モリス・カーマズィン(Morris Karmazyn)(カナダ)

2017年2月2日掲載。

ワンポイント:インド出身でカナダのⅠ種・国選研究教授に選ばれた著名な心臓研究者のウェスタンオンタリオ大学・教授が、ポスドクのネカト通報で、2016年10月にネカトと判定され、解雇された。しかし、研究室員からの嘆願書、本人の控訴、教授協議会会長の嘆願書では、ネカトではなく「誠実な間違い」だとあり、最終決着はついていない?

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目次(クリックすると内部リンク先に飛びます)
1.概略
2.経歴と経過
3.動画
4.日本語の解説
5.不正発覚の経緯と内容
6.論文数と撤回論文
7.白楽の感想
8.主要情報源
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●1.【概略】

morris-karmazynモリス・カーマズィン(Morris Karmazyn、写真出典)は、カナダのウェスタンオンタリオ大学(University of Western Ontario)・教授で、専門は心臓病(心肥大)だった。数百報の論文を出版し、多数の賞を受賞し、Ⅰ種・国選研究教授(Tier 1 Canada Research Chair)に選出された著名な研究者だった。医師ではない。

2014年(62歳?)、モリス・カーマズィン研究室のポスドクのボー・リー(Bo Li、女性)が、カーマズィン教授がねつ造・改ざんしていたと大学に公益通報した。

2016年10月(64歳?)、大学は調査を終え、ネカトと判定し、カーマズィン教授を解雇した。

しかし、研究室員の嘆願書、本人の不服申し立て、教授協議会会長の嘆願書が出された。嘆願書には、カーマズィン教授の行為はネカトではなく「誠実な間違い」だと主張している。

2017年2月1日現在、最終決着はついていない?

なお、国選研究教授(Canada Research Chair)は由井典子(カナダのクイーンズ大学・教授)によると以下のようだ(後藤泰宏訳)。

2000年にカナダ政府は9億(カナダ)ドル(2005年8月現在,1 カナダドル=約 90円)を投じて,“Canada Research Chair”と呼ばれる研究専門の教授ポストを 2000個作りました.これは各大学が有する通常の教授ポストとは異なり,カナダ政府直属のポストでtenureの職です.このポストにはカナダ全土の大学,及び全ての研究分野から応募できます.Canada Research ChairのポストはⅠ種とⅡ種の2種類あり,Ⅰ種のポストは中堅以上の研究者を対象とし,その研究分野におけるリーダーと認められた人の中から選ばれます.(出典:http://mathsoc.jp/publication/tushin/1003/yui.pdf保存版

Ⅰ種・国選研究教授は、毎年20万カナダドル(約2千万円)の研究費が7年間もらえる(Canada Research Chair – Wikipedia)。

utuwo08カナダのウェスタンオンタリオ大学(University of Western Ontario)。写真出典

  • 国:カナダ
  • 成長国:インド
  • 医師免許(MD)取得:なし
  • 研究博士号(PhD)取得:カナダのマギル大学
  • 男女:男性
  • 生年月日:不明。仮に1952年1月1日生まれとする。1977年の最初の論文発表時を25歳と仮定した。インドで生まれる(推定)
  • 現在の年齢:72 歳?
  • 分野:心臓病
  • 最初の不正論文発表:2003年(51歳?)
  • 発覚年:2014年(62歳?)
  • 発覚時地位:ウェスタンオンタリオ大学・教授。Ⅰ種・国選研究教授
  • ステップ1(発覚):第一次追及者は研究室のポスドクのボー・リー(Bo Li、女性)で、ボー・リーが、ウェスタンオンタリオ大学、学術誌編集局、カナダ健康研究所(CIHR、Canadian Institutes of Health Research、カナダ政府の研究助成機関 )に公益通報した。
  • ステップ2(メディア):
  • ステップ3(調査・処分、当局:オーソリティ):①ウェスタンオンタリオ大学・調査委員会。②学術誌編集局
  • 大学・調査報告書のウェブ上での公表:なし
  • 不正:ねつ造・改ざん
  • 不正論文数:7報
  • 時期:研究キャリアの後期から
  • 研究費:獲得総額はⅠ種・国選研究教授として240万ドル(約2億円)、他にもあるはず
  • 結末:解雇

