2025年12月16日(火)掲載
パニグラヒーはハーバード大学医科大学院のベス・イスラエル・ディーコネス医療センター・助教授でがんの基礎医学研究者である。兵器メーカーのロッキード・マーティン社のオーランド工場が周辺に有毒な化学物質を放出し、がんを含むさまざまな傷害を引き起こした、と訴えた裁判で、原告を代表し、500ページを超える報告書を裁判所に提出した。2024年3月、この報告書の大幅な盗用が発覚した。そのすぐ後、パニグラヒーの研究論文に自己盗用、盗用、重複画像が指摘された。それから1年9か月が経過したが、ハーバード大学医科大学院は何も発表していない。従って、パニグラヒーは無処分。国民の損害額(推定)は1億円(大雑把)。
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目次(クリックすると内部リンク先に飛びます)
1.概略
2.経歴と経過
3.動画
4.日本語の解説
5.不正発覚の経緯と内容
6.論文数と撤回論文とパブピア
7.白楽の感想
9.主要情報源
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●1.【概略】
ディパック・パニグラヒー(Dipak Panigrahy、ORCID iD:?、写真出典)は、17歳でボストン大学(Boston University)医科大学院に入学した神童である。その後、ハーバード大学医科大学院(Harvard Medical School)のベス・イスラエル・ディーコネス医療センター(BIDMC: Beth Israel Deaconess Medical Center)・助教授になった。専門は病理学である。
兵器メーカーのロッキード・マーティン社(Lockheed Martin)のオーランド工場が周辺に有毒な化学物質を放出し、がんを含むさまざまな傷害を引き起こした、と訴えた集団訴訟で、パニグラヒーは原告を代表し、500ページを超える報告書を裁判所に提出した。
2024年3月(46歳?)、この報告書に大幅な盗用が見つかり、裁判官は裁判の証拠としてこの報告書を除外した。
そのすぐ後、パニグラヒーの複数の研究論文に自己盗用、盗用、重複画像などのネカトが見つかった。
ネカト発覚から1年9か月が経過したが、ハーバード大学医科大学院はパニグラヒーのネカトに関して何も発表していない。従って、パニグラヒーは無処分で従来職を維持している。
ハーバード大学医科大学院(Harvard Medical School)
- 国:米国
- 成長国:米国
- 医師免許(MD)取得:ボストン大学
- 研究博士号(PhD)取得:なし
- 男女:男性
- 生年月日:不明。仮に1978年1月1日生まれとする。米国生まれ(推定)。2003年にJudah Folkman研究室で研究を始めた時を25歳とした
- 現在の年齢:47歳?
- 分野:病理学
- 不正論文発表:2011~2022年(33~44歳?)の12年間
- ネカト行為時の地位:ハーバード大学医科大学院のベス・イスラエル・ディーコネス医療センター・研究員、助教授
- 発覚年:2024年(46歳?)
