心理学:ロレンザ・コルザト(Lorenza Colzato)(オランダ)

2021年3月20日掲載 

ワンポイント:コルザトは、イタリアで生まれ育ち、オランダのライデン大学(University of Leiden)・講師になった。2018年初旬(43歳)頃、指導していた3人の院生に複数の研究不正を告発された。2019年11月29日(45歳)、ライデン大学は、コルザトが、①データねつ造・改ざん、②著者在順、③医療倫理委員会の未承認研究など、複数の研究不正をしたと発表した。2020年8月(45歳)、解雇した。2021年3月19日現在、コルザトはドイツのルール大学ボーフム(Ruhr-University of Bochum)・教授。2017年の2論文が撤回。国民の損害額(推定)は5億円(大雑把)。

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目次(クリックすると内部リンク先に飛びます)
1.概略
2.経歴と経過
5.不正発覚の経緯と内容
6.論文数と撤回論文とパブピア
7.白楽の感想
9.主要情報源
10.コメント
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●1.【概略】

ロレンザ・コルザト(Lorenza Colzato、Lorenza S. Colzato、ORCID iD:?、写真出典)は、イタリアで生まれ育ち、オランダのライデン大学(University of Leiden)・講師になった。専門は心理学(臨床心理学)である。

日本語に翻訳されていないが、著書『認知強化への理論主導のアプローチ(Theory-Driven Approaches to Cognitive Enhancement)』(2017年)がある(本の表紙出典はアマゾン)。

2018年初旬(43歳)頃、コルザトが指導していた3人の院生、ローラ・ステンベルゲン(Laura Steenbergen)、ブライアント・ジョンキーズ(Bryant Jongkees)、ロベルタ・セラーロ(Roberta Sellaro)が、コルザトの研究不正を見聞きし、1年ほど悩み・調査した後、所属する心理学科の科学部長に相談した。

2019年11月29日(45歳)、ライデン大学は、ロレンザ・コルザト(Lorenza Colzato)が、①データねつ造・改ざん、②著者在順、③医療倫理委員会の許可なしの血液サンプルの収集、④ねつ造・改ざんデータまたは不完全データで研究費を申請した、という4つの研究不正をしたと発表し、2020年8月(45歳)に解雇した。

コルザトは研究不正をしていないと、反論している。

2021年3月19日(46歳)現在、コルザトはドイツのルール大学ボーフム(Ruhr-University of Bochum)・教授で、ドイツのドレスデン工科大学(Technische Universität Dresden)・研究員である。

2021年3月19日現在、告発した当時は院生だった3人は、ライデン大学・心理学科の助教授である。

ライデン大学病院(Leiden University Medical Center)の入口前に立つ白楽、2006年4月。写真所有者:白楽

  • 国:オランダ
  • 成長国:イタリア
  • 医師免許(MD)取得:なし
  • 研究博士号(PhD)取得:ライデン大学
  • 男女:女性
  • 生年月日:1974年9月20日
  • 現在の年齢:47 歳
  • 分野:心理学
  • 不正論文発表:2017年(42歳)
  • 発覚年:2018年(43歳)
  • 発覚時地位:ライデン大学・講師
  • ステップ1(発覚):第一次追及者はコルザトが指導していた3人の院生、ローラ・ステンベルゲン(Laura Steenbergen)、ブライアント・ジョンキーズ(Bryant Jongkees)、ロベルタ・セラーロ(Roberta Sellaro)
  • ステップ2(メディア):「パブピア(PubPeer)」、「撤回監視(Retraction Watch)」
  • ステップ3(調査・処分、当局:オーソリティ):①ライデン大学の科学公正委員会(University Scientific Integrity Committee :CWI)。②オランダの研究公正性委員会(Netherlands Board on Research Integrity:LOWI)
  • 大学・調査報告書のウェブ上での公表:あり。名前を黒塗。 https://retractionwatch.com/wp-content/uploads/2019/12/advies-cwi-2019-01-geanonimiseerd.pdf。英語版はhttps://www.organisatiegids.universiteitleiden.nl/binaries/content/assets/ul2staff/organisatiegids/universitaire-commissies/cwi/advies-cwi-2019-01-geanonimiseerd-engels-edit-def-004.pdf
  • 大学の透明性:匿名発表(Ⅹ)
  • 不正:①データねつ造・改ざん、②著者在順、③医療倫理委員会の許可なしの血液サンプルの収集、④ねつ造・改ざんデータまたは不完全データで研究費を申請
  • 不正論文数:2報撤回、「パブピア(PubPeer)」で13論文にコメント
  • 時期:研究キャリアの中期
  • 職:事件後に移籍し研究職を続けた(◒)
  • 処分:ライデン大学は解雇
  • 日本人の弟子・友人:不明

