2019年5月12日掲載。
ワンポイント:インドで研究博士号(PhD)を取得し、ポスドク後、渡米し、米国のアラバマ大学バーミンガム校(University of Alabama at Birmingham)・教授でバーミンガム退役軍人医療センター(Birmingham Veterans Affairs Medical Center)・研究員になった。植物食品によるがん予防の研究で、NIHから約500万ドル(約5億円)の研究費を受給していた。2012年(61歳?)、論文画像のねつ造が発覚した。結局、2003年~2017年の12論文が撤回されたが、計20論文の撤回が予定されている。国民の損害額(推定)は10億円(大雑把)。
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目次(クリックすると内部リンク先に飛びます)
1.概略
2.経歴と経過
3.動画
4.日本語の解説
5.不正発覚の経緯と内容
6.論文数と撤回論文とパブピア
7.白楽の感想
8.主要情報源
9.コメント
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●1.【概略】
サントシュ・カティヤール(Santosh K.Katiyar、写真出典)は、インドで研究博士号(PhD)を取得し、インドでポスドクを務めた後、渡米した。事件が発覚した時は、米国のアラバマ大学バーミンガム校(University of Alabama at Birmingham)・教授で、バーミンガム退役軍人医療センター(Birmingham Veterans Affairs Medical Center)・研究員だった。医師ではない。専門はがん学(植物食品によるがん予防)だった。
NIHから約500万ドル(約5億円)の研究費を受給していた。
2012年春(61歳?)(推定)、カティヤールの論文を読んだ研究者が、「2004年のCarcinogenesis」論文の図2にねつ造・改ざんがあると、「Carcinogenesis」誌のカーティス・ハリス編集長(Curtis Harris)に通報した。ハリス編集長は論文を撤回した。
2012年10月(61歳?)、カティヤールの論文撤回を、2012年8月27日の「撤回監視(Retraction Watch)」記事で知ったアラバマ大学バーミンガム校は、バーミンガム退役軍人医療センター(Birmingham Veterans Affairs Medical Center)と共同で、カティヤールのネカト調査委員会を設け調査に入った。
2016年10月28日(65歳?)、調査に4年もかかったが、共同委員会はようやくネカトと結論したネカト報告書をまとめた。
2019年5月11日(68歳?)現在、結局、カティヤールの2003年~2017年の12論文が撤回されている。研究公正局は、調査していると思われるが、調査結果を発表していない。
アラバマ大学バーミンガム校(University of Alabama at Birmingham)。写真出典
- 国:米国
- 成長国:インド
- 医師免許(MD)取得:なし
- 研究博士号(PhD)取得:インドのブンデールカンド大学
- 男女:男性
- 生年月日:不明。インドで生まれる。仮に1951年1月1日生まれとする。1975年に修士号を取得した時を24歳とした
- 現在の年齢:73 歳?
- 分野:がん学
- 最初の不正論文発表:2003年(52歳?)
- 発覚年:2012年(61歳?)
