ソニア・メロ(Sonia Melo)(ポルトガル)

2020年12月8日掲載 

ワンポイント:メロはポルト大学・健康研究革新研究所(Instituto de Investigação e Inovação em Saúde (I3S))・主任研究員だが、2015年10月(34歳?)、スペインの院生時代に出版した「2009年2月のNat. Genet」論文がねつ造だとパブピアで指摘された。2016年10月28日(35歳?)、健康研究革新研究所(I3S)はネカトなしと結論した。ただ、調査報告書は秘匿され、判定に疑義を感じる。国民の損害額(推定)は1億円(大雑把)。

【追記】
・ 2022年1月27日:‘[T]he authors plagiarised a large amount of text, but…retractions should not be used as a tool to punish authors’ – Retraction Watch
・ 2022年1月14日:https://forbetterscience.com/2022/01/14/schneider-shorts-14-01-2022-have-a-heart/#melo

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目次(クリックすると内部リンク先に飛びます)
1.概略
2.経歴と経過
5.不正発覚の経緯と内容
6.論文数と撤回論文とパブピア
7.白楽の感想
9.主要情報源
10.コメント
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●1.【概略】

ソニア・メロ(Sonia Melo、Sonia A Melo、Sónia Melo、Sónia A Melo、ORCID iD:https://orcid.org/0000-0002-2291-4263、写真出典)は、ポルトガルのポルト大学・健康研究革新研究所(Instituto de Investigação e Inovação em Saúde (I3S))・主任研究員で医師ではない。専門はがん生物学(エキソソーム)である

2015年10月(34歳?)、スペイン国立衛生研究所(Spanish National Institute of Health (CNIO))の院生だった時に出版した「2009年2月のNat. Genet」論文の図がねつ造だ、とパブピアで指摘された。

2016年10月28日(35歳?)、健康研究革新研究所(I3S)は論文の作図はズサンだったが、ネカトではないと結論した。ただ、調査報告書は公表されず、白楽は、この判定に疑義を感じた。

健康研究革新研究所(I3S)がネカトでシロと判定したので、本記事は、本来、「無罪」とラベルすべきかもしれない。しかし、画像の重複(ねつ造)で論文は撤回されている。健康研究革新研究所(I3S)の判定がオカシイ可能性をぬぐえない。「無罪」のラベルを付けないで記事にした。

健康研究革新研究所(Instituto de Investigação e Inovação em Saúde (I3S))。写真出典

  • 国:ポルトガル
  • 成長国:ポルトガル
  • 医師免許(MD)取得:なし
  • 研究博士号(PhD)取得:スペイン国立衛生研究所(Spanish National Institute of Health (CNIO))
  • 男女:女性
  • 生年月日:不明。仮に1981年1月1日生まれとする。1999年に大学に入学した時を18歳とした
  • 現在の年齢:43 歳?
  • 分野:がん生物学
  • 最初の不正論文発表:2009年(28歳?)
  • 不正論文発表:2009年(28歳?)
  • 発覚年:2015年(34歳?)
  • 発覚時地位:ポルト大学・健康研究革新研究所(I3S)・主任研究員
  • ステップ1(発覚):第一次追及者の詳細は不明。パブピアで指摘した
  • ステップ2(メディア):「パブピア(PubPeer)」、レオニッド・シュナイダー、「撤回監視(Retraction Watch)」
  • ステップ3(調査・処分、当局:オーソリティ):①学術誌「Nat. Genet」・編集部。②欧州分子生物学機構(ENBO, European Molecular Biology Organisation)。③ポルト大学・健康研究革新研究所(I3S)・調査委員会
  • 大学・調査報告書のウェブ上での公表:なし
  • 大学の透明性:実名報道だが機関のウェブ公表なし(△)
  • 不正:ねつ造
  • 不正論文数:3報。内1報撤回
  • 時期:研究キャリアの初期から
  • 職:事件後に研究職(または発覚時の地位)を続けた(〇)
  • 処分:研究費保留
  • 日本人の弟子・友人:不明

