2017年8月26日掲載。
ワンポイント:ネカトではない。女性。1995年、米国で20歳の大学2年生の時、レイプした25歳の男を殺害したが、証拠不十分で起訴されなかった。2009年(35歳)、スイスのウェブスター大学ジュネーブ校・助教授に採用された。事件から17年後の2012年(39歳)、学会参加のためスイスから米国に飛んだ時、ボストンの空港で逮捕された。2016年(41歳)、 6年間の刑務所刑が宣告された。大学辞任。損害額の総額(推定)は1億3千万円。
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目次(クリックすると内部リンク先に飛びます)
1.概略
2.経歴と経過
3.動画
4.日本語の解説
5.不正発覚の経緯と内容
6.論文数と撤回論文とパブピア
7.白楽の感想
8.主要情報源
9.コメント
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●1.【概略】
パトリシア・エスパルザ(Norma Patricia Esparza、写真出典)は、メキシコで生まれ、5歳の時に米国に移住した。米国の大学・大学院を出て、2009年(35歳)、スイスのウェブスター大学ジュネーブ校(Webster University in Geneva)の助教授になった。専門は心理学だった。
1995年、20歳(21歳?)の大学2年生の時、レイプした男を仲間と殺害した(米国)。一度逮捕されたが、証拠不十分で、不起訴になった。
1996-2001年(22-27歳)、米国・シカゴのデポール大学(DePaul University)で臨床心理学を学び、研究博士号(PhD)を取得した。
2009年(35歳)、スイスのウェブスター大学ジュネーブ校・助教授に採用された。
2012年11月21日(39歳)、学会参加のため、スイスから米国に飛んだ時、乗り換え地のボストン・ローガン空港で逮捕された。
この事件はネカトではない。興味の中心は以下の点だ。
- 若い時(今回は20歳)に殺人事件を犯した人が、どうして、大学・助教授になれたのか?
- 大学(米国のポモナ・カレッジ(Pomona College))は殺人事件を犯した学部生を除籍しなかったが、除籍できないのか?
- 大学院(米国・シカゴのデポール大学(DePaul University))は殺人事件を犯した人を入学拒否しなかったが、拒否できないのか?
- 大学(ウェブスター大学ジュネーブ校)はエスパルザが犯罪関与者だと知っていて採用したのか? 知らないで採用していたら、新聞で公表された事実から、解雇したのか? それとも、米国で6年間の刑務所刑が宣告され、教育・研究に支障があるから解雇(辞職?)したのか?
犯罪事件を起こした人を学生・院生として在学させる、学術研究者として在職させる、あるいは除籍・解雇できないのは、一般的に、どのような考え・哲学・法規なのだろう?
ウェブスター大学ジュネーブ校(Webster University in Geneva)。写真出典
- 国:米国。逮捕時はフランス在住で職場はスイス
- 成長国:米国。生まれはメキシコ
- 研究博士号(PhD)取得:米国・シカゴのデポール大学(DePaul University)
- 男女:女性
- 生年月日:不明。仮に1974年8月1日とする。2012年11月21日の新聞に39歳とあったので。ただし、複数の新聞を比べると、年齢記載に矛盾がある
- 現在の年齢:50 歳?
- 分野:心理学
- 最初の事件:1995年(20歳、21歳?)
- 逮捕年:2012年(39歳)
- 逮捕時地位:スイスのウェブスター大学ジュネーブ校・助教授
- ステップ1(発覚):第一次追及者(詳細不明)は警察
- ステップ2(メディア): 多数の新聞・テレビ
- ステップ3(調査・処分、当局:オーソリティ):①米国の検察。②米国の裁判所。③スイスのウェブスター大学ジュネーブ校・調査委員会?