【国民の損害額】
国民の損害額:総額(推定)は5億円(大雑把)。

●2.【経歴と経過】

出典:Dr. Lorenza Colzato – AcademiaNet

  • 1974年9月20日:イタリアで生まれる
  • 1999年(24歳):イタリアのパドヴァ大学(University of Padova)で修士号取得:臨床心理学および認知心理学
  • 2005年(30歳):オランダのライデン大学(University of Leiden)で研究博士号(PhD)を取得:心理学。指導教授はレックス・ファンデアヘイダ(Lex van der Heijden)
  • 2006年(31歳):ライデン大学(University of Leiden)・助教授。その後、講師(Docent)
  • 2017年-現(42歳-):ドイツのルール大学ボーフム(Ruhr-University of Bochum)・教授
  • 2018年初旬(43歳)?:不正研究が発覚
  • 2019年-現(44歳-):ドイツのドレスデン工科大学(Technische Universität Dresden)・研究員
  • 2019年11月(45歳):ライデン大学がクロと発表
  • 2020年8月(45歳):ライデン大学はコルザトを解雇
  • 2021年3月19日(46歳)現在:ドイツのルール大学ボーフム(Ruhr-University of Bochum)・教授

●5.【不正発覚の経緯と内容】

★発覚の経緯

ロレンザ・コルザト(Lorenza Colzato、写真出典)は、人間の認知能力を予測、障害、または強化することが知られている要因(たとえば、薬物、ストレス、感情、動機、知性、作業記憶容量、バイリンガリズム、宗教、ビデオゲーム、ドーパミン作動性ベースラインレベルなど)の研究をしていた。

多数の論文を発表し、講師とはいえ、コルザトの研究内容は興味深く、有能な研究者だと評価されていた。

コルザトの不正が発覚した時期は不明だが、「2017年10月のFront Nutr.」論文と「2017年4月のExp Brain Res.」論文が問題視された。それで、発覚は2018年初旬(43歳)、と白楽は推測した。

公式書類では、ライデン大学・心理学科(Institute of Psychology)の科学部長(Scientific Director)と3人の元同僚(=元院生)が告発した。

科学部長は、多分、ミヒール・ヴェステンベルク教授(Michiel Westenberg )である。

3人の元院生はコルザトが指導していた院生のローラ・ステンベルゲン(Laura Steenbergen、写真出典)、ブライアント・ジョンキーズ(Bryant Jongkees)、ロベルタ・セラーロ(Roberta Sellaro)で、3人の元院生の中心人物のステンベルゲンは、2014年7月~2016年6月の2年間、コルザト講師の指導下の博士院生だった。

ステンベルゲンは問題視された「2017年10月のFront Nutr.」論文と「2017年4月のExp Brain Res.」論文の共著者で、前者の論文では第一著者でかつ責任著者である。

なお、ステンベルゲンは2016年6月にライデン大学で研究博士号(PhD)を取得した。その後、他大学を経て、2021年3月19日現在、ライデン大学・心理学科の助教授である。

★調査結果

2019年11月29日(45歳)、ライデン大学は、ロレンザ・コルザト(Lorenza Colzato)が、①データねつ造・改ざん、②著者在順、③医療倫理委員会の許可なしの血液サンプルの収集、④ねつ造・改ざんデータまたは不完全データで研究費を申請した、という4つの研究公正違犯をしたと発表した。 → 2019年11月29日のライデン大学(University of Leiden)記事:Breach of academic integrity by former employee of Leiden University – Leiden University

ライデン大学は、以下の2論文の撤回を勧告した。

  1. The effect of gamma-enhancing binaural beats on the control of feature bindings.
    Colzato LS, Steenbergen L, Sellaro R.
    Exp Brain Res. 2017 Jul;235(7):2125-2131. doi: 10.1007/s00221-017-4957-9. Epub 2017 Apr 13.
  2. Overweight and Cognitive Performance: High Body Mass Index Is Associated with Impairment in Reactive Control during Task Switching.
    Steenbergen L, Colzato LS.
    Front Nutr. 2017 Oct 31;4:51. doi: 10.3389/fnut.2017.00051. eCollection 2017.