●2.【経歴と経過】

  • 生年月日:不明。仮に1952年1月1日生まれとする。1977年の最初の論文発表時を25歳と仮定した。インドで生まれる(推定)
  • 19xx年(xx歳):インド・チェンナイのロヨラ大学(Loyola College)を卒業
  • 19xx年(xx歳):カナダのマギル大学(McGill University)で修士号、次いで、研究博士号(PhD)を取得した
  • 19xx年(xx歳):カナダのマニトバ大学(University of Manitoba in Winnipeg)でポスドク
  • 19xx年(xx歳):米国のゲイシンガー病院(Geisinger Clinic in Danville, Pennsylvania.)・客員研究員
  • 19xx年(xx歳):カナダのダルハウジー大学(Dalhousie University in Halifax)・薬理学科・教員
  • 1989年(37歳?):カナダのウェスタンオンタリオ大学・教員。後に正教授
  • 2004年10月1日(52歳?):Ⅰ種・国選研究教授(Tier 1 Canada Research Chair in Experimental Cardiology)選出(Canada Research Chair – Morris Karmazyn
  • 2012年3月1日(60歳?):Ⅰ種・国選研究教授・更新
  • 2014年9月(62歳?):モリス・カーマズィン研究室のポスドクであるボー・リー(Bo Li、女性)が、ねつ造・改ざんだと大学に公益通報した。
  • 2016年10月6日(64歳?):ウェスタンオンタリオ大学はカーマズィン教授を解雇

受賞

  1.  Award from the Heart and Stroke Foundation of Ontario (HSFO)
  2. 1990 年:Merck Frosst Award of the Pharmacological Society of Canada
  3. Vincenzo Panagia Award from the Institute of Cardiovascular Sciences
  4. Award of Excellence from the Faculty of Medicine at the University of Western Ontario

●5.【不正発覚の経緯と内容】

aaeaaqaaaaaaaanaaaaajdjkogu5mzrmltjkngutndaxos04nze1lwqxn2yyzdcxyteznq2013年1月 –2014年12月、ボー・リー(Bo Li、女性、中国出身、写真出典)は, モリス・カーマズィン研究室で2年間(2013年1月 –2014年12月)のポスドクを完了した。

2014年8月(62歳?)(時期推定)、ボー・リーは、カーマズィン研究室のポスドクの更新を断られた。

2014年9月(62歳?)、ボー・リーは、カーマズィン研究室の論文のいくつかはデータねつ造・改ざんだとウェスタンオンタリオ大学に公益通報した。

2014年12月(62歳?)、ボー・リーは、同じことを、学術誌編集局、カナダ健康研究所(CIHR、Canadian Institutes of Health Research、カナダ政府の研究助成機関 )に公益通報した。

2016年10月6日(64歳?)、ウェスタンオンタリオ大学は、調査の結果、カーマズィン教授にねつ造・改ざんがあったと発表した。カーマズィン教授を解雇した。大学はカーマズィン研究室を即刻閉鎖し、すべての研究室員の身分証明書と部屋の鍵の返還を要求した。