- 大学・調査報告書のウェブ上での公表:なし
- 不正:殺人
- 殺人数:1人
- 時期:研究キャリアを積む前
- 損害額:総額(推定)は1億3千万円。内訳 → ①研究者になるまで5千万円。②研究者の給与・研究費など年間2000万円が3年間=6千万円。③院生の損害なし。④外部研究費の獲得額は不明。ゼロ円とした。⑤調査経費(大学)をゼロ円とした。⑥裁判経費が2千万円。⑦論文撤回作業はないので、0円。⑧
- 結末:辞職
●2.【経歴と経過】
- 生年月日:不明。仮に1973年8月1日とする。2012年11月21日の新聞に39歳とあったので。ただし、複数の新聞を比べると、年齢記載に矛盾がある。メキシコのド田舎(水道設備がない村)に生まれる
- 1978年(5歳):家族とともに米国カリフォルニア州オレンジ郡のサンタ・アナ(Santa Ana)に移住
- 1992年(19歳)?:米国の超名門高校・フィリップス・エクセター・アカデミー(Phillips Exeter Academy)を卒業
- 1992年(19歳)?:米国の超名門大学・ポモナ・カレッジ(Pomona College)に入学
- 1995年4月15日(20歳、21歳?):自分を強制性交した25歳の男を仲間とともに殺した
- 1995年(21歳):主犯のジャンニ・バン(Gianni Anthony Van)と結婚
- 1996年(22歳)?:米国の超名門大学・ポモナ・カレッジ(Pomona College)・卒業。2専攻:心理学、女性学
- 1996-2001年(22-27歳)?:ジャンニ・バンと別居し、米国・シカゴのデポール大学(DePaul University)で研究博士号(PhD)取得。臨床心理学
- 20xx年(xx歳):米国から欧州に移住
- 2001年8月(27歳):カリフォルニア大学ロサンゼルス校・教員で医師のホルヘ・R・マンシラス(Jorge R. Mancillas)にプロポーズされる
- 2004年(30歳):主犯のジャンニ・バン(Gianni Anthony Van)と離婚
- 2007年(33歳):スイスの世界保健機関(World Health Organization in Geneva)のコンサルタント(精神健康)
- 2007年(33歳):ホルヘ・R・マンシラス(Jorge R. Mancillas) と結婚
- 2009年(35歳):スイスのウェブスター大学ジュネーブ校・助教授に転職。夫・マンシラスはスイスのグローバルファンドに転職。娘・アリアナ(Arianna)が生まれる
- 2012年11月21日(39歳):米国のボストンの空港で逮捕
- 2016年(42歳)?:ウェブスター大学ジュネーブ校・助教授を解雇(辞職?)
- 2016年7月15日(42歳):米国の裁判所で6年間の刑務所刑が宣告された
●3.【動画】
【動画】
事件ニュース:「18年前に強制性交魔を指さしただけで刑務所刑が科されるのか、と教授が言う(Professor Says She Could Go To Jail For Pointing Out Her Rapist 18 Years Ago) 」(英語)2分54秒
Good Morning America News が2013/11/22 に公開
以下のリンクが切れた時 → 保存版
【動画】
事件ニュース:「強制性交者の殺人で有罪を宣告されたママ(Mom convicted in hacking death of her alleged rapist) 」(英語)2分08秒
HLN が2014/09/16 に公開
以下のリンクが切れた時 → 保存版
●5.【不正発覚の経緯と内容】
★2012年:逮捕
2012年11月21日(39歳)、スイスのウェブスター大学ジュネーブ校(Webster University in Geneva)の心理学・助教授のパトリシア・エスパルザ(Norma Patricia Esparza、写真出典)は、米国のセントルイスで開催される学会で講演のため、スイスの飛行場から飛び立った。
乗り換えのため、飛行機が米国・ボストンのローガン空港に着陸したとき、空港に警察官が出迎え、彼女を殺人罪で逮捕した。