- 発覚時地位:ハーバード大学医科大学院のベス・イスラエル・ディーコネス医療センター・助教授
- ステップ1(発覚):第一次追及者はロッキード・マーティン社の弁護士チーム(推定)
- ステップ2(メディア):裁判記録、「パブピア(PubPeer)」、「Harvard Crimson」、「New York Post」など
- ステップ3(調査・処分、当局:オーソリティ):①ハーバード大学医科大学院は調査していない(推定)
- 大学・調査報告書のウェブ上での公表:なし。調査していない(推定)
- 大学の透明性:調査していない(推定)(✖)
- 不正:自己盗用、盗用、重複画像
- 不正論文数:「パブピア(PubPeer)」で8報にコメント。1論文撤回
- 盗用ページ率:?%
- 盗用文字率:?%
- 時期:研究キャリアの中期
- 職:事件後に研究職(または発覚時の地位)を続けた(〇)
- 処分:なし
- 対処問題:大学怠慢
- 特徴:大学の研究者が裁判所に提出した報告書に盗用が発覚し、裁判が歪む
- 日本人の弟子・友人:不明
【国民の損害額】
国民の損害額:総額(推定)は1億円(大雑把)。
●2.【経歴と経過】
主な出典:Dipak Panigrahy Lab | BIDMC of Boston
- 生年月日:不明。仮に1978年1月1日生まれとする。米国生まれ(推定)。2003年にJudah Folkman研究室で研究を始めた時を25歳とした
- xxxx年(xx歳):17歳でボストン大学(Boston University)医科大学院に入学し、医師免許(MD)取得
- 2003~2013年(25~35歳?):10年間、ハーバード大学医科大学院(Harvard Medical School)のジューダ・フォークマン(Judah Folkman)研究室で研究(血管新生とがん)
- 2011~2022年(33~44歳?):この12年間の8論文に「パブピア(PubPeer)」のコメントがある
- 2013年(35歳?):ハーバード大学医科大学院(Harvard Medical School)のベス・イスラエル・ディーコネス医療センター(BIDMC: Beth Israel Deaconess Medical Center)に加わる
- 2014年(36歳?):同所・助教授
- 2024年3月(46歳?):裁判所で盗用と指摘された
- 2025年12月15日(47歳?)現在:従来職を維持
●3.【動画】
以下は事件の動画ではない。
【動画1】
「ディパック・パニグラヒー」と紹介。
講演動画:「Dipak Panigrahy Inflammation and Cancer Progression at 21st FHTI produced by Renata Bushko – YouTube」(英語)30分28秒。
FutureofHealthTech(チャンネル登録者数 1650人) が2019/10/23に公開
クリック → https://www.youtube.com/watch?v=xjpFqZRsrtQ
【動画2】
研究内容の説明動画:「The Emerging Impact of Specialized Pro-resolving Mediators (SPMs) on Tumor Size and Growth – YouTube」(英語)6分35秒。
Metagenics Institute(チャンネル登録者数 6040人) が2020/12/18に公開
●4.【日本語の解説】
以下は事件の日本語解説ではない。
★2024年6月20日:著者不記載(GIGAZINE(ギガジン)):「がん細胞は死ぬとどうなるのか」
2017年の研究に携わったベス・イスラエル・ディーコネス医療センター・がんセンターのディパク・パニグラヒー博士は、ニュースサイト・Live Scienceに対して「がんの問題は、炎症解消を促してサイトカインの量を減らし、細胞の残骸を除去するような治療法がないことです」と語っています。
そこで注目されるのが、細胞の残骸の除去を促しつつ、炎症やサイトカインの影響を軽減するという、オメガ3由来の分子であるレゾルビンです。しかし、がんとの闘病でレゾルビンがどのように役立つのかは、まだ正確には解明されていないとのこと。
続きは、原典をお読みください。
●5.【不正発覚の経緯と内容】
★研究人生

ディパック・パニグラヒー(Dipak Panigrahy、写真出典)は、17歳でボストン大学(Boston University)医科大学院に入学したとあるから、10代は神童のように優秀だったのだろう。
その後、ハーバード大学医科大学院(Harvard Medical School)のベス・イスラエル・ディーコネス医療センター(BIDMC: Beth Israel Deaconess Medical Center)・助教授になった。
専門は病理学でがんの研究である。
★獲得研究費
ディパック・パニグラヒー(Dipak Panigrahy)は、NIHから2010~2015年の6年間と2024~2025年の2年間、12件、計5,404,310ドル(約5億4043万円)の研究費を獲得していた。 → RePORT ⟩ Dipak Panigrahy
