクをしている。
デビッド・ボルティモア(ノーベル賞受賞者)は、1986年から1996年頃まで別のデータねつ造事件に巻き込まれている。最終的にはシロとなったが、途中、ボルティモア自身もクロとされていた。
ファン・パライスがボルティモア研究室で過ごしたときは、ボルティモアのデータねつ造事件は済んでいたが、ファン・パライスに不正行為が伝染したのだろうか? 偶然だろうか? 「研究上の不正行為」事件者の近くから、別の独立したクロ研究者が出現する頻度が高いように思える。
例えば、1974年にサマリンのねつ造を公益通報したジョン・ニネマン(John L. Ninnemann)は、20年後の1994年に不正研究(改ざん)で「クロ」となった。
★超優秀で人柄が良い研究者が不正事件を起こす
周囲の人は、ファン・パライス(写真出典)は優秀で人柄が良いと評価している(What ever happened to Luk Van Parijs? – Adventures in Ethics and Science)
カリフォルニア工科大学でファン・パライスと同じ研究室にいたXiao-Feng Qinは、現在、エム・ディー・アンダーソン・癌センター(MD Anderson Cancer Center)の助教授だが、ファン・パライスは優秀で出世も早く、ゴールデン・ボーイだったと評価している。
研究者が仲間の研究者を“優秀”と評価するとき、世間一般の優秀とは基準が異なる。世間一般では、博士号取得者は「とても優秀」である。その「とても優秀」な人たちの集団の中でなおかつ“優秀”というからには、本当に『超優秀』なのである。
大学院時代の指導者であるのアブル・アッバス教授(Abul K. Abbas)は、ファン・パライスの印象を次のように述べている。
「私の研究室にいた時、ファン・パライスがデータ改ざんしている片鱗は一片もありませんでした。だから、マサチューセッツ工科大学でねつ造・改ざんが発見されたと聞いた時、大変驚きました。私の研究室でファン・パライスが発表した論文も調査しなければならないとは、直ぐに思い至りませんでした。それでも念のためを考えて、研究所の上層部に、調査した方が良いのかどうか、相談したほどです」
ポスドク時代の指導者であるデビッド・ボルティモア教授(写真出典)は、次のように述べている。「ファン・パライスはとても魅力的な人間で、楽しく、思慮深く、科学の造詣も深い。彼の論文に疑念があると聞いたとき、私は心底、とても驚きました」
研究者の人柄は、世間の普通の人と同じである。研究者が仲間の研究者を“魅力的な人間で、楽しく、思慮深さ”と評価するとき、世間一般の「魅力的な人間で、楽しく、思慮深さ」と同等である。
また、研究者は不正に対する潔癖さでも、世間の普通の人と同じである。イヤ、研究者は、常識にチャレンジする傾向があるので、世間一般より、ルール破りの傾向が強い。つまり、世間一般より、不正(含・結果的に不正となる)をする傾向が強いと思われる。
研究者の場合、「優秀さ」x「人柄」x「不正」の組み合わせは以下の表になる。「優秀さ」は「超優秀」と「優秀」しか書いてないが、それ以外は、研究者になれない。「人柄」が悪い場合、ボスや同僚は、その人のデータを批判的にみる傾向が強いので、不正はすぐに検出される。「人柄」が良い場合に比べ不正事件に発展しない可能性がはるかに高い。
優秀さ | 人柄 | 不正 | 事件に発展 |
超優秀 | 良い | する | ◎ |
しない | 不正なし | ||
悪い | する | すぐ検出 | |
しない | 不正なし | ||
優秀 | 良い | する | 〇 |
しない | 不正なし | ||
悪い | する | すぐ検出 | |
しない | 不正なし |
「超優秀」で「人柄が悪い」例に挙げて申し訳ないが、例えば、2014年にノーベル賞(物理学)を受賞した中村修二さんが該当する。中村修二さんは、「人柄が悪い」のではないが、あのような個性の強い言動なら、周囲の人は、データを批判的にみる。だから、不正をすれば、すぐに検出される。
一般的に、偉い研究者は、ファン・パライス(写真出典)のように「超優秀(または優秀)」で「人柄が良い」若い研究者にコロッとだまされる。だから、「超優秀で人柄が良い研究者が不正事件を起こす」ことになる。さらに、コマッタことに、「優秀さ」が不正の巧妙さにも発揮されてしまうのである。
●【防ぐ方法】
《1》 大学院・研究初期
大学院・研究初期で、研究のあり方を習得するときに、研究規範をしっかり習得させるべきだ。研究博士号(PhD)の指導教員が規範をしっかり躾けていれば、「研究上の不正行為」をしない研究人生を過ごす可能性は飛躍的に高まる。
《2》 不正の初期
「研究上の不正行為」は、初めて不審に思った時、徹底的に調査することだ。
2011年7月28日のユージニー・ライヒ(Eugenie Samuel Reich)の「ネイチャー」記事にも同様な記載がある(Fraud case we might have seen coming : Nature News)。