- 発覚時地位:アラバマ大学バーミンガム校・教授
- ステップ1(発覚):第一次追及者はカティヤール論文の読者(詳細不明)。編集部へ公益通報
- ステップ2(メディア): 「撤回監視(Retraction Watch)」、「パブピア(PubPeer)」
- ステップ3(調査・処分、当局:オーソリティ):①学術誌・編集部。②アラバマ大学バーミンガム校とバーミンガム退役軍人医療センターが共同調査。③研究公正局。調査中のハズだが、結果を発表していない
- 大学・調査報告書のウェブ上での公表:あり:「撤回監視(Retraction Watch)」が情報公開法で請求:https://retractionwatch.com/wp-content/uploads/2018/06/katiyar-report.pdf
- 大学の透明性:大学以外が詳細をウェブ公表(⦿)
- 不正:ねつ造・改ざん
- 不正論文数:12論文が撤回。いずれ、計20論文が撤回されるだろう
- 時期:研究キャリアの初期から
- 職:事件後に研究職(または発覚時の地位)をやめた・続けられなかった(Ⅹ)。
- 処分:大学解雇(辞職?)。研究公正局は調査中? NIHから締め出し処分なし。
- 日本人の弟子・友人:不明
【国民の損害額】
国民の損害額(推定)は10億円(大雑把)
●2.【経歴と経過】
主な出典:Santosh K Katiyar | Longdom Publishing SL
- 生年月日:不明。インドで生まれる。仮に1951年1月1日生まれとする。1975年に修士号を取得した時を24歳とした
- 1975年(24歳?):インドのカーンプル大学(Kanpur University)で修士号取得:化学
- 1979年(28歳?):インドのブンデールカンド大学(Bundelkhand University)で研究博士号(PhD)を取得:化学
- 1979-1982年(28-31歳?):インドのイラーハーバード大学(Allahabad University)でポスドク:生化学
- 2001年1月1日(50歳?):米国のアラバマ大学バーミンガム校(University of Alabama at Birmingham)・助教授、その後、準教授、正教授
- 20xx年(xx歳):米国のバーミンガム退役軍人医療センター(Birmingham Veterans Affairs Medical Center)・研究員
- 2012年(61歳?):不正研究が発覚する
- 2012年10月(61歳?):アラバマ大学バーミンガム校とバーミンガム退役軍人医療センターが共同で調査開始
- 2016年10月28日(65歳?):ネカト調査終了
- 201x年(xx歳):バーミンガム退役軍人医療センター・解雇(辞職?)
- 2017年5月1日(66歳?):アラバマ大学バーミンガム校・解雇(辞職?)
●4.【日本語の解説】
以下はネカト事件の記事ではない。
★xxxx年xx月xx日:株式会社ウィズダムi:メモリーヤングHLエッセンスハンドブック
アメリカがん協会(ACS)によると、オハイオ州の大学の皮膚医学科に属するサントーシュ・ケー・カティヤール(Santosh K.Katiyar)博士が行われた緑茶に関する研究で、緑茶はさまざまは放射線による皮膚病変の治療に役立っている。コラーゲンの分解を促進し、細胞内にあるラジカルを清掃することで、ブルーライトが皮膚への進入をカットし、肌をブルーライトの酸化ダメージから消去する。ゆえにそれを「ブルーライトフィルター」と呼ぶ人もいる。
★xxxx年xx月xx日:Online medicine info:マグノリアの樹木は頭頸部癌と戦うのに役立つでしょうか?
研究者らは、ホホキオール(magnologia treeの樹皮および葉に見出される化合物)が頭頸部癌に対して有効である可能性があると述べている。
アラバマ州バーミンガム(UAB)のバーミンガム退役軍人医療センターとアラバマ大学の研究者らは、ホノキオールと呼ばれるこの化合物が扁平上皮細胞の頭頸部癌で腫瘍増殖を促進するタンパク質を遮断することを発見した。これはたばことアルコールつかいます。
先進研究の著者である総合病院のDr. Santosh K. Katiyar博士とUABの化学および皮膚科の部署、および同僚は、その発見を Oncotarget ジャーナルに掲載しています。
Katiyar博士は言う:結論として、ホノキオールは頭頸部がんの管理のための魅力的な生物活性小分子植物化学物質であり、単独または他の利用可能な治療薬と組み合わせて使用することができると思われる。
●5.【不正発覚の経緯と内容】
★研究と研究費
サントシュ・カティヤール(Santosh Katiyar)は「私は栄養学の博士号を取得し、私の両親が私の教育に多くの時間と労力を費やしてきたことに気付きました。私は母を乳がんで亡くしました。私は母を助けることができませんでした。それで私は地球上に生きている他のすべての母親を助けるために何かしようと、私は癌研究に取り組むことを決心しました。栄養学の方法、つまり、栄養補助食品と栄養素によって、癌を予防する方法を研究したのです」と述べている。