2016~2024年の8年間のブランクがある理由は不明である。単にグラントが不採択だったとは思えない。8年間もグラント不採択なら研究職を維持できないからだ。なんかヘン。
なお、論文数を見ると、この8年間にも論文を出版していた。ただ、2014年に7報なのに2015年1報、2016年2報と激減した。その後、徐々に回復した。
★発覚と経緯
2023年頃(白楽の推定)、ディパック・パニグラヒー(Dipak Panigrahy)は、兵器メーカーのロッキード・マーティン社(Lockheed Martin)のオーランド工場が周辺に有毒な化学物質を放出し、がんを含むさまざまな傷害を引き起こした、と訴えた裁判で、原告を代表して500ページを超える報告書を裁判所に提出した。
2024年3月18日(46歳?)、米国地方裁判所のロイ・ダルトン判事(Roy B. Dalton Jr.、写真出典)は、パニグラヒーの報告書に大幅な盗用があったとし、裁判の証拠としてその報告書を除外した。
パニグラヒーの報告書の多くの部分は、国際がん研究機関(International Agency for Research on Cancer:IARC)の出版物と一字一句同じだったのだ。
なお、報告書は国際がん研究機関(IARC)の出版物を引用しているが、流用箇所を引用符で囲っていなかった。
「パニグラヒー博士の報告書は、はっきり言ってめちゃくちゃだ。報告書全体にわたって盗用があまりにも多く、パニグラヒー博士自身の研究箇所が一体何なのかを理解するのは正直言って困難だった」とダルトン判事は述べている。
パニグラヒーは、盗用していない、全部、引用している、と盗用を否定した。
「研究結果に関する包括的な議論については国際がん研究機関(IARC)のレビューを頼りにし、その後、入手可能な証拠に基づいて独自の分析をした」、とパニグラヒーは説明した。
なお、パニグラヒーの報告書の盗用比較図を白楽は入手できなかったので、盗用の程度(量と質)はわからない。ここに示せない。
ただ、この事件の直後に、「パブピア(PubPeer)」でパニグラヒーの複数の論文に盗用や画像重複が指摘された。
2025年12月15日(47歳?)現在、上記のネカト指摘から1年9か月が経過したが、ハーバード大学医科大学院はパニグラヒーのネカトに関して何も発表していない。多分、調査していないのだろう。
本来は、ハーバード大学医科大学院が調査し、クロと認定し、研究公正局案件になる筋の事件と思われる。
2025年12月15日(47歳?)現在、ディパック・パニグラヒー(Dipak Panigrahy)は従来職を維持している。 → Dipak Panigrahy Lab | BIDMC of Boston
●【ネカトの具体例】
裁判所に提出した報告書での盗用の具体例は、資料が入手できなかったので、ここで示せない。
その報告書とは別に、ディパック・パニグラヒー(Dipak Panigrahy)の複数の論文に重複画像と盗用が指摘された。
以下、3論文を取り上げ、具体例を示すが、「パブピア(PubPeer)」では、8論文にコメントがある。
★「2011年12月のCancer Metastasis Rev」論文:自己盗用
「2011年12月のCancer Metastasis Rev」論文の書誌情報を以下に示す。2024年11月26日に撤回された。
- EET signaling in cancer.
Panigrahy D, Greene ER, Pozzi A, Wang DW, Zeldin DC.
Cancer Metastasis Rev. 2011 Dec;30(3-4):525-40. doi: 10.1007/s10555-011-9315-y.
Retraction in: Cancer Metastasis Rev. 2024 Nov 26;44(1):7. doi: 10.1007/s10555-024-10229-z.PMID: 22009066
2024年4月、Mycosphaerella arachidisが盗用疑惑を指摘した。以下の盗用比較図で、パニグラヒーの左の「2011年12月のCancer Metastasis Rev」論文は、同じ著者の前年の「2010年のCancer Metastasis Rev」論文(右)と、文章がかなり同じ。
以下のパブピアの図の出典:https://pubpeer.com/publications/AEE098EFB167139143BE6877D581A9

さらに、ここに示さないが、図1と図3も「2010年のCancer Metastasis Rev」論文からの自己盗用だった。
★「2020年9月のProc Natl Acad Sci U S A.」論文:重複画像
「2020年9月のProc Natl Acad Sci U S A.」論文の書誌情報を以下に示す。2025年12月15日現在、撤回されていない。
- Resolution of eicosanoid/cytokine storm prevents carcinogen and inflammation-initiated hepatocellular cancer progression.