【国民の損害額】
国民の損害額:総額(推定)は1億円(大雑把)。

●2.【経歴と経過】

  • 生年月日:不明。仮に1981年1月1日生まれとする。1999年に大学に入学した時を18歳とした
  • 1999-2005年(18-24歳?):ポルトガルのポルト大学(University of Porto)で学士号取得:生化学
  • 2006年10月-2010年(25-29歳?):スペイン国立衛生研究所(Spanish National Institute of Health (CNIO))で研究博士号(PhD)を取得。指導教授はマネル・エステラー教授(Manel Esteller)
  • 2009年(28歳?):後で問題視される「2009年2月のNat. Genet」論文を出版
  • 2011年1月-2012年12月(30-31歳?):米国のハーバード大学医科大学院(Harvard Medical School)・ポスドク
  • 2012年11月-2014年6月(31-33歳?):米国のMDアンダーソンがんセンター(University of Texas MD Anderson Cancer Center)・ポスドク
  • 2014年7月(33歳?)-現:ポルトガルの健康研究革新研究所(Instituto de Investigação e Inovação em Saúde (I3S))・主任研究員
  • 2015年7月(34歳?):MDアンダーソンがんセンター・ポスドク時代の「2015年7月のNature」論文を出版
  • 2015年8月(34歳?):子供を出産
  • 2015年10月(34歳?):「2009年2月のNat. Genet」論文の図のねつ造が指摘された
  • 2015年11月(34歳?)-現:ポルトガルのポルト大学(University of Porto)・教授
  • 2016年1月(35歳?):「2009年2月のNat. Genet」論文の撤回
  • 2016年10月28日(35歳?):健康研究革新研究所(I3S)はネカトなしと結論
  • 2020年12月7日(39歳?)現在:健康研究革新研究所(I3S)・主任研究員として在職:Sónia Melo、(保存版

●5.【不正発覚の経緯と内容】

★重要な研究

ソニア・メロ(Sonia Melo)のネカトが問題視された論文は、院生の時にスペインから出版した「2009年2月のNat. Genet」論文である。

しかし、上記とは別に、米国のMDアンダーソンがんセンター(University of Texas MD Anderson Cancer Center)・ポスドクとして出版した「2015年7月のNature」論文でもネカトが指摘されている。

この話を先にしよう。

この時のボスは、ラグ・カルール教授(Raghu Kalluri、写真出典)である。

膵臓癌は早期発見が難しく、発病した時点で致死率の高い癌である。MDアンダーソンがんセンターでのネカト疑惑論文は、その膵臓癌をグリピカン-1(Glypican-1)で早期に発見できることを報告した以下の論文である。

グリピカン1タンパク質に富む血中循環性がん細胞に由来するエキソソーム(GPC1+crExos)をバイオマーカーに用いることが、非侵襲的スクリーニング手段として有用である可能性を、多国籍研究者チームが報告した。「約250人の膵がん患者の微量血清から、GPC1+crExos が高い特異性で高感度に検出されました。重要なのは、慢性期の膵炎患者から、早期段階および後期段階の膵臓がん患者を識別できていることです」と、本研究の上席著者であるRaghu Kalluri医学博士(MDアンダーソンのがん生物学部長、教授)は語った。(2015年9月16日、片瀬ケイ(翻訳)、石井一夫(監修、ゲノム科学/東京農工大学):グリピカン1が膵臓がんのバイオマーカーとして有望 | 海外がん医療情報リファレンス

論文は膵臓癌に関してとても重要な研究成果を発表している。ネカト疑惑が生じると、非常に困惑する。

★発覚の経緯

最初にネカト疑惑が持たれた「2009年2月のNat. Genet」論文に戻ろう。

2009年(28歳?)、ソニア・メロ(Sonia Melo)は、院生の時、スペイン国立衛生研究所(Spanish National Institute of Health (CNIO))から「2009年2月のNat. Genet」論文を出版した。指導者はマネル・エステラー教授(Manel Esteller、写真出典)だった。

2015年10月1日(34歳?)、パブピアで画像の重複使用が指摘された。これがネカト発覚の発端である。

そして、論文出版から7年後の2016年1月(35歳?)、「2009年2月のNat. Genet」論文が撤回された。 → 撤回公告:Retraction Note: A TARBP2 mutation in human cancer impairs microRNA processing and DICER1 function | Nature Genetics

ソニア・メロは「撤回監視(Retraction Watch)」に次のように答えている。

「私は論文で発表したすべてのデータに自信があります。ねつ造・改ざんしていません。ただ、博士院生として最初に発表した「2009年2月のNat. Genet」論文が問題視され、読者や同僚に混乱を引き起こしたことは申しわけなく思います。

同じ図の重複使用が特定され、「2009年2月のNat. Genet」論文は撤回されました。ただ、この恥ずかしい誤りを、私自身が見落とし、さらに、出版前に原稿を精査した人も見落としました。実は、投稿原稿の最初のバージョンでは、出版論文で指摘された図の重複使用はありませんでした。改訂中に間違えたようです。

投稿原稿の最初のバージョンには図の重複使用がなく、実験ノートの生データは正しいので、論文の結論は間違っていません。近い将来、元論文を再出版しようと思います」。

★判定

2015年(34歳?)、ソニア・メロは欧州分子生物学機構(ENBO, European Molecular Biology Organisation)から「Young Investigators and Installation Grantees」賞を受賞し、毎年5万ユーロ(約600万円)の研究費を3~5年間支給されることになった。

