全期間ネカト世界ランキング

2017年1月27日初版、2021年5月20日追加(10Bの記事)

ワンポイント:歴史的に大事件となったネカト、インチキ科学、デタラメ研究のランキングをなるべくたくさん集めた。年度ごとのランキングは別記事に記載した。カタカナ名の赤字は本ブログで解説済み。

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目次(クリックすると内部リンク先に飛びます)
25件目のランキング
20件目のランキング:2019年8月15日
15件目のランキング:2016年8月22日
10件目のランキング:2014年7月23日
5件目のランキング:2012年6月3日
1件目のランキング:2003年11月13日
コメント
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★23.「科学史家に聞きました:過去50年間で最大の科学的詐欺事件とは?:2020年11月24日

出典:Biggest Scientific Fraud Of The Past 50 Years, According To Scientists – 2oceansvibe News | South African and international news保存版

3人の科学史家に「過去50年間で最大の科学的詐欺事件とは?]と聞いた。

  1. タバコ業界:1990年代
    スタンフォード大学のロバート・プロクター教授(Robert N. Proctor – Wikipedia、写真出典

    1954年、タバコ業界はタバコが死をもたらすという証拠から注意をそらす活動の一環として詐欺活動を始めた。この活動には数億ドル(数百億円)が注ぎ込まれ、お金は世界をリードする大学の有力教授にに支払われた。お金をもらった有力教授はタバコ以外の何かが癌を引き起こしていると言うのを厭わなかった。
    タバコ業界の詐欺は、他の科学的詐欺への道を開いたため、「最大の科学的詐欺事件」です。今日、二酸化炭素業界が、気候温暖化しているかどうかを調べるために「さらに調査が必要」と主張する場合、それはタバコ業界の詐欺から学んだトリックです。

    出典:元記事

    タバコ業界は、彼らの終わりが来ることを知っていましたが、彼らの詐欺スタイルがどれほど広く模倣されるかは知っていませんでした。

     → 企業:タバコ(Tobacco)、タバコ業界(Tobacco Industry)(米) | 白楽の研究者倫理

  2. アンドリュー・ウェイクフィールド(Andrew Wakefield)(英):1998年
    オクラホマ大学(University of Oklahoma)のキャサリン・パンドラ準教授(Katherine A. Pandora、写真出典)。

    現在、コーヴィット19(COVID-19、新型コロナウイルス)のワクチン開発が急速に進んでいるニュースと関連して、ウェイクフィールドが1998年に「予防接種すると自閉症になる」というのネカト論文をランセット誌に発表した事件を、「最大の科学的詐欺事件」とします。

     → アンドリュー・ウェイクフィールド (Andrew Wakefield)(英)改訂 | 白楽の研究者倫理

  3. あえて選択しない
    フンボルト大学ベルリン (Humboldt University of Berlin)のフェリシタス・ヘッセルマン研究助手(Felicitas Hesselmann、写真出典

    1件の傑出した事件を選択しないとします。
    科学的詐欺または不正行為のすべてのケース(および申し立てでさえ)は、独自の方法で大きなものです。
    他方、研究のあり方を根本的に変えるほどの「最大の科学的詐欺事件」は考えられません。 ある事件が他の事件よりも「大きい」と主張すると、ある種の知識と研究が他のよりも優先することを意味します。これは私が選びたくない選択です。

著者はジャスミン・ストーン(Jasmine Stone)。経歴不明。顔写真は見つからない。

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★22.「史上 “最も偉大な” 科学的詐欺行為はどの事件か?」:2020年11月2日

出典:What’s the “greatest” scientific fraud of all time? (UPDATE: comments now closed) | Dynamic Ecology保存版

世の中には、犯罪と裁定されなかった詐欺、恨みと称賛が混ざり合った詐欺など、 “偉大な”  詐欺事件がある。非常に巧妙で、大胆で、印象的な詐欺事件だ。例えば、架空のカジノ強盗の映画「オーシャンズ11」の詐欺事件、現実の世界ではアルベス・ドス・レイス(A lves dos Reis)の詐欺事件がある。

では、「オーシャンズ11」やレイス事件と似たような、 “最も偉大な”  科学的詐欺行為を挙げるとしたら、どの事件でしょうか? 賢く、創造的で、大胆で  “偉大な”  科学的詐欺行為を挙げてください。 “

――― 【レイス事件】―――

レイス事件は研究者の事件ではないので、白楽ブログでは単独の記事にしていない。それで、ポルトガルのレイス事件を簡単に説明する(白楽が)。出典:Alves dos Reis – Wikipedia

1925年、アルベス・ドス・レイス(Alves dos Reis、1896年9月8日 –1955年6月9日、写真出典, Public Domain, Link) は、ポルトガル銀行(Bank of Portugal)を相手に賢く、創造的で、大胆な大詐欺事件を起こした人物である。