問題視された論文は以下の7論文である。なお、事件前、カーマズィン研究室の論文で撤回された論文はない。

  1. Prevention of RhoA activation and cofilin-mediated actin polymerization mediates the antihypertrophic effect of adenosine receptor agonists in angiotensin II- and endothelin-1-treated cardiomyocytes,” published in 2014 by Molecular and Cellular Biochemistry, and cited five times.
  2. Anti-hypertrophic effect of NHE-1 inhibition involves GSK-3β-dependent attenuation of mitochondrial dysfunction,” published in 2009 by the Journal of Molecular and Cellular Cardiology, now cited 31 times:
  3. Endothelial Nitric Oxide Synthase Promotes Bone Marrow Stromal Cell Migration to the Ischemic Myocardium via Upregulation of Stromal Cell-Derived Factor-1α,” a 2009 paper in Stem Cells
  4. Estrogen exerts concentration-dependent pro-and anti-hypertrophic effects on adult cultured ventricular myocytes. Role of NHE-1 in estrogen-induced hypertrophy, Journal of Molecular and Cellular Cardiology. Published in 2009, cited 23 times.
  5. An autocrine role for leptin in mediating the cardiomyocyte hypertrophic effects of angiotensin II and endothelin-1Journal of Molecular and Cellular Cardiology. Published in 2006, cited 63 times.
  6. Increased endothelin-1 and endothelin receptor expression in myocytes of ischemic and reperfused rat hearts and ventricular myocytes exposed to ischemic conditions and its inhibition by nitric oxide generation, Canadian Journal of Physiology and Pharmacology. Published in 2003, cited 18 times.
  7. Ouabain increases iNOS-dependent nitric oxide generation which contributes to the hypertrophic effect of the glycoside: possible role of peroxynitrite formation, Molecular and Cellular Biochemistry. Published in 2012, cited three times.

jcapone-large2016年10月11日(64歳?)、ウェスタンオンタリオ大学・研究担当副学長のジョン・カポネ(John Capone、写真出典)は、カーマズィン教授にねつ造・改ざんがあったとことをボー・リーに報告した。以下はその手紙。
letter-from-vp-research-at-uwo

 

★マネージャーの嘆願書

2016年10月9日(64歳?)、カーマズィン研究室のマネージャーだったトレシー・ガン(Tracey Gan) が学長宛に嘆願書を提出した。カーマズィンの論文に「誠実な間違い」はあったが、大学の判定はアンフェア―だと主張した。以下、嘆願書から。

確かに、幾つかの論文の図に間違いはあります。これらの間違いは、本質的にはマイナーで、論文の結論を左右するものではありません。彼には217報の出版論文がありますが、217論文に使われている数千の図のほんの一部です。

パブメドで検索すると人為的ミスのために訂正される論文は多数あります。ランキングの高いジャーナルの論文でもそうです。調査では、問題視された論文のすべての第一著者は「誠実な間違い」を認めています。すべての生データと画像/ウェスタンブロット/データが論文訂正用に用意できています。さらに重要なことはすべてのデータは再現可能です。

それに、これらの「誠実な間違い」はカーマズィン教授のせいではありません。「間違い」をしていない教授をネカトだと判定するなど、カナダだけでなく、世界のどこ国でも聞いたことがありません。

調査報告書では、カーマズィン教授の改ざん、不正な目的または誤り導く意思、は見つかっていません。指摘された「間違い」はカーマズィン教授自身も知らなかったと思います。事実、著者の誰もが、調査が始まるまで「間違い」に気が付いていませんでした。カーマズィン教授の解雇こそ、重要な不正行為です。

★教授協議会会長の嘆願書

annbsm2016年10月9日(64歳?)、ウェスタンオンタリオ大学・教授協議会会長(president of the University of Western Ontario Faculty Association)のアン・ビゲロウ(Ann Bigelow、写真出典)は、カーマズィン教授のために研究担当副学長に対して異議に申立の嘆願書を提出した(下記のPDF)。ポイントを以下に抄訳した。 

研究ネカトがあったとするには、不正な目的及び意図的に間違った方向への誘導、あるいは「法律に抵触することを認識していながら、防ぐ努力をせずに結果として違法な結果を生じた過失(reckless disregard)」が見つからなければならないのは、労働協約およびMAPP(?)の条項で明白です。