エスパルザは、18年前の1995年、20歳の時、米国・カリフォルニア州サンタアナ(Santa Ana)で殺人事件を犯していたのだ。しかし、自分が指名手配中の逃亡者だとはツユにも思っていなかった。
パトリシア・エスパルザは夫と4歳の娘・アリアナ(Arianna)がいる。
写真出典
●【殺人事件】
エスパルザはメキシコ生まれた。
5歳、メキシコから家族とともに米国に移住した。
5歳から12歳まで、7年間、父親に性的虐待を受けた。
15歳、奨学金をもらえ、世界的に有名な米国の超名門高校・フィリップス・エクセター・アカデミー(Phillips Exeter Academy in New Hampshire)に入学し、高校時代を過ごした。
18歳、米国の超名門大学・ポモナ・カレッジ(Pomona College)に進学した。ポモナ・カレッジは、米国のリベラル・アーツ・カレッジの大学ランキングで第4位である。
★1995年4月:殺人
1995年4月15日(20歳)、ポモナ・カレッジ(Pomona College)の2年生だった。春の夜、20歳のエスパルザ(写真出典)は、仲間と共にサンタ・アナのバー・エル・コルテス(El Cortez Bar)に行き、大学の寮で彼女を強制性交した25歳(24歳?)の男・ゴンサロ・ラミレス(Gonzalo Ramirez)を指さした。
数時間後、彼の死体はアーバインの道路のそばに投げ捨てられていた。 エスパルザは殺人行為に加担しなかったが、仲間が殺したのだ。
仲間は、元ボーイフレンドのジャンニ・バン(Gianni Anthony Van)、それにコディ・トラン(KodyTran)、妻のダイアン・トラン(Diane Tran)、シャノン・グリース(Shannon Gries)、グリースの当時の恋人・ジュリー・ロハス(Julie Rojas、写真なし)の5人だった。
殺人の実行犯はジャンニ・バン(Gianni Anthony Van)、ダイアン・トラン(Diane Tran)、コディ・トラン(KodyTran)、シャノン・グリース(Shannon Gries)の4人だ。
★1995年1月:強制性交
ゴンサロ・ラミレスを殺したその数か月前、エスパルザ(20歳)、は、サンタ・アナのナイトクラブでゴンサロ・ラミレスに初めて会った。2人は意気投合し、エスパルザはラミレスに好意を抱き、別れ際に電話番号を教えた。
翌朝、ゴンサロ・ラミレス(Gonzalo Ramirez、写真出典)から電話で、一緒に朝食をどうかと誘われた。ラミレスの妹のフアナ(Juana)と彼女の友達のナンシー・ルナ(Nancy Luna,)が一緒ならと答え、一緒に朝食を食べた。その後、フアナ(Juana)と一緒にポモナ・カレッジの学生寮に送ってもらったが、フアナの寮は途中なのでフアナは途中で車から降りた。
ラミレスがポモナ・カレッジのキャンパスを見たいというので、車を駐め、キャンパスを見た。水を飲みたいというので学生寮の自分の部屋に入れた。
その部屋でラミレスに強制性交されたのだ。エスパルザ(20歳)は、大変なショックを受けた。
エスパルザは、大学の保健室に行き、看護師に事情を話し、妊娠を防ぐためのモーニング・ピルをもらい、手当てをしてもらった。
しかし、この時、エスパルザは、強制性交事件を警察に通報しなかった。看護師も通報を強く勧めることはなかった。
エスパルザは、「その時は、警察に通報することを考えもしませんでした。恥ずかしかったし、自分が悪かったと思っていたし、家族に知られたくありませんでした」と述べている。
★1996年:逮捕
1996年(22歳)、エスパルザは、殺人罪で逮捕された。
エスパルザは、丁度そのころ、元ボーイフレンドで殺人主犯のジャンニ・バンとよりを戻し、結婚していた。
結婚することで、ラミレス殺人事件の犯人である夫のジャンニ・バンの犯行を証言しないと、態度で示したのだ。また、証言しないことと結婚を余儀なくされたとエスパルザは、後に、弁解している。
検察は証拠が不十分で、証人の証言も得られないので、殺人事件を立件できないと判断し、エスパルザを釈放した。
★2012年:逮捕(事件から17年後)
