サビーン・へイザン(Sabine Hazan)(米)

2023年7月20日掲載

ワンポイント:へイザンはモロッコ生まれでカナダ育ち。米国で医師免許を取得し、カリフォルニア州でベンチュラ臨床試験社(Ventura Clinical Trials)を創業し、社長(CEO)に就任した。ところが、ネカトハンターのチェシャー(Cheshire)に、単著の「2022年7月のFront Microbiol」論文が、データねつ造・改ざん、論旨のズサンさを指摘され、2023年5月11日(58歳?)に撤回になった。他にも問題論文が複数あったが、この間、ヘイザンは、批判に対して開き直り、無視、そして批判者を脅迫するという、ヒンシュクな対応をした。民間企業の社長(CEO)なので、へイザンを処分するシステムはない。国民の損害額(推定)は1千万円(大雑把)。

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目次(クリックすると内部リンク先に飛びます)
1.概略
2.経歴と経過
3.動画
5.不正発覚の経緯と内容
6.論文数と撤回論文とパブピア
7.白楽の感想
9.主要情報源
10.コメント
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●1.【概略】

サビーン・へイザン(サビーン・へザン、サビーン・ヒザン、Sabine Hazan、ORCID iD:?、写真出典)は、米国のベンチュラ臨床試験社(Ventura Clinical Trials)の社長(CEO)で医師免許所持者。専門分野は臨床消化器学だが、会社の業務は臨床試験である。

2022年7月(57歳?)、へイザンは単著で「2022年7月のFront Microbiol」論文を出版した。

5か月後の2022年12月(57歳?)、ネカトハンターのチェシャー(Cheshire)が「2022年7月のFront Microbiol」論文のデータねつ造・改ざん、論旨のズサンさを指摘した。

2023年5月11日(58歳?)、論文は撤回された。

ヘイザンの問題論文は上記の「2022年7月のFront Microbiol」論文だけでなく、「パブピア(PubPeer)」では13論文にコメントがある。

ヘイザンは出版後査読 (post-publication peer-review)システムを知らなかったようで、パブピア(PubPeer)を知らなかった。

そのこともあってか、自分の論文の批判に開き直る、あるいは、無視をした。また、批判者を脅迫するまでもした。ヒンシュクな対応の典型だった。

ベンチュラ臨床試験社(Ventura Clinical Trials)。写真出典、https://goo.gl/maps/x3k8bcDfbiPH5iM1A。グーグルマップで白楽が作成

建物正面(上図のほぼ中央)の文字を拡大する(以下)と「ベンチュラ臨床試験社(Ventura Clinical Trials)」とある。プロジェナバイオーム社(ProgenaBiome)も同じ住所。

  • 国:米国
  • 成長国:カナダ
  • 医師免許(MD)取得:カナダのダルハウジー大学
  • 研究博士号(PhD)取得:なし
  • 男女:女性
  • 生年月日:不明。モロッコ(Morocco)で生まれる。仮に1965年1月1日生まれとする。1984年に大学・学部に入学した時を19歳とした
  • 現在の年齢:59歳?
  • 分野:臨床試験業
  • 不正論文発表:2019~2022年(54~57歳?)の4年間
  • ネカト行為時の地位:ベンチュラ臨床試験社・社長(CEO)
  • 発覚年:2022年(57歳?)
  • 発覚時地位:ベンチュラ臨床試験社・社長(CEO)
  • ステップ1(発覚):第一次追及者はネカトハンターのチェシャー(Cheshire、またの告発名をActinopolyspora biskrensis)で、パブピア(PubPeer)で指摘
  • ステップ2(メディア):「パブピア(PubPeer)」、「撤回監視(Retraction Watch)」、レオニッド・シュナイダー(Leonid Schneider)のブログ
  • ステップ3(調査・処分、当局:オーソリティ):①学術誌・編集部。②民間企業・社長なので調査なし
  • 所属機関・調査報告書のウェブ上での公表:なし。民間企業・社長なので調査なし
  • 所属機関の透明性:調査していない(✖)。民間企業・社長なので調査なし
  • 不正:ねつ造・改ざん
  • 不正論文数:1報撤回。「パブピア(PubPeer)」では13論文にコメントあり
  • 時期:研究キャリアの後期
  • 職:事件後に研究職(または発覚時の地位)を続けた(〇)。民間企業・社長なので調査も処分もなし
  • 処分:なし。民間企業・社長なので調査も処分もなし
  • 日本人の弟子・友人:不明