レイスは、周囲をダマし、彼らが政府のための活動としているという虚構を作りあげ、偽造ではなく本物の(無許可の)500ポルトガルエスクード紙幣を20万枚、計1億エスクード(当時のポルトガルの名目GDPの0.88%に相当)を印刷した。レイスは収益の25%を受け取り、豪華な宮殿(現在はリスボンのブリティッシュカウンシルの建物)、3つの農場などを購入し、妻のために宝飾品と高価な衣類を購入した。

そして、レイスは、ポルトガル銀行の支配権を購入し、銀行の承認を得ることで、彼の詐欺の証拠を隠滅し、これまでの悪事を過去にさかのぼって正当な行為に変えた。

レイスの悪事は結局バレたが、レイス事件はテレビドラマになった。

――― 【著者のリスト】――― 

著者は、導入として以下の5件の科学的詐欺行為をリストした。

その後、コメント欄に読者の投稿を呼びかけた。50件のコメントが寄せられ、5日後には締め切られた。

著者の挙げた5件の科学的詐欺行為(順位なし)

――― 【読者のリスト】――― 

コメント欄に読者が “偉大な”  科学的詐欺行為として挙げた事件は、次の事件だった(写真は白楽が加えた)。

著者はジェレミー・フォックス(Jeremy Fox、写真出典)。カナダのカルガリー大学(University of Calgary)・教授の生態学者。2000年に米国のラトガーズ大学(Rutgers University)で研究博士号(PhD)を取得(cv.pdf)。

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★21.World Atlasの「最も有名な科学的デマ」:2020年3月19日

出典:Most Famous Scientific Hoaxes – WorldAtlas.com保存版

今まで解説していなかった第1位、第4位、第5位、第7位の事件だけ、解説を加えた。

  • 第1位:「海水の金」事件:エドワード・ソンシュタット(Edward Sonstadt)(英):1872年。
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    1872年、英国の化学者・エドワード・ソンシュタット(Edward Sonstadt)は、海水に金が溶けていることを発見した。

    以下の話の出典(写真3枚も):2017年6月20日のウォルトン・ゴライトリー(Walton Golightly)記者の「People Magazine」記事: The Amazing Gold Accumulator | People Magazine

    1896年後半、海水に金が溶けているという話を聞いて、米国・コネチカット州のプレスコット・ジャーネガン牧師(Rev. Prescott Jernegan )は、海水1トンあたり約1粒の金が採れると、宝石商アーサー・ライアン(Arthur Ryan)をたきつけて、海水から金を集める金採取装置(Gold Accumulator)を作らせた。仕組みは秘密だが、水銀の化合物として蓄積させるというものだった。

    1897年2月、ライアンはロードアイランド州の波止場で、数人が見守る中、水銀の化合物を入れた金採取装置を海水中に降ろして一晩待機した。翌朝、金採取装置を海水から引き上げたとき、明るい金の薄片が水銀混合物として見つかった。 ジャーネガン牧師は、1年以内に1,000個の金採取装置を作ると夢を語った。

    ジャーネガン牧師、ライアン、投資家チームは、海水から金を採取する会社・電解マリン・ソルト社(Electrolytic Marine Salts)を設立し、メイン州のルベック( Lubec, Maine)に最初の「金の蓄積工場」を建設した。また、ボストンに会社のオフィスを開設した。

    間もなく、複数の金採取装置で1日あたり145ドルの金を採取できたと発表した。

    そして、事業拡張のための資金を調達するとして、1株33ドルで株を発行し、資金を集め始めた。株価は数週間で1株150ドルまで暴騰した。

    ところが、資金がたくさん集まった1898年7月、ジャーネガン牧師は姿をくらました。また、彼の助手だったチャールズ・フィッシャー(Charles Fisher)も行方不明になった。そして、金採取装置は機能しなくなった。海水から金を採れなくなったのだ。

    投資家は、ようやくジャーネガン牧師にだまされたことに気が付いた。

    助手のフィッシャーは訓練されたダイバーだった。 金採取装置のテストの時、彼はダイビングスーツを着て海岸から水中を泳ぎ、金採取装置の中の水銀化合物を水銀と金の混合物に代えていたのだった。 また、テスト期間後は、ボストンで購入した金の延べ棒を、ルベックの「金の蓄積工場」で、投資家に見せていたのだった。

    なお、フィッシャーとジャーネガン牧師はその後、捕まることなく、まんまと逃げおおせた。チャンチャン。

  • 第3位:アラン・ソーカル(Alan Sokal)(米)。でたらめな内容を論文に発表したソーカル事件:1994年
  • 第4位:「毒の 木」事件:フォーシュ(N.P. Foersch)(オランダ):1783年
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    1783年、 オランダの外科医であるフォーシュ(N.P. Foersch)は、「ロンドン・マガジン(London Magazine)」に論文「Description of Poison Tree in the Island of Java」を発表した。 ジャワ島にウパスの木(Upas tree)という有毒な木があり、ウパスの木はその近くにあるすべてのものを殺した、と記述した。

    ジャワ島 の「毒の木 」 伝説は、この植物を見たこともないヨーロッパの人々の想像を掻き立て、以後数十年もヨーロッパ人にデタラメ科学を信じさせたのだった。

    以下の話の出典(写真2枚も):2019年7月12日のジャスティン・ブロワー(Justin Brower)記者の「Nature’s Poisons」記事: Antiarin and the Legend of the Upas Tree | Nature’s Poisons

    Antiaris toxicaria. John Lindley, 1866 (CC 0).