ファン・パライスの場合、公式には、34歳の2004年、米国・マサチューセッツ工科大学・準教授の時に発覚した。
しかし、その7年前の1997年(27歳)、ファン・パライスがハーバード大学・院生の時に発表した論文(Van Parijs, L. et al. J. Exp. Med. 186, 1119-1128 (1997) )に、英国・ロンドン大学(University of London)の神経免疫学者・デヴィット・ベーカー教授(David Baker、写真出典)が、既に疑念を呈していた。
ベーカーは、論文が掲載された「J. Exp. Med.」編集部に疑念の電子メールを送ったが、編集部はボンクラで対応しなかった。ベーカーに返事もしなかった。
当時、「J. Exp. Med.」編集部は専任の編集者がいなくて、2人の研究者がボランティアで編集作業を行なっていたと後で言い訳している。そして、2人の研究者は、ベーカーの電子メールが記憶にないそうだ。まったくボンクラである。それで、編集者でございと、ヨクも言えますね。
ベーカーが指摘したその時、編集者が対応し、ファン・パライスに注意と警告を与え、論文撤回するなど、不正の初期に見つけて処分しておけば、ファン・パライスは、①改心して、以後、不正をしない。②あるいは、研究者以外の道に進む。のどちらかになった公算が高い。
「研究上の不正行為」は、知識・スキル・経験が積まれると、なかなか発覚しにくくなるし、発覚しないと不正行為をズルズル続ける。
●【白楽の感想】
《1》 巻き添え
ファン・パライスの場合、マサチューセッツ工科大学のガスト副学長が公益通報に敏感に対応し、素早く対処したことは、管理者としてみごとである。
しかし、ファン・パライスの共著者、研究室のポスドク・院生・テクニシャンは自分の失策ではないにも関わらず、多大な被害をこうむり、何ら補償されていないという問題が指摘されている。
共著だった論文が撤回されれば、ポスドク・院生は、業績論文が減り、数年の努力が無駄になる。場合によると、一生、悪いうわさがついて回り、博士号が取れない、就職・転職・昇進できない、研究グラントが採択されない、など多大な不利益をこうむる。研究室での仲間関係も構築されない。これらの不利益に対し、大学は補償してくれない。裁判の判決でも、これらの人に対する補償は一切、考慮されていない(【主要情報源③】)。
もし、企業の1つの部署(職員が10人の課としよう)で、課長が飲酒運転事故を起こし逮捕され、解雇になったとしよう。課は消滅しないし、課員はクビにはならない。企業は、課員が不利にならないように、面倒見る。しかし、大学は、研究室員の面倒を見ることはない。
社員が10人の小企業としよう、社長が飲酒運転事故を起こし逮捕され、倒産した。小企業は、社員の面倒を見れない。大学の研究室員と同じである。
ということは、研究室は小企業で研究室主宰者は小企業の社長と理解すべきなのかもしれない。
ポスドク・院生・テクニシャンは、研究室とはそういうものだと理解しているだろうか? 名門・マサチューセッツ工科大学など世界のトップクラスのブランド大学は、世界的な大企業並みの管理・統治システムを持っていると勘違いしていないだろうか?
とにかく、名門大学であろうと無名大学であろうとすべての大学は、研究室主宰者が事件・事故・病気で突然研究室を閉鎖した場合、ポスドク・院生・テクニシャンの面倒をみるシステムが必要だ。
●【主要情報源】
① 2015年2月1日に「Parijs」で検索したリトラクチョン・ウオッチ(Retraction Watch)の記事:You searched for Parijs – Retraction Watch at Retraction Watch
② 2009年1月23日のFederal Register: Vol. 74, No. 14, Notices, Pp. 4201-2:Federal Register, Volume 74 Issue 14 (Friday, January 23, 2009)、NOT-OD-09-040: Findings of Scientific Misconduct
③ 2011年6月28日のユージニー・ライヒ(Eugenie Samuel Reich)の「Nature 474, 552 (2011) 」の記事:Biologist spared jail for grant fraud : Nature News
④ 2005年10月28日のユージニー・ライヒ(Eugenie Samuel Reich)の「New Scientist」の記事:MIT professor sacked for fabricating data – science-in-society – 28 October 2005 – New Scientist#.VNDBj00fpxE#.VNDBj00fpxE#.VNDBj00fpxE#.VNDBj00fpxE#.VNDBj00fpxE
⑤ ウィキペディア英語版:Luk Van Parijs – Wikipedia, the free encyclopedia