→ 2006年11月の「VA Research Currents」記事: https://www.research.va.gov/resources/pubs/docs/va_research_currents_nov_06.pdf
カティヤールは、緑茶の成分が乳がんや皮膚がんの予防に効果があるという研究、一言で言うと、植物食品によるがん予防の研究をしていた。
記事によると、NIH研究費の受給額を合算すると、約500万ドル(約5億円)の研究費を受給していた。
では、データベースから、サントシュ・カティヤール(Santosh Katiyar)のNIH研究費を調べてみよう。
調べてみると、カティヤールは28件のNIH研究費を2001-2018年に獲得していた。その総額は、4,813,802ドル(約4億8138万円)で、記事が約500万ドル(約5億円)と書いているのは正しい。以下に、最近の7件を示す。
★ネカト
2012年春(61歳?)(推定)、サントシュ・カティヤール(Santosh Katiyar)の論文を読んだ研究者が、「2004年のCarcinogenesis」論文の図2にねつ造・改ざんがあると、「Carcinogenesis」誌のカーティス・ハリス編集長(Curtis Harris)に通報した。
ハリス編集長が調べると、確かに図2はねつ造・改ざんだと思えた。それで、カティヤールに説明を求めた。カティヤールは「図2に誤りがありました」と答え、その論文を撤回するよう要請してきた。ハリス編集長はカティヤールの応対に満足し、カティヤールのネカトをアラバマ大学バーミンガム校(University of Alabama at Birmingham)に伝えなかった。
2012年5月(61歳?)、ハリス編集長は以下の「2004年のCarcinogenesis」論文(ブドウの種の化合物・プロアントシアニジンは前立腺癌に影響する可能性がある、という内容)」を撤回した。
- Proanthocyanidins from grape seeds inhibit expression of matrix metalloproteinases in human prostate carcinoma cells, which is associated with the inhibition of activation of MAPK and NF kappa B.
Vayalil PK, Mittal A, Katiyar SK.
Carcinogenesis. 2004 Jun;25(6):987-95. Epub 2004 Jan 23.
Retraction in: Carcinogenesis. 2012 May;33(5):1121.
2012年8月27日(61歳?)、「撤回監視(Retraction Watch)」が上記論文の撤回を記事にした。
2012年10月(61歳?)、「撤回監視(Retraction Watch)」の記事を読んだアラバマ大学バーミンガム校は、バーミンガム退役軍人医療センター(Birmingham Veterans Affairs Medical Center)と共同でカティヤールのネカト調査委員会を設け調査に入った。
アラバマ大学バーミンガム校の副学長補佐のパム・ブネリス研究公正官(Pam Bounelis、写真出典)がネカト調査の指揮を執った。
2016年10月28日(65歳?)、それから4年後、ようやくアラバマ大学と医療センターの共同委員会はネカトがあったと結論したネカト報告書をまとめた。
以下の文書(2017年3月16日の日付が見えるが、報告書は2016年10月28日)をクリックすると、PDFファイル(6.03 MB、116ページ)が別窓で開く。
調査報告者がまとまるまで4年もかかったのは、委員が多忙で委員会が開催しにくかったこと、事実が複雑で新しいことが見つかる都度、調査が広がったことが原因だ、と釈明している。
また、カティヤールの研究室で「コンピューターのクラッシュ」が起こり、10年近くのデータのほとんどを失ったことも遅くなった原因だとある(白楽の推定:カティヤールがねつ造・改ざんを意図的に隠蔽するため、コンピューターをクラッシュした)。
なお、カティヤールは「研究は一人の仕事ではなく、チームの仕事だと私は思っています。スタッフを余りにも信頼したことが私たちの論文に不注意な誤りと間違いを産んだのだと思います。私がスタッフを信頼しすぎたことが私の間違いでした」とスタッフのせいにしている。
2017年5月1日(66歳?)、アラバマ大学バーミンガム校はカティヤールを解雇した(辞職?)。同時またはそれ以前に、バーミンガム退役軍人医療センターも解雇(辞職?)した。
NIHから約500万ドル(約5億円)の研究費を受給していたので、当然、研究公正局が調査しているハズだ。調査中の案件に関して研究公正局はノーコメントだが、調査しているという情報は漏れている。
2016年10月28日に大学の調査報告書は出来上がっているので、それを受けて研究公正局が調査を始めたとして、2019年5月11日現在、2年半が経っている。研究公正局は「グズ」調査に時間がかかるとの評判だが、どうなっているのだろう?