上記2論文は結局、「2017年7月のExp Brain Res.」論文が2021年1月19日に、「2017年10月のFront Nutr.」論文が2020年11月11日に撤回された。

以下は2019年11月11日のライデン大学の調査報告書の冒頭部分(出典:同)。29ページの全文は → https://retractionwatch.com/wp-content/uploads/2019/12/advies-cwi-2019-01-geanonimiseerd.pdf。英語版はhttps://www.organisatiegids.universiteitleiden.nl/binaries/content/assets/ul2staff/organisatiegids/universitaire-commissies/cwi/advies-cwi-2019-01-geanonimiseerd-engels-edit-def-004.pdf

「③の医療倫理委員会の許可なしの血液サンプルの収集」は刑事犯罪になるとの話である。

コルザト講師は、当時の博士院生で、ネカト告発者の1人のローラ・ステンベルゲン(Laura Steenbergen、前出)が、実際に研究を実施し、(医療倫理審査委員会が承認を拒否した)血液サンプルを採取した人物だと指摘した。

前述したように、ステンベルゲン元院生が問題視された2論文の共著者で、内1論文では責任著者である。つまり、ステンベルゲン元院生が不正の主犯だと言いたいようだ。

また、コルザト講師は、ライデン大学のネカト調査の進め方が規則に違反しているとも指摘した。

ライデン大学の科学公正委員会(University Scientific Integrity Committee :CWI)とオランダの研究公正性委員会(Netherlands Board on Research Integrity:LOWI)の両方とも、博士院生が不正をしていようがいまいが、指導教員であるコルザト講師の不正行為が許されるものではないと結論した。

2020年8月(45歳)、ライデン大学はコルザト講師を解雇した。  → 2020年9月21日のオランダの新聞「NRC Handelsblad」記事:Leidse psycholoog schond inderdaad gedragsregels – NRC

★告発した3人の院生の経験談

ロレンザ・コルザト(Lorenza Colzato)のネカトを告発したのはコルザトの指導を受けていた3人の院生である。前出のローラ・ステンベルゲン(Laura Steenbergen)、それに、ブライアント・ジョンキーズ(Bryant Jongkees、写真左出典)、ロベルタ・セラーロ(Roberta Sellaro、写真右出典)だ。

2021年3月19日現在、3人はライデン大学・心理学科の助教授である。

3人は「撤回監視(Retraction Watch)」の取材に応じ、告発に至る苦しくも長い日々の心境を述べている。  → 2019年12月11日のアイヴァン・オランスキー(Ivan Oransky)記者の「撤回監視(Retraction Watch)」記事:‘A long and lonely process:’ Whistleblowers in a misconduct case speak out – Retraction Watch

かいつまんで、再現してみよう。

私たちは長年、コルザト先生に協力して研究を進めてきました。その間、私たちはコルザト先生が研究上の不正をするのを何度も見て、イヤ、見せられてきました。不正は、小さな不正から大きな不正までさまざまです。

早い段階から、これは不正行為で正常ではないと思っていました。私たちは早い段階から、コルザト先生に抗議しようと思っていました。

しかし、私たちは、不正を指摘し抗議すると、自分たちの研究および個人レベルで厄介な状況になることを知りました。

また、誰も不正を指摘し抗議しないので、コルザト先生は不正絡みの論文をドンドン出版しました。それで、研究が高く評価され、研究助成金をたくさん獲得するのを目の当たりにしました。

時間が経つにつれ、私たちは沈黙することを学びました。なぜなら、私たちはコルザト先生に研究人生も日常的な人間感情も大きく依存していたからです。そして私たちには他に信頼できる人はいませんでした。

やがて私たちは、自分たちがこの状況から抜け出す方法がないことに気づきました。私たちは自分たちの価値基準を変え、私たち自身の行動を歪んだ価値基準に可能な限り合せてきてしまったのです。そうすることで残念ながらコルザト先生の行なっている不正の一部になっていきました。