Fishbein A, Wang W, Yang H, Yang J, Hallisey VM, Deng J, Verheul SML, Hwang SH, Gartung A, Wang Y, Bielenberg DR, Huang S, Kieran MW, Hammock BD, Panigrahy D.
Proc Natl Acad Sci U S A. 2020 Sep 1;117(35):21576-21587.
doi: 10.1073/pnas.2007412117. Epub 2020 Aug 14.PMID: 32801214
―――――以下は図2E:出典は原著論文―――――

上図(図2E)のコントラストを変えると、赤枠で示したパネルは同じ画像だったことがわかる。以下のパブピアの図の出典:https://pubpeer.com/publications/E621564A87140054CB24027EE90668#4

★「2022年11月のAm J Physiol Cell Physiol.」論文:盗用
「2022年11月のAm J Physiol Cell Physiol.」論文の書誌情報を以下に示す。2025年12月15日現在、撤回されていない。
- Different modalities of host cell death and their impact on Mycobacterium tuberculosis infection.
Nisa A, Kipper FC, Panigrahy D, Tiwari S, Kupz A, Subbian S.
Am J Physiol Cell Physiol. 2022 Nov 1;323(5):C1444-C1474. doi: 10.1152/ajpcell.00246.2022. Epub 2022 Oct 3.PMID: 36189975
2024年4月、Mycosphaerella arachidisが盗用疑惑を指摘した。以下の盗用比較図で、別の著者の2000年の論文(左)と、パニグラヒーの右の「2022年11月のAm J Physiol Cell Physiol.」論文の文章が逐語的に同じ。
以下のパブピアの図の出典:https://pubpeer.com/publications/B1259056763D78F61E591640DEDB25

●6.【論文数と撤回論文とパブピア】
データベースに直接リンクしているので、記事閲覧時、リンク先の数値は、記事執筆時の以下の数値より増えている(ことがある)。
★パブメド(PubMed)
2025年12月15日現在、パブメド(PubMed)で、ディパック・パニグラヒー(Dipak Panigrahy)の論文を「Dipak Panigrahy[Author]」で検索した。この検索方法だと、2002年以降の論文がヒットするが、2002~2024年の23年間の72論文がヒットした。
2025年12月15日現在、「Retracted Publication」のフィルターでパブメドの論文撤回リストを検索すると、「2011年12月のCancer Metastasis Rev」・1論文が2024年11月26日に撤回されていた。
★撤回監視データベース
2025年12月15日現在、「撤回監視(Retraction Watch)」の撤回監視データベースでディパック・パニグラヒー(Dipak Panigrahy)を「Dipak Panigrahy」で検索すると、0論文が撤回されていた。
★パブピア(PubPeer)
2025年12月15日現在、「パブピア(PubPeer)」では、ディパック・パニグラヒー(Dipak Panigrahy)の論文のコメントを「authors:”Dipak Panigrahy”」で検索すると、2011~2022年の8論文にコメントがあった。
●7.【白楽の感想】
《1》腑に落ちない
病理の専門家であるディパック・パニグラヒー(Dipak Panigrahy)は、兵器メーカーのロッキード・マーティン社(Lockheed Martin)の工場から放出された有毒な化学物質が癌を引き起こしたという60人余りの集団訴訟の原告を代表して500ページの報告書を書いた。
臨床医学の研究者ならまだしも、発がんのメカニズムを研究する基礎医学の研究者が、なんで環境問題に取り組んだのか、それも、集団訴訟の原告を代表して、なんで500ページの報告書を書いたのか?
白楽はわからない。腑に落ちない。
パニグラヒーに特殊な事情があるのだろうか?