ただ、2019年5月11日現在、カティヤールは68歳(?)で、研究職に就いていない。NIHの研究費を受給したのは2016年が最後である。となると、研究公正局が今さらクロと判定し、研究費締め出し処分を科してもカティヤールの痛手にならない。論文は撤回されているし、調査に気が入らないだろうなあー(あ、コレ、白楽の感想です)。
●【ねつ造・改ざんの具体例】
大学の調査報告書は116ページもある。ねつ造・改ざんを示した3点をつまみ読みした。
★申立て1.
調査報告書の31ページに記載がある。以下の図はそこから引用した。
申立て1は「2011年のBMC Complement Altern Med」論文の図1AのA431細胞の写真と「2012 年のPLoS One」論文の図1AのFaDu細胞の写真が同じに見える。異なる細胞なのにどうして同じ写真なのか? カティヤールはまともな説明ができなかった。
委員会は同じ画像の使い回し(データねつ造)でネカト者はカティヤールと結論した。両論文の撤回を勧告した。
★申立て2.
申立て2は省略。
★申立て3.
調査報告書の35ページに記載がある。以下の図はそこから引用した。
申立て3は「2011年のPLoS One/ e25224」論文の図5Dの2番目(0.1)と3番目(1.0)の画像が同じに見える。異なるデータなのにどうして同じ画像なのか?
- Green tea catechins reduce invasive potential of human melanoma cells by targeting COX-2, PGE2 receptors and epithelial-to-mesenchymal transition.
Singh T, Katiyar SK.
PLoS One. 2011;6(10):e25224. doi: 10.1371/journal.pone.0025224. Epub 2011 Oct 13. Retraction in: PLoS One. 2018 Dec 31;13(12):e0210345.
2015年6月17日、委員会はカティヤールに説明を求めた。カティヤールは共著者の女性(Singh T)が間違えたと説明した。委員会は、「論文にこの図を使用することを最終的に決めた人は誰ですか?」と尋ねた。すると、カティヤールは「自分です」と答えた。
委員会は共著者の女性(Singh T)にインタビューし、どのように画像ができたかを質問した。女性(Singh T)は「生データの画像をカティヤールに渡すと、カティヤールが画像を選んで並べ、順番を変えるなどの調整をした」。委員会が「最終的な画像の配置は誰が決めましたか?」と訊くと、「カティヤールが1人で決めました」と答えた。委員会は「図の説明は誰が書いたのですか?」と訊くと、「最初は私が書きましたが、最終的な原稿での図の説明はカティヤールが編集しました」と答えた。
委員会は同じ画像の使い回し(データねつ造)でネカト者はカティヤールと結論した。論文の撤回を勧告した。
★申立て4.
調査報告書の37ページに記載がある。以下の図はそこから引用した。
申立て4は「2011年のPLoS One/ e23000」論文の図5Eの2番目(10)と4番目(40)の画像の一部が同じに見える。同じ画像の異なる部分を使用した、つまり、異なるデータなのにどうして同じ画像なのか?
- Silymarin targets β-catenin signaling in blocking migration/invasion of human melanoma cells.
Vaid M, Prasad R, Sun Q, Katiyar SK.
PLoS One. 2011;6(7):e23000. doi: 10.1371/journal.pone.0023000. Epub 2011 Jul 28. Retraction in: PLoS One. 2018 Dec 31;13(12):e0210344.