しかし、コルザト先生は不正行為をますますエスカレートしていきました。

この状況を客観的に眺めた時、私たちはもはや沈黙を保つことができないと思うようになりました。

私たちは同じ研究室で研究しているにもかかわらず、そのシステムを「壊す」必要があると感じました。

そして、約1年前(2018年)、ついに、私たちは心理学科の科学部長に相談しました。

科学部長は私たちの話を丁寧に聞いてくださり、真剣に受け止めてくださいました。

証拠を調べた科学部長はコルザト先生の不正行為を大学に告発してくれました。

当初、私たちは、報復を恐れて、正式な告発人として参加しませんでした。しかし、やがて勇気を出して告発に加わり、自分たちの役割を明らかにしました。

告発は非常に困難な旅でした。そしてそれは正直なところ、今でも困難です。

この1年間、告発に莫大な時間とエネルギーを使いました。このことが私たちの研究生活および個人生活のすべての面に影響を及ぼしています。そして、私たちが経験していることを誰にも説明できません。

外部の人と事件について話し合うことは法的な理由で許可されていません。このことは頭では理解できますが、感情的には非常にストレスで、気持が乱れます。

私たちの親しい人が私たちの変化を理解しておらず、私たちは孤立し、他人を疑うようなりました。それでも私たちはそのことを話すことができません。

私たちは立ち往生していると感じました。周りの誰もが前進しているのに、私たちは未来を想像できません。正しいことをしようとしていることと、すべてを失うことへの恐怖の間で、私たちは絶え間ない葛藤があります。

それは長くて孤独なプロセスでした。

ただ、ありがたいことに私たちは3人いました。3人がお互いに信頼することで、信念を持ち続けられました。 私たち3人の間の無条件の相互信頼が、大学の適切な対応と相まって、告発を成功に導いたのです。

私たちの大学は模範的な対処をしたと思います。謙虚で、オープンで、公正で、相互の信頼を築き、私たちを人間として扱い、決してトラブルメーカーとして扱わないでくれました。

大学がこの事件を「握り潰す」可能性があるとは、どの時点でも感じませんでした。大学は自分たちにとって醜い、あるいは苦しい真実を直視するのを恐れていないようでした。むしろ、事実から教訓を引き出したいと思っているように思えました。

自己批判を行ない、自らの欠陥を認め、行動することで、誰もが改善への前向きな役割を果たす必要があります。

調査報告書は、事件を適切に説明しているのかどうか、私たちには判断できません。

調査報告は、何時間ものヒアリングと多くのレビューされた証拠をかなり短く要約したものです。内容は事実に基づいていますが、感情的にはフラットです。 これは、私たちが経験した感情のジェットコースターとはまったく相容れません。

【ねつ造・改ざんの具体例】

ロレンザ・コルザト(Lorenza Colzato)は、①データねつ造・改ざん、②著者在順、③医療倫理委員会の許可なしの血液サンプルの収集、④ねつ造・改ざんデータまたは不完全データで研究費を申請した、という4つの研究公正違犯をした。

その詳細は省くが、以下に述べるように自己盗用もしていた。

ロレンザ・コルザト(Lorenza Colzato)の2017年出版の著書『認知強化への理論主導のアプローチ(Theory-Driven Approaches to Cognitive Enhancement)』(本の表紙出典はアマゾン)は18章からなる。

18章のうち7章は、過去に公表した文章と高い類似性があり、ある章では、ほぼ完全に類似していた。つまり、自己盗用だった。

●6.【論文数と撤回論文とパブピア】

★パブメド(PubMed)

2021年3月19日現在、パブメド(PubMed)で、ロレンザ・コルザト(Lorenza Colzato)の論文を「Lorenza S. Colzato[Author]」で検索した。この検索方法だと、2002年以降の論文がヒットするが、2004~2021年の18年間の151論文がヒットした。

2021年3月19日現在、「Retracted Publication」のフィルターでパブメドの論文撤回リストを検索すると、1論文が撤回されていた。

★撤回監視データベース

2021年3月19日現在、「撤回監視(Retraction Watch)」の撤回監視データベースでロレンザ・コルザト(Lorenza Colzato)を「Colzato」で検索すると、 2論文が撤回されていた。