パニグラヒーには、2016~2024年の8年間の研究費獲得ブランクがあるが、これと関係しているのだろうか?
ディパック・パニグラヒー(Dipak Panigrahy)、写真出典
《2》ネカトと裁判
パニグラヒーの報告書に大幅な盗用があったとのことだが、そのすぐ後に、パニグラヒーの複数の研究論文に盗用や重複画像(データ捏造?)があると指摘された。
報告書の盗用を見つけた人は仮名なので身元不詳である。
白楽は、しかし、ロッキード・マーティン社が依頼した弁護士チームだろうと想像した。研究論文の盗用と重複画像を見つけた人も弁護士チームだろう。
研究不正は、政治や裁判で敵対する相手研究者の不正・不誠実さを証明する道具にしばしば使われる。
パニグラヒーは信用されず、裁判でパニグラヒーの報告書が証拠として認められなくなった。
結局、訴訟が歪んでしまった。
研究不正の指摘を政治や裁判で使うのは不適切だ、と白楽は思う。
《3》研究不正を防ぐ方法
パニグラヒーの研究不正を防ぐには、どうすればよかったか?
また、今後、同じような研究不正を起こさせないためにはどうすべきか?
研究不正を防ぐ基本は「ネカト許さない文化」の構築で、具体策は、①家庭での道徳教育と小中高大院での(学術)規範教育の徹底、②規範意識の高い人だけを研究者に採用・昇進するシステム作り、③ネカト監視・通報の徹底(通報者保護)、④ネカトを刑事犯化へと法改正、⑤学術システムの改革、であるが、根本的解決の1つは、⑥現行の大学が調査をやめ、麻薬取締部などの捜査権を持つ格上機関がネカト調査すべきだと思う。
単純な事件なので、①~⑤の全部だろうが、「①家庭での道徳教育と小中高大院での(学術)規範教育の徹底」が大きいと思う。
撤回された「2011年12月のCancer Metastasis Rev」は33歳(?)の時の出版だが、2010年の自分たちの論文から自己盗用していた。
さらに、「2011年のProstaglandins & Other Lipid Mediators」論文も33歳(?)の時の出版だが、自分たちの論文から自己盗用していた。
そして、それらから11年後の44歳(?)時の「2022年11月のAm J Physiol Cell Physiol.」論文では、他人の論文から盗用していた。
思うに、パニグラヒーは若い時にネカト癖をつけてしまった。
ネカトの法則:「ネカト癖は研究キャリアの初期に形成されることが多い」。
それで、研究キャリアの初期にネカト癖がつかないように教育すべきだった。
そこがうまくできないと、ネカトの法則:「ネカトはその人の研究スタイルなので、他論文でもネカトしている」になる。
上記の3論文の自己盗用・盗用は2024年4月に発覚した。
2011年に論文出版した直後に見つけて、学術界から排除しておくのが防止策だと思う。「③ネカト監視・通報の徹底」が欠けた事件だった。
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★記事中の画像は、出典を記載していない場合も白楽の作品ではありません。
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●9.【主要情報源】
① 2024年3月18日の裁判文書:Henderson v. Lockheed Martin Corp. | 723 F. Supp. 3d 1147 | M.D. Fla. | Judgment | Law | CaseMine
② 2024年4月5日のヴェロニカ・パウルスとアクシャヤ・ラヴィ(Veronica H. Paulus and Akshaya Ravi)記者の「Harvard Crimson」記事:‘A Mess’: Harvard Med School Professor Plagiarized in Expert Report, Judge Says | News | The Harvard Crimson
③ 2024年4月16日のパトリック・ライリー(Patrick Reilly)記者の「New York Post」記事:Harvard Medical School professor plagiarized a report for Lockheed Martin suit: judge | New York Post
④ 2024年4月17日のコート・カークウッド(R. Cort Kirkwood)記者の「New American」記事:Federal Judge: Harvard MD Plagiarized Expert Witness Report – The New American