2016年1月(35歳?)、しかし、欧州分子生物学機構は、パブピアがネカト疑惑を指摘したのを受け、ソニア・メロのネカト調査を始めた。

2016年2月(35歳?)、欧州分子生物学機構は論文にネカトがあったとして、ソニア・メロに与えていた研究費を保留すると発表した。

2016年3月(35歳?)、欧州分子生物学機構の処分を受けて、ソニア・メロの所属するポルト大学・健康研究革新研究所(Instituto de Investigação e Inovação em Saúde (I3S))は、ソニア・メロを停職処分にし、ネカト調査を行なった。調査委員名・所属は公表されていないが、外部委員会だとある。

2016年10月28日(35歳?)、ポルト大学・健康研究革新研究所(I3S)は、7か月間の調査の結果、ソニア・メロはデータの処理がズサンだったが、ネカトではないと判定した。

そして、停職処分中だったソニア・メロは2016年10月31日から主任研究者として職務に復帰すると発表した。

ポルト大学・健康研究革新研究所(I3S)の調査報告書は公表されていないので、「ズサンだったが、ネカトではないと判定した」状況を第三者は検証できる状況ではない。

2016年10月28日のレオニッド・シュナイダー(Leonid Schneider)のブログによると、ソニア・メロの所属するポルト大学・健康研究革新研究所(I3S)のジュリオ・サントス広報官(Júlio Borlido Santos、写真出典)が、シュナイダーの問い合わせに上記の内容を回答していた。

★その後

2018年3月(37歳?)、ソニア・メロはポルトガル癌学会とアストラゼネカ社から「Prémio FAZ Ciência」賞を受賞し、35,000ユーロ(約420万円)の現金を受け取った。

つまり、国際的な学術界ではネカト研究者と烙印を押されているのだが、ポルトガルでは優秀な研究者として扱われている。

Photo: AstraZeneca。https://forbetterscience.com/2018/05/03/zombie-scientist-sonia-melo-awarded-by-astrazeneca/

2020年12月7日(39歳?)現在、ソニア・メロはポルトガルのポルト大学・健康研究革新研究所(Instituto de Investigação e Inovação em Saúde (I3S))・主任研究員として在職している:Sónia Melo、(保存版

【ねつ造・改ざんの具体例】

パブピア(PubPeer)のサイトは、本記事で問題にした「2009年2月のNat. Genet」論文に101件のコメントをしている。

また、「2015年7月のNature」論文には224件という驚異的な件数のコメントをしている。この論文は、2020年12月7日現在、撤回されていない。

★「2009年2月のNat. Genet」論文

「2009年2月のNat. Genet」論文の書誌情報を以下に示す。2016年1月、撤回された。

2015年10月1日、ピア3(Peer 3)が、図の重複使用を指摘した「commented October 1st, 2015 2:58 AM and accepted October 1st, 2015 2:58 AM」。

以下のパブピアの図の出典:
https://pubpeer.com/publications/6138B26AD870E1650162248515E617#8

2015年10月1日、ピア4(Peer 4)が、図の重複使用を指摘した「ccommented October 1st, 2015 4:43 AM and accepted October 1st, 2015 4:43 AM」。

以下のパブピアの図の出典:
https://pubpeer.com/publications/6138B26AD870E1650162248515E617#9

●6.【論文数と撤回論文とパブピア】

★パブメド(PubMed)

2020年12月7日現在、パブメド( PubMed ))で、ソニア・メロ(Sonia Melo)の論文を「Sonia Melo[Author]」で検索した。この検索方法だと、2002年以降の論文がヒットするが、2009~2020年の12年間の37論文がヒットした。

「Melo SA[Author]」で検索すると、1963~2020年の58年間の52論文がヒットした。本記事で問題にしている研究者以外の論文がそこそこ含まれていると思われる。

2020年12月7日現在、「Retracted Publication」のフィルターでパブメドの論文撤回リストを検索すると、本記事で問題にした「2009年2月のNat. Genet」論文・1論文が撤回されていた。

★撤回監視データベース

2020年12月7日現在、「撤回監視(Retraction Watch)」の撤回監視データベースでソニア・メロ(Sonia Melo)を「Melo, Sonia」で検索すると、 2論文が訂正、0論文が懸念表明、1論文が撤回されていた。

「Melo, Sonia A」で検索すると、 1論文が訂正、0論文が懸念表明、1論文が撤回されていた。

★パブピア(PubPeer)

2020年12月7日現在、「パブピア(PubPeer)」では、ソニア・メロ(Sonia Melo)の論文のコメントを「Sonia Melo」で検索すると、10論文にコメントがあった。

本記事で問題にした「2009年2月のNat. Genet」論文には101件のコメントがあり、「2015年7月のNature」論文には223件という驚異的な件数のコメントがある。223件のコメント数は「パブピア(PubPeer)」の最多コメント数ではないだろうか?