調査委員会の報告書にはその行為が見つかっていません。見つかっていないのに、カーマズィン教授を解雇したのは労働協約に違反しています。

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★元研究室員の反応

「撤回監視(Retraction Watch)」は、カーマズィン研究室で研究し「2009年のJournal of Molecular and Cellular Cardiology」論文の第一著者サブザリ・ジェベイドフ(Sabzali Jabadov)に事の真相を確かめた。ジェベイドフは、現在はプエルトリコ大学(University of Puerto Rico)にいる。

私は、2003-2008年にカーマズィン研究室で研究し、私の研究のすべてのオリジナルのデータは、カーマズィン研究室にあります。

カーマズィン事件の調査報告書をみておりませんが、昨年、カーマズィン教授から論文の図3B と3Cのウェスタンブロット画像について、連絡がありました。

私は、ウェスタンブロット画像を集めて図3Cを作るときに技術的な誤りを犯したかもしれません。その誤りを認めますと答えました。もう一度、言いますが、私は、私が「誠実な間違い」をしたことを認めました。(出典:【主要情報源】①)

「撤回監視(Retraction Watch)」は、他の元研究室員からも同様な「誠実な間違い」をしてしまったという連絡を受けている。

★ボー・リー(Bo Li)の反応

事件の発端となった元・ポスドクのボー・リー(Bo Li)も「撤回監視(Retraction Watch)」の質問に答えている(出典:【主要情報源】①)。

カーマズィン研究室の研究環境は非常に「有毒」でした。正直、科学の研究室という雰囲気ではありませんでした。倫理的に破たんしていて、研究よりもむしろ商売の場所でした。カーマズィン教授は、研究室が論文発表し、研究費を得ていられれば、すべてよしとしていました。

研究室が科学研究の基本に従っていません。研究結果が期待と異なると、研究室ミーティングでカーマズィン教授の不評を買うだけでした。訓練生は研究室の問題を研究室外で話さないよう指示されていました。カーマズィン研究室の評判は最悪でした。

私がカーマズィン研究室でラボ・プロトコルを使って新生児ラット心筋細胞を培養しようとしたら、心筋細胞の純度が非常に低いことに気が付きました。心筋細胞は、一般的に、ミオシン重鎖が特異的に発現しています。新生児ラット心筋細胞をミオシン重鎖抗体で染めてみると、わずか20%しかポジティブではなかったのです。

2013年11月、私がカーマズィン教授にこの問題を指摘するまで、誰も、心筋細胞の純度を検査していなかった。だから、たくさんの不規則的なデータが出ていました。

私は、カーマズィン研究室がそれまでに出版した論文のデータに疑惑を抱いたわけです。以前に出版した論文を精査すると、少なくとも11論文に、画像の複製と不正操作が見つかりました。

それで、2014年9月、私はウェスタンオンタリオ大学に研究ネカトだと公益通報しました。また、2014年12月、学術誌編集局、カナダ健康研究所(CIHR、Canadian Institutes of Health Research )にも公益通報しました。

2015年12月、カーマズィン教授は彼女のポスドク契約を更新しなかった(更新しないことは2015年8月頃に知らせた)。

カーマズィン教授は、ボー・リー(Bo Li)の告発をすべてを激しく否定した。

私は、この分野の研究では長年の実績がありますが、すべての実験がうまく遂行されないことは十分知っています。実験がうまく遂行されない時、どうしてうまく遂行されないのか、私はいつも理解しようとしています。

ボー・リー(Bo Li)の実験はうまく遂行されなかった実験の1つです。彼女に資源を提供し、彼女のスキルを改善することを手伝ったのですが、しかし、十分な改善は見られませんでした。それで、彼女のポスドク契約を更新しませんでした。

彼女が、ラボの外で研究室の問題を話さないように命じられたという主張については、研究室員が病気などで研究室全体のスケジュールに影響した場合、研究室員の私生活に絡むので、私生活に絡むことを研究室外で話さないようにと伝えたのです。