「2017年10月のFront Nutr.」論文が2020年11月11日に、「2017年4月(印刷版は2017年7月)のExp Brain Res.」論文が2021年1月19日に、撤回された。

★パブピア(PubPeer)

2021年3月19日現在、「パブピア(PubPeer)」では、ロレンザ・コルザト(Lorenza Colzato)の論文のコメントを「Lorenza Colzato」で検索すると、13論文にコメントがあった。

●7.【白楽の感想】

《1》弟子が師を告発 

ロレンザ・コルザト(Lorenza Colzato、写真出典)は弟子の3人の院生から不正を告発された事件だが、この状況下の弟子は大変である。研究室を出てから告発している。

2021年3月19日現在、3人の院生は研究博士号(PhD)を取得し、ライデン大学・心理学科の助教授になっている。その点、ハッピーである。

多くの場合、大学は所属教員をかばい、告発した院生を悪者にする。この点、3人の院生が「撤回監視(Retraction Watch)」に語った内容から判断して、ライデン大学の対処は適切だったようだ。

《2》博士論文は撤回論文ではないのか 

コルザトとステンベルゲンの師弟関係、ステンベルゲンの博士号が疑問視されない、など、なんかヘンなことが起こっているようだが、状況は埋もれたままである。

ステンベルゲンの博士論文は撤回された「2017年10月のFront Nutr.」論文と「2017年4月のExp Brain Res.」論文に依存しているハズだ。どうして、ステンベルゲンの博士号は疑問視されていないのだ? 告発したから、ご褒美? ヘンです。

2021年3月19日現在、ステンベルゲンはライデン大学・心理学科の助教授である。

《3》ネカト者の弁明

ロレンザ・コルザト(Lorenza Colzato)は、「撤回監視(Retraction Watch)」に取り上げられた自分の記事に対して、かなり長文のコメントを「撤回監視(Retraction Watch)」に書いている。

ネカト事件では、一般的に、調査した大学が調査報告書をもとにネカト者を処分する。調査報告書が公表される場合もあれば、公表されない場合もある。

しかし、いずれにせよ、ネカト者の弁明はほとんど発表されない。

コルザトの弁明が適切かどうか、白楽は判断しにくいが、このような弁明の機会が与えられることは重要だと思う。

告発した3人の院生。左からローラ・ステンベルゲン(Laura Steenbergen)、ブライアント・ジョンキーズ(Bryant Jongkees)、ロベルタ・セラーロ(Roberta Sellaro)、写真出典

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日本がスポーツ、観光、娯楽を過度に追及する現状は日本の衰退を早め、ギリシャ化を促進する。日本は、40年後に現人口の22%が減少し、今後、飛躍的な経済の発展はない。科学技術と教育を基幹にした堅実・健全で成熟した人間社会をめざすべきだ。科学技術と教育の基本は信頼である。信頼の条件は公正・誠実(integrity)である。人はズルをする。人は過ちを犯す。人は間違える。その前提で、公正・誠実(integrity)を高め維持すべきだ。
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●9.【主要情報源】

① ウィキペディア英語版:Lorenza Colzato – Wikipedia
② 2019年11月29日のライデン大学(University of Leiden)記事:Breach of academic integrity by former employee of Leiden University – Leiden University
③ 2019年12月5日のアダム・マーカス(Adam Marcus)記者の「撤回監視(Retraction Watch)」記事:Psychology researcher committed misconduct, says university – Retraction Watch
④ 2019年12月11日のアイヴァン・オランスキー(Ivan Oransky)記者の「撤回監視(Retraction Watch)」記事:‘A long and lonely process:’ Whistleblowers in a misconduct case speak out – Retraction Watch
⑤ 2019年12月12日のバート・ブラウン(Bart Braun)記者の「Mare Online」記事:How a Leiden psychologist committed fraud » Mare Online
⑥ 2020年10月6日のジャック・グローブ(Jack Grove)記者の「Times Higher Education」記事:Reprimand for ‘p-hacking’ is ‘important moment’ for science | Times Higher Education (THE)
⑦ 2020年11月23日のアダム・マーカス(Adam Marcus)記者の「撤回監視(Retraction Watch)」記事:Psychologist’s paper retracted after Dutch national body affirms misconduct findings – Retraction Watch
★記事中の画像は、出典を記載していない場合も白楽の作品ではありません。

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