2010年、新しい証拠が得られたわけでもないが、米国・サンタアナ署の2人の新任刑事・ディーン・フルッチャー(Dean Fulcher)とフランク・ファハルド、(Frank Fajardo)が、15年前のラミレス殺人事件に興味を持った。
2010年9月、ファハルド刑事はインターネットでエスパルザ(Norma Patricia Esparza)を見つけ、エスパルザにメールを送った。
ファハルド刑事は自己紹介の後、「1995年の事件について、あなたと話をしたいだけです」と、書いた。 「あなたは事件のパズルを解く重要なピースをお持ちです。あなたが私に協力してくれることを願っています」と書いた。
その後、結局、前述したように、2012年11月21日(39歳)、エスパルザ(Norma Patricia Esparza)は、スイスから米国のセントルイスの学会に行く途中、飛行機の乗り換えで米国のボストンに着陸したとき、空港で警察官に逮捕された。
検察は、当初、エスパルザは、殺人の実行犯ではないが殺人を指示したとみていた。裁判所の記録によると、彼女は逮捕されて以来、いくつかの点で供述を変えていた。
エスパルザは逮捕されたが、30万ドル(約3000万円)の保釈金を払ってもらって釈放された。
元ボーイフレンドのジャンニ・バン(Gianni Anthony Van)と他の2人、ダイアン・トラン(Diane Tran)、シャノン・グリース(Shannon Gries)も起訴された。 3人すべてが無罪を主張した。 なお、4人目の容疑者、コディ・トラン(KodyTran)は、2012年に警察と銃撃戦をし、死亡(自殺)していた。
ロサンゼルス・オレンジ郡検察から、エスパルザに「殺人罪を認め3年の刑務所刑」でどうかという、司法取引(plea bargain)が提示された。
2013年11月23日(40歳)、エスパルザは、しかし、「自分の行為はその罪に該当しない」と司法取引(plea bargain)に応じなかった。「その罪を認めると、仕事も何もかも失ってしまう」というのが理由だった。
司法取引に応じなかったので保釈は取り消された。
写真出典
2015年5月、元夫のジャンニ・バン(Gianni Anthony Van)はラミレス殺人事件の主犯として終身刑を言い渡された。
2016年7月15日(41歳、42歳?)、米国の裁判所は、エスパルザに6年間の刑務所刑を宣告した。
●6.【論文数と撤回論文】
省略
●7.【白楽の感想】
《1》興味
このネカト・ブログでは、エスパルザが殺人事件にどうかかわっているのか、という点に興味はない。
興味の中心は以下の点だ。
- 若い時(今回は20歳)に殺人事件を犯した人が、どうして、大学・助教授になれたのか?
- 大学(米国のポモナ・カレッジ(Pomona College))は殺人事件を犯した学部生を除籍しなかったが、除籍できないのか?
- 大学院(米国・シカゴのデポール大学(DePaul University))は殺人事件を犯した人を入学拒否しなかったが、拒否できないのか?
- 大学(ウェブスター大学ジュネーブ校)はエスパルザが犯罪関与者だと知っていて採用したのか? 知らないで採用していたら、新聞で公表された事実から、解雇したのか? それとも、米国で6年間の刑務所刑が宣告され、教育・研究に支障があるから解雇(辞職?)したのか?
殺人事件をネカト事件と比べて(?)みる。
日本ではネカトを犯した大学教員が停職処分を受けるケースが多い。この場合、停職期間が過ぎたら、大学教員に復帰する。米国ではネカトを犯した大学教員は学術界から追放されるのが基本である。大学教員に復帰することはほぼない。
「ネカト行為は学問研究の根本的な規範の侵害で、罪を償ったらリセットできるという種類の行為ではない。一度、崩れた信頼は取り戻せない。そして、学問、研究、教育では信頼は必須である」と、白楽は思っている。だから、「ネカト者は学術界から追放!」が基本である。
しかし、エスパルザ事件では、殺人犯が学術研究者になっていた。
犯罪事件を起こした人を学術研究者として許容するのは、一般的に、どのような考え・哲学・法規なのだろう?