確かに、個人的な問題を研究室外で話さないようにとラボミーティングで伝えましたが、それ以降も、ラボは順調に運営されていました。

●6.【論文数と撤回論文】

2017年2月1日現在、パブメド(PubMed)で、モリス・カーマズィン(Morris Karmazyn)の論文を「Morris Karmazyn[Author]」で検索した。この検索方法だと、2002年以降の論文がヒットするが、2002~2016年の15年間の78論文がヒットした。

「Karmazyn M[Author]で検索すると、1977~2016年の40年間の219論文がヒットした。

1977年の出版論文の所属は、カナダ・モントリオールの「Clinical Research Institute」である。

公益通報した元・ポスドクのボー・リー(Bo Li)との共著論文はない。

2017年2月1日現在、パブメドの論文リストでは撤回論文はない。

●7.【白楽の感想】

《1》シロとクロの線引き

ウェスタンオンタリオ大学の調査報告書には意図的な不正があったとの記述がない。図の間違いはあったが、些細な間違いで、論文の第一著者たちは「自分が間違えました」と述べている。

研究室のマネージャーや教授協議会会長が嘆願書を提出して「誠実な間違い」だと主張した。

この事件前、カーマズィン研究室の論文で撤回した論文はない。

これらの状況を総合的に判断すると、白楽は、カーマズィン教授がネカトをしたようには思えない。もちろん、実際に調査にしていないので、外野の印象である。

ところが、ウェスタンオンタリオ大学は、カーマズィン教授がねつ造・改ざんしたとした。

「誠実な間違い」と「ねつ造・改ざん」の線引きはどこにあるのだろう?

毎度のことながら、この線引きが政治的だという印象がある。

ポイントは「誠実な間違い」の「誠実な」だが、これを誰がどう証明するのだろう? なお、本来、研究者の温厚さや人望はネカトをしたかどうかの判定とは別次元である。

issue_130_morris_karmazyn_featured_image
http://www.internationalinnovation.com/build/wp-content/uploads/2014/07/Morris_Karmazyn_Intl_Innovation_130_Research_Media.pdf

《2》嘆願書はとても珍しい

karmazyn
出典不明

研究室員や教授協議会会長が嘆願書を出したことから、カーマズィン教授は、周囲の人にかなり強く慕われている人と思える。

大学が調査の結果、研究ネカトと判定した事実に、研究室員や教授協議会会長が異論を唱えるのはよほどのことだ。

ウェスタンオンタリオ大学はカーマズィン教授を解雇したい別の理由があったのだろうか?

カーマズィン教授は、2012年3月1日にⅠ種・国選研究教授が更新されている。2019年まで毎年20万カナダドル(約2千万円)の研究費を国から助成される。そういう教授を解雇したい理由ってなんだろう?

カーマズィン教授はインドで生まれ育った人である。インド人を排除したい人種差別が根底にあるのだろうか?

《3》不当な告発?

事件の発端は、元・ポスドクのボー・リー(Bo Li)が公益通報したことに始まる。しかし、不思議なことに、モリス・カーマズィン(Morris Karmazyn)研究室でポスドクを完了したボー・リー(Bo Li)は、カーマズィン研究室で発表した論文が1報もない。2年間もポスドクとして在籍し、論文が1報もないのは研究者として失格だ。

ボー・リーはカーマズィン研究室で上手く成果があがらなかった腹いせに針小棒大の告発をしたのではないかと思える。

そして、その後、ボー・リーは研究界から去り保険会社に勤めていると「撤回監視(Retraction Watch)」が記述していたが、LinkedIn (Bo Li | LinkedIn)では、研究関連職を求めている。この人物がいい加減なことは間違いなさそうだ。

●8.【主要情報源】

① 2016年10月27日のアリソン・マクック(Alison McCook)の「撤回監視(Retraction Watch)」記事:Prominent heart researcher dismissed by Ontario university; colleagues appeal – Retraction Watch at Retraction Watch
②  モリス・カーマズィン(Morris Karmazyn)のサイト(保存版):The University of Western Ontario, Department of Physiology & Pharmacology
★記事中の画像は、出典を記載していない場合も白楽の作品ではありません。

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