【国民の損害額】
国民の損害額:総額(推定)は1千万円(大雑把)。

●2.【経歴と経過】

主な出典:(1)About The Authors

  • 生年月日:不明。モロッコ(Morocco)で生まれる。仮に1965年1月1日生まれとする。1984年に大学・学部に入学した時を19歳とした
  • 1974年(9歳?):家族と共にカナダに移住
  • 1984 – 1987(19 – 22歳?):カナダのコンコルディア大学(Concordia University)で学士号取得:生物学
  • 1987 – 1992年(22 – 27歳?):カナダのダルハウジー大学(Dalhousie University)で医師免許(MD)取得
  • 1992 – 1995年(27 – 30歳?):米国のマイアミ大学(University of Miami)・研修医
  • 1995 – 1998年(30 – 33歳?):米国のフロリダ大学(University of Florida)・研究員?
  • 2005年2月(40歳?) – 現:ベンチュラ臨床試験社(Ventura Clinical Trials)の社長(CEO)
  • 2005年4月(40歳?)– 現:Malibu specialty centerの社長(CEO)
  • 2019年4月(54歳?)– 現:プロジェナバイオーム社(ProgenaBiome) の社長(CEO)
  • 2022年7月(57歳?):後で問題視される「2022年7月のFront Microbiol」論文を単著で出版
  • 2022年12月(57歳?):不正研究が発覚する
  • 2023年5月11日(58歳?):上記論文が撤回

●3.【動画】

以下は事件の動画ではない。

【動画1】
「Sabine Hazan」を「へイザン」と自己紹介。
研究紹介動画:「Dan interviews Dr Sabine Hazan from Progenabiome on Her Startup Company as well as clinical research – YouTube」(英語)0分54秒。
Dan Sfera(チャンネル登録者数  2.92万人) が2019/05/22 に公開

【動画2】
「Sabine Hazan」を「サビーン・へザン」と自己紹介。
研究紹介動画:「Dr. Sabine Hazan: The Gut Bacteria That’s Missing in People Who Get Severe COVID | TEASER – YouTube」(英語)0分54秒。
American Thought Leaders – The Epoch Times(チャンネル登録者数 37万人) が2023/03/24 に公開

【動画3】
「Sabine Hazan」を「サビーン・ヒザン」と紹介。
研究インタビュー動画:「Microbiome Talk with Dr. Sabine Hazan – YouTube」(英語)1時間18分35秒。
Drbeen Medical Lectures(チャンネル登録者数 62.2万人) が2022/05/28 に公開

●5.【不正発覚の経緯と内容】

★研究人生

サビーン・へイザン(Sabine Hazan)はモロッコで生まれた。

1974年(9歳?)、子供(へイザンら)の将来のために家族はカナダに移住した。

へイザンはカナダで育ち、1992年(22 – 27歳?)、カナダのダルハウジー大学(Dalhousie University)で医師免許(MD)を取得した。

その後、米国で研修医を務めた。

2005年2月(40歳?)、米国で多数の大手製薬会社を顧客として、臨床試験を請け負うベンチュラ臨床試験社(Ventura Clinical Trials)をカリフォルニア州で創業し、社長(CEO)に就任した。

その後、バイオベンチャーのプロジェナバイオーム社(ProgenaBiome)も設立した。

つまり、へイザンは大学・研究所に所属する学術研究者ではない。研究博士号(PhD)も取得していない。

それなのに、後述するように、2017~2023年(52~58歳?)の7年間に20報の論文を出版した。

また、本事件とは直接の関係はないが、へイザンは反ワクチン主義者で、クローン病(Crohn’s disease)と自閉症(autism)は両方ともワクチンによって引き起こされると主張している。

★発覚の経緯

2022年7月(57歳?)、サビーン・へイザン(Sabine Hazan)は、「2022年7月のFront Microbiol」論文を単著で出版した。

論文は、新型コロナウイルスの治療法として、イベルメクチンに焦点を当てた内容だった。新型コロナウイルスが大流行している最中だったので、論文は50,000回以上閲覧され、数千件ツイートされ、人々の関心は極めて高かった。

しかし、問題があった。

2022年12月(57歳?)、パブピア(PubPeer)でネカトハンターのチェシャー(Cheshire、またの告発名をActinopolyspora biskrensis)が、論文の論旨がおかしいと最初に指摘した。

論文要旨に「研究データは、イベルメクチンが新型コロナウイルス感染症から保護することを示す」とあるが、論文にその「研究データ」が見当たらない、と指摘した。

44報の論文の内35報でイベルメクチンが新型コロナウイルス感染症から保護すると表1(以下)で示し、研究の80%以上でイベルメクチン治療が有効だと、論文は結論している。

ただ、44報の内のどの論文が35報の論文に該当するのかを示していない。また、どうやって44論文を選んだかも書いていない。

つまり、論文の選択が意図的で、かつ、35報の論文がイベルメクチンの有効性を示しているのかに疑念があると、チェシャーは指摘した。

さらに、「Gavriatopoulou et al. (2021)」論文では新型コロナウイルス感染症をイベルメクチンで治療している、とへイザンは論文に書いている。