なお、パトリシア・エスパルザは心理学の助教授なので、自分の犯罪経験が学問的に役立つという視点は一般的な議論に合わないので、ここでは論じない。
白楽は「ネカト者は学術界から追放!」という考えだが、しかし、ネカト者を更生しようという動きもある(例①https://wired.jp/2017/08/16/scientist-screwed-up-try-researcher-rehab/、②https://archive.is/xxPzB)。
そして、最初の質問「若い時(今回は20歳)に殺人事件を犯した人が、どうして、大学・助教授になれたのか?」に戻る。
エスパルザ事件のいろいろな記事・資料にあたってみたが、答えが書いてない。
結論として、大学・大学院、そして助教授に採用した大学は、エスパルザの殺人事件を知らなかったというのが真相のようだ。
殺人事件をメディアが報道しない場合、日本でも外国でも、本人が願書や履歴書の賞罰欄に「殺人罪で逮捕」と書かなければ、大学院に入学でき、博士号を取得でき、大学の助教授に採用される。当然ながら、自分で「殺人罪で逮捕」と書く人はいない。
ネカト事件でも同じである。解雇された研究者をメディアが「実名」報道しない場合、日本でも外国でも、ネカト学者は別の大学・研究機関に再び採用され、知らぬ顔して大学教員・研究者を続けるだろう。当然ながら、履歴書に自分で「ネカトで解雇」と書く人はいない。
セクハラ教員も同じである。日本の小中高のわいせつ教員の一部が、黙って他校に再雇用されていたため、15億円かけてシステムを作り、2020年度から教員免許失効を検索できるようにするそうだ。履歴書に自分で「セクハラで解雇」と書く人はいない。
大学・研究機関の教員・研究者の「セクハラ」「ネカト」「犯罪」の検索システムも必要でしょう。
過去にどのような不正を犯したら学術研究者は追放されるのか、外国の考え・哲学・法規を具体的に知りたかった。しかし、エスパルザ事件からはこの答は得られなかった。
なお、日本の規則を十分調べていないが、神戸大学の職員就業規則はわかりやすい。
(懲戒)
第58条 大学は,職員が次の各号のいずれかに該当する場合においては,懲戒処分を行う。
(1) 業務上の命令,指示に従わない場合
(2) 正当な理由なく,しばしば欠勤,遅刻,早退するなど勤務を怠った場合
(3) 窃盗,横領,傷害等の刑法犯に該当する行為及び飲酒運転等の道路交通法に違反する行為があった場合
(4) 許可なく兼業を行った場合
(5) 大学の名誉又は信用を傷つけた場合
(6) 素行不良で学内の秩序又は風紀を乱した場合
(7) 経歴を詐称した場合
(8) 故意又は重大な過失によって大学に損害を与えた場合
(9) ハラスメントと認められる行為があった場合
(10) その他この規則に違反した場合,又は前各号に準じる不都合な行為があった場合
殺人罪は、「(3) 窃盗,横領,傷害等の刑法犯に該当する行為」なので、在職中に「殺人罪で逮捕」されたら、懲戒処分(解雇?)を受けるだろう。
神戸大学様、是非、この58条に、「研究ネカトと認められる行為があった場合」も加えてほしい。
なお、犯罪事件を犯した場合、医師国家試験に合格しても、行政処分として医師免許が保留されるおそれがある。というのは、医師法の第4条3に、(刑事事件で)罰金以上の刑に処せられた者に免許を与えないことがある、ためだ。(2004-09-24奥村徹(大阪弁護士会) )
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●8.【主要情報源】
① 2013年11月21日のパロマ・エスクィヴェル(Paloma Esquivel)記者の「latimes」記事:Cold-case inquiry leads to professor – latimes
② 2013年11月22日のアレックス・グレイグ(Alex Greig)記者の「Daily Mail Online」記事:Professor Norma Patricia Esparza charged with alleged rapist’s killing taken into custody | Daily Mail Online
③ 2014年9月13日のエリック・ハートレイ(Eric Hartley)記者とトニー・サヴェドラ(Tony Saavedra)記者の「Orange County Register」記事:Professor pleads guilty in death of man she says raped her 19 years ago – Orange County Register
④ 2016年7月15日のジェレマイア・ドブルク(Jeremiah Dobruck)記者の「Daily Pilot」記事:Psychology professor sentenced to 6 years in killing of man she said raped her – Daily Pilot
⑤ 2013年11月21日の「CBS Los Angeles」記事:Professor Is Jailed After Rejecting Plea Deal In Slaying Of Alleged Rapist « CBS Los Angeles
⑥ 2014年2月10日のエミリー・バゼロン(Emily Bazelon)記者の「Slate」記事:Patricia Esparza case: How much responsibility does the victim bear in the murder of her alleged rapist, Gonzalo Ramirez?
⑦ 2013 年11月25日のパトリシア・エスパルザ(Norma Patricia Esparza)本人の記事:Perspective on Rape: Can Women Trust the Justice System? | HuffPost
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