●7.【白楽の感想】

《1》メロの「不」誠実さ 

パブピア(PubPeer)のサイトは、本記事で問題にした「2009年2月のNat. Genet」論文に101件のコメントをしている。

また、「2015年7月のNature」論文には223件という驚異的な件数のコメントがある。

パブピア(PubPeer)のサイトは、著者が指摘された問題に対応することが求められている。

指摘に感謝したり、誤解を解いたり、誠実な著者もかなりいる。本来、パブピア(PubPeer)のサイトは、そういう出版後(post-publication)の議論の場である。

ところが、ソニア・メロ(Sonia Melo、写真出典)は「不」誠実にも、指摘された問題に対応しない。

その理由がふるっている。「匿名者の指摘には対応しない」だと。

何様なんでしょう!

それが、アナタの論文の問題点を親切にも指摘してくれた人に対する態度かい?

査読者だって匿名だ。「匿名者の指摘には対応しない」と査読者の指摘にも対応しないのかい?

自分に都合が悪いことを無視しているだけでしょう。

《2》大学・研究機関の誠実さ 

ネカトハンターのレオニッド・シュナイダー(Leonid Schneider)が、ソニア・メロの所属するポルト大学・健康研究革新研究所(I3S)にソニア・メロのことを問い合わせた。すると、ジュリオ・サントス広報官(Júlio Borlido Santos)が、シュナイダーに回答した。

このように、欧米では、個人が大学・研究機関に問い合わせると、広報官が回答する(ケースが多いと思う)。

日本と比較して、欧米の回答率は高く、日本の回答率はとても低いと思うが、どうなんでしょう。

このような回答率の割合を調査した研究はないと思うし、白楽はデータをもっていない。ただ、白楽の実際の経験では(印象ではない)、日本の大学は問い合わせにまともな返事をしてこない。

そもそも広報官を任命している大学がほとんどない。ただし、多くの大学には広報担当副学長がいるし、事務組織としては総務課(あるいは総務係)が担当組織である。

大学・研究機関は公的組織なので、大学・研究機関は個人の問い合わせに、広報官が回答すべきでしょう。

《3》カネに負けるネカト 

ソニア・メロ(Sonia Melo)の研究が人類に役立つどんなに素晴らしい研究であっても、ネカト行為は許されるものではない。

しかし、現実の研究界では、人類に役立つ優れた研究成果は、巨額の研究費を獲得でき、製薬企業が莫大なお金を払ってくれる。

大学は、金の卵を産む研究者を研究界から放逐したくない。処罰したくない。

それで、「カネとネカト(回文、オシイ!)」を天秤にかけると、カネが重い。

ポルト大学・健康研究革新研究所(I3S)は、ソニア・メロ(Sonia Melo)の調査結果を公表しないで、調査委員も秘匿したまま、シロと判定し、処罰なしとした。

本記事では「2009年2月のNat. Genet」論文を中心に書き、「2015年7月のNature」論文に少し触れただけだが、ソニア・メロの他の論文でもネカト疑惑が指摘されている。

ソニア・メロはネカトにまみれている印象だ。処罰されなかったので、今後もネカトしていくだろう。

https://cancerscience.insightconferences.com/speaker/2017/sonia-a-melo-university-of-porto-portugal

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●9.【主要情報源】

① 2016年2月25日のクリスティーナ・タバレス・コレイア(Cristina Tavares Correia)記者の「O Publico」記事:Activa | Sónia Melo, a cientista que quer revolucionar a forma como se diagnostica e trata o cancro do pâncreas
② 2016年2月2日のアリソン・マクック(Alison McCook)記者の「撤回監視(Retraction Watch)」記事:“There was no effort to commit fraud,” says EMBO awardee under investigation – Retraction Watch
③ 2016年3月2日のアリソン・マクック(Alison McCook)記者の「撤回監視(Retraction Watch)」記事:EMBO awardee under investigation loses grant – Retraction Watch
④ 2016年10月28日のレオニッド・シュナイダー(Leonid Schneider)のブログ:Sonia Melo fully exonerated and reinstalled as PI by her Portuguese employer I3S – For Better Science
⑤ 2016年11月24日のレオニッド・シュナイダー(Leonid Schneider)のブログ:Post-publication peer review of a multimillion-dollar-heavy Nature paper, by Ana Pedro – For Better Science
⑥ 2017年6月12日のレオニッド・シュナイダー(Leonid Schneider)のブログ:Melo and Kalluri defend discredited Nature paper with preprint, where they admit data “adjustments” – For Better Science
⑦ 2018年5月3日のレオニッド・シュナイダー(Leonid Schneider)のブログ:Zombie scientist Sonia Melo awarded by AstraZeneca – For Better Science
★記事中の画像は、出典を記載していない場合も白楽の作品ではありません。

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