しかし、チェシャーが読んでみると、「Gavriatopoulou et al. (2021)」論文では、イベルメクチンのことを一言も言及されていなかった。

2022年12月(57歳?)、ヘイザンはパブピア(PubPeer)という出版後査読 (post-publication peer-review)のサイトを知らなかったようだ、とチェシャーがツイートした。「誰か、パブピア(PubPeer)を知っていますか?・・・」とヘイザンはツイートしている。このツイートはその後、削除された。

2022年12月(57歳?)、結局、ヘイザンはチェシャーの指摘に「訂正します」とパブピア(PubPeer)で回答した。

★ネカト指摘は続く

チェシャーはその後もヘイザンの論文の問題点を指摘し続けた。

例えば、表1の44報の35論文がイベルメクチン(IVM)は新型コロナウイルス感染症の予防や治療に効果的だとヘイザンの論文は述べている。

チェシャーは表1の44報の結論を全部調べた。

その結果、

18論文は、治療に無効
5論文は、予防に有効
8論文は、薬物併用すれば有効だが、単独の結果なし
13論文は、治療に有効

つまり、予防に有効なのは13報(内8報は他薬物との併用)だった。ヘイザンの論文では、イベルメクチンが予防に有効だと35報の論文が報じていると書いてあるが、まるで、デタラメだった。

著名なネカトハンターのエリザベス・ビック(Elisabeth M Bik)もパブピア(PubPeer)で問題点を指摘した。

ビックの指摘した問題点は量が多いので、解説を省くが、へイザンはビックの質問に答えていない。

2023年1月5日(58歳?)、学術誌は論文に懸念表明を付けた。 → Frontiers | 懸念表明

2023年4月19日(58歳?)、へイザンは学術誌から論文撤回を通告されたようだ。以下のツイッターで「医学における茶番とは、イベルメクチン仮説の論文が撤回されるということだ。・・・」と毒を吐いている、(保存版)。

2023年5月11日(58歳?)、学術誌は論文を撤回した。 → Frontiers | 撤回公告

2023年7月19日(58歳?)現在、パブピア(PubPeer)で、へイザンの返事を含めると31件もの多数のコメントがついていた。

★脅迫

2022年12月(57歳?)、上記とは別の論文のやり取りで、サビーン・へイザン(Sabine Hazan)は、自分の論文の問題点を指摘する人をツイッターで次のように脅迫した。

この論文の信用を傷つけようとしている人たちへ、私が注視していること、そしてあなたを刑務所に入れるために全力を尽くすことを知るべし。(以後略)」

このツイートはその後削除された。

以下の出典:https://pubpeer.com/publications/1B61D1CC7C51BC30924A32DFB38C25#3

 

★食品医薬品局の警告書

2022年2月(57歳?)、上記の「2022年7月のFront Microbiol」論文出版の5か月前、米国の食品医薬品局はトペリア・セラピューティクス社(Topelia Therapeutics)のへイザン社長に警告書(warning letter)を送っていた。 → Sabine S. Hazan, M.D. – 628110 – 02/28/2022 | FDA

会社の臨床研究施設の鑑査で、臨床試験審査委員会によるプロトコールの倫理的承認が失効した後も、臨床試験参加者の登録、無作為化、投与を続けていたからである。

★代筆

2023年2月(58歳?)、エリザベス・ビック(Elisabeth M Bik)はサビーン・へイザン(Sabine Hazan)の以下の「2019年10月のACG Case Rep J.」論文は代筆ではないかと指摘した。

2020年2月(55歳?)、へイザンは論文訂正で、謝辞の項に以下を加えた。 → 訂正公告

「著者は、この原稿の準備においてメディカルライティングの支援をしていただいた、Biocite Medical Writing Services のジョーダナ・キャンベル(Jordana Campbell)とプロジェナバイオーム社(ProgenaBiome)のアンドレス・トーマス(Andres Thomas)に感謝します」。

なぜこの訂正をしたか不明だが、コレって、論文原稿はこの2人に代筆してもらいました、と述べているのと同じだと思うんだけど。

【ネカトの具体例】

上記したので省略。

●6.【論文数と撤回論文とパブピア】

★パブメド(PubMed)

2023年7月19日現在、パブメド(PubMed)で、サビーン・へイザン(Sabine Hazan)の論文を「Sabine Hazan[Author]」で検索した。この検索方法だと、2002年以降の論文がヒットするが、2017~2023年の7年間の20論文がヒットした。