2015年6月17日、委員会はカティヤールに説明を求めた。カティヤールは第一著者(Vaid M)に責任があると答えた。
委員会は第一著者(Vaid M)にインタビューし、どのように画像ができたかを質問した。第一著者(Vaid M)は「4枚の画像データをカティヤールに渡した。カティヤールが画像を選んだ」と答えた。
委員会は同じ画像の使い回し(データねつ造)でネカト者はカティヤールと結論した。論文の撤回を勧告した。
●6.【論文数と撤回論文とパブピア】
2019年5月11日現在、パブメド(PubMed)で、サントシュ・カティヤール(Santosh K.Katiyar)の論文を「Santosh K.Katiyar [Author]」で検索した。この検索方法だと、2002年以降の論文がヒットするが、2002~2018年の17年間の139論文がヒットした。
「Katiyar SK[Author]」で検索すると、1975~2018年の44年間の240論文がヒットした。本記事で問題にしている研究者の論文ではない論文が多いと思われる。
2019年5月11日現在、「Katiyar SK[Author] AND Retracted」でパブメドの論文撤回リストを検索すると、2003~2012年の 12論文が撤回されていた。
撤回論文を1報だけ例に挙げる。「2012年のPLoS One」論文が2018年12月に撤回された。
- Grape seed proanthocyanidins inhibit the invasiveness of human HNSCC cells by targeting EGFR and reversing the epithelial-to-mesenchymal transition.
Sun Q, Prasad R, Rosenthal E, Katiyar SK.
PLoS One. 2012;7(1):e31093. doi: 10.1371/journal.pone.0031093. Epub 2012 Jan 27. Retraction in: PLoS One. 2018 Dec 31;13(12):e0210346.
★撤回論文データベース
2019年5月11日現在、「撤回監視(Retraction Watch)」の撤回論文データベースでサントシュ・カティヤール(Santosh K.Katiyar)を検索すると、17論文がヒットし、2003年~2017年の12論文が撤回されていた。Retraction Watch Databaseの上右「Nature of Notice」の右にチェックを入れ、「Retraction」にすると、撤回論文(数)が表示される。
「撤回監視(Retraction Watch)」の記事には20論文の撤回を要請したとあるので、いずれ、撤回論文数は20報になるだろう。
→ 2018年6月20日記事:A misconduct probe — which led to 20 retraction requests — took four years. Why? – Retraction Watch
★パブピア(PubPeer)
2019年5月11日現在、「パブピア(PubPeer)」はサントシュ・カティヤール(Santosh K.Katiyar)の11論文にコメントしている:PubPeer – Search publications and join the conversation.
●7.【白楽の感想】
《1》調査報告書
大学の調査報告書は秀逸である。
こういう書類は積極的に公開した方がよいと思う。
《2》大学が自主的に調査
アラバマ大学バーミンガム校は、「撤回監視(Retraction Watch)」記事を読んで、自分の所属教員の論文撤回を知り、自発的にネカト調査に入った。
このように、他からの通報を受けずに大学が自発的にネカト調査をするのはとても珍しい。でも、これが本来のあるべき姿だと思う。
多分、パム・ブネリス研究公正官(Pam Bounelis)が自発的調査を始めた人だと思うが、米国の大学には少なくとも1人の研究公正官がいる。だから、大学は所属する教職院・研究者・院生・学部生のネカトを自主的に管理できる。
日本には研究公正官がいない。どうして設けないのだろう? 専従職員でなくて、教授と兼職でもいいのに。
《3》またしてもインド出身
米国でネカトを犯した研究者に占めるインド出身者の比率はかなり高いと思われる。
インド出身者を対象にしたネカト防止策は?
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日本がもっと豊かに、そして研究界はもっと公正になって欲しい(富国公正)。正直者が得する社会に!
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●8.【主要情報源】
① サントシュ・カティヤール(Santosh K.Katiyar)の「撤回監視(Retraction Watch)」記事群:Search Results for “Santosh Katiyar” – Retraction Watch
② 2018年5月24日のアイヴァン・オランスキー(Ivan Oransky)記者の「Scientist」記事:Scientist Who Received Millions From NIH Leaves Alabama Posts | The Scientist Magazine®、(保存版)
③ 2018年6月12日の「Global Indian」記事:UAB Asks for 20 Papers by Santosh Katiyar to be Retracted from Medical Journals | Global Indian | indiawest.com
④ 2018年5月24日のエリン・エッジモン(Erin Edgemon)記者の「al.com」記事:UAB asks for 20 papers by former professor be retracted from medical journals – al.com、(保存版)
★記事中の画像は、出典を記載していない場合も白楽の作品ではありません。
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