2023年7月19日現在、「Retracted Publication」のフィルターでパブメドの論文撤回リストを検索すると、1論文が撤回されていた。

★撤回監視データベース

2023年7月19日現在、「撤回監視(Retraction Watch)」の撤回監視データベースでサビーン・へイザン(Sabine Hazan)を「Sabine Hazan」で検索すると、本記事で問題にした「2022年7月のFront Microbiol」論文・1論文が懸念表明、その後、撤回されていた。

★パブピア(PubPeer)

2023年7月19日現在、「パブピア(PubPeer)」では、サビーン・へイザン(Sabine Hazan)の論文のコメントを「Sabine Hazan」で検索すると、13論文にコメントがあった。

2010年の1報と、2019~2022年の12報である。

●7.【白楽の感想】

《1》脅迫 

サビーン・へイザン(Sabine Hazan)は一言で言えば、学術研究の常識・規範を知らないで成長した人のように思える。

その理由を、偏見に満ちた白楽が解釈すると、研究博士号(PhD)を取得していないのでまともな研究者になる育成訓練がされていないためか、異国の美女なのでカナダと米国の指導教授が甘く育てたためなのか、あるいはモロッコ人の父親の人生処世術の影響なのか、わかりません。

へイザンは、自分の論文がネカトと指摘され、非常に不愉快に思ったのだろう。告発に対して、開き直り、無視、そして告発者を脅迫した。

もちろん、ネカト者が告発者を脅迫することは珍しいことではない。でも、ヘイザンは少し逸脱している。

白楽ブログは、外国のネカト事件の解説が主で、副として、研究者倫理事件を起こした日本の研究者を一覧表にし、公表している。直接、告発する行為はほぼしていない。だから、一覧表の内容はメディアや他人が公表した情報をリストした二次情報である。

二次情報なのに、この一覧表にリストされた日本人が、表から自分の名前を削除するよう、直接、白楽を脅迫、または、弁護士を介して、時には警察官に代理させ、脅迫してきた(好意的に言えば「依頼」してきた)。

一覧表で個人攻撃する意図はない。

一覧表は、日本の学術界・研究界の研究公正と研究者の倫理を高め・維持するため、情報を収取・整理し、方策を練るためのデータベースなんです。だから、データが一部でも欠けると、方策にひずみが出る。

だから、詳細に記載したいし、欠落させたくない。でも、・・・です。

《2》防ぐ方法

サビーン・へイザン(Sabine Hazan)の「2022年7月のFront Microbiol」論文は、ネカトハンターのチェシャー(Cheshire、またの告発名をActinopolyspora biskrensis)が指摘した様に、論旨の異常、提出データの異常など、かなり明白で、本来なら査読段階でチェックすべき内容だった。

ただ、現実は、ソコソコ有能な査読者でないと、この論文内容の異常を指摘できないだろう。

今回のように、論文が出版された後にでも、査読システムが機能するのは、良いことだと思う。

なお、へイザン事件の特徴はサビーン・へイザン(Sabine Hazan)が大学や研究所の学術機関の研究者ではなく、営利企業の社長(CEO)だということだ。

へイザンの立場に立てば、学術論文は自社の利益向上の道具(金儲けの道具)になっている。

学術論文の出版を金儲けに利用しても、それを禁止する必要はない。

まともな研究者のほぼ全員にとって、昇進・昇給、特許など、論文出版することで金儲けにつながることが、優れた論文を出版する動機の一部になっている。

それで、論文の問題点が指摘されると、金儲けが阻害されるので、著者は感情的になり、激怒する。

また、カネが絡むと、ズルして(データをねつ造して)でも、儲けに都合の良い学術論文を出版しようとする傾向が高くなる。

この場合、どうすると良いのだろうか?

マー、特別、気にすることもないのかな? 普通に研究公正が機能していれば。

サビーン・へイザン(Sabine Hazan)。https://archive.md/wip/mDJwN

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日本の人口は、試算では、2100年に現在の7~8割減の3000万人になるとの話だ。国・社会を動かす人間も7~8割減る。現状の日本は、科学技術が衰退し、かつ人間の質が劣化している。日本がスポーツ、観光、娯楽を過度に追及する現状は日本の衰退を早め、ギリシャ化を促進する。今後、科学技術と教育を基幹にし、人口減少に見合う堅実・健全で成熟した良質の人間社会を再構築すべきだ。公正・誠実(integrity)・透明・説明責任も徹底する。そういう人物を昇進させ、社会のリーダーに据える。
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●9.【主要情報源】

① 2021年10月28日のレオニッド・シュナイダー(Leonid Schneider)のブログ記事:Ivermectin now against COVID-19, because – For Better Science
② 2023年1月26日のエリー・キンケイド(Ellie Kincaid)記者の「撤回監視(Retraction Watch)」記事:Publisher investigating “serious concerns” about article on ivermectin, COVID, and the microbiome – Retraction Watch
★記事中の画像は、出典を記載していない場合も白楽の作品ではありません。

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