    ウパスの木、Antiaris toxicaria は世界中、特にアフリカ、アジア、オーストラリアの熱帯地域に実在する。40メートルの高さまで成長し、木の周辺には一切の植生がない平野に生えている。有毒な蒸気がでるので、周囲16kmには生き物が育たない、とフォーシュ(N.P. Foersch)の論文に感化されたヨーロッパ人は信じていた。

    ジャワ島はヨーロッパから遠いので、フォーシュ(N.P. Foersch)の話が本当かどうか、簡単には試すことができなかった。この毒の強さは、一般的な隠喩として、1800年代の政治漫画で何度も使用され、間違いなく社会の一部になり、すべての人に理解されていた。

    実際の科学的知見はどうだろうか?

    ウパスの木の毒性は極端に誇張されたものだった。

    フォーシュ(N.P. Foersch)の論文の27年後の1810年、フランスの植物学者・ジャン=バティスト・レシェノー(Jean-Baptiste Leschenault)がインドネシアのジャワ島を探検した時、嘘だと証明した。

    レシェノーは、深い森の中で、ウパスの木と顔を接するほど近づいても生きていた。彼はウパスの木を切り倒した時、切断された木から滲み出た樹液に誤って触れてしまったが、死ぬことはなかった。

    しかし、ウパスの「毒の 木」伝説は、すべてが嘘というわけではなかった。もしレシェノーの手に傷があったら、レシェノーの人生は終わっていたかもしれない。彼が犬にウパスの樹液を一滴注入したら、犬は5分以内に死んだのだ。

     マレーシアでは、ウパスの 樹液は、長い間、毒矢の毒として使用されていた。伐採された木から樹液を集め、乾燥して毒を濃縮し、矢印と矢のシャフトに塗って毒矢を作った。この毒矢は、猿や鳥などの小動物だけでなく、鹿やイノシシなどの大きな動物の狩猟にも使用した。

    現在では、毒の有効成分はアンチアリン (antiarin) と命名された配糖体で、構造も解明されている(右図)。 哺乳類でLD50(テストされた生物の50%が死ぬのに必要な濃度)が0.11 mg / kgとかなり強い。

    狩猟用の毒は、肉は食べても安全でなければならないが、アンチアリンは 調理すると、配糖体が加水分解し、毒が不活性になり、肉を安全に食べることができる。

    参考文献:2009 年「アルヴィ宮本なほ子(東京大学・准教授 )」の「英文学研究 支部統合号/2 巻 p. 237-251、(2009)「「毒の 木」幻想 とグ ロ ー バ リゼ ー シ ョ ン―Erasmus Darwin から Rudyard Kiplingまで

  • 第5位:「長寿の薬・エリクサー」事件:ヨハン・ハインリッヒ・コハウゼン(Johann Heinrich Cohausen)(ドイツ):1742年
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    1742年、ドイツのヨハン・コハウゼン・医師(Johann Heinrich Cohausen)は、著書『老いと死に対する賢者の勝利( Hermippus Redivivus )』(表紙出典)で、若い女性の呼気から作った神秘的なエリクサー(エリキシル、elixir)剤で人間の寿命を延ばすことができる。その製法の秘蜜を知っていると述べた。
    コハウゼン・医師は、論文の終わりでは、エリクサーはデタラメだと白状し、不死を望む人を失望させた。
    18世紀のある医師は,その著書「ヘルミップス・レディウィウス」(Hermippus Redivivus)の中で,春季に若い処女たちを小さな部屋に集め,その呼気を瓶の中に入れて,寿命を延ばすための薬として使うよう勧めました。言うまでもなく,こうした方法はいずれも成功しませんでした。(出典:長寿の追求 — ものみの塔 オンライン・ライブラリー

    若い処女の呼気から作った長寿の薬がエリクサー(elixir)とは、なんか、魅力的な発想ですね。

    というわけで、その名にあやかり、エリクサーの名前をつけた薬や酒が現代でも実際に市販されている。またコンピュータゲームでも登場する。

    エリクサーと同じ発想の不死不老薬はどこの世界にもあるようだ。もちろん、効能はデタラメです。
    変若水(おちみず) – Wikipedia
    中国の仙丹(せんたん)

    ヨハン・ハインリッヒ・コハウゼン(Johann Heinrich Cohausen)。Von unbekannter Kupferstecher – Frontispiz-Porträt zu einem Buch Cohausens; reproduziert in Arbeiten zur Kenntnis der Geschichte der Medizin im Rheinland und in Westfalen ; Heft 6, Verlag G. Fischer, Jena 1931, Bild-PD-alt, Link

  • 第6位:ヨハン・ベリンガー(Johann Beringer)(ドイツ)の贋化石:1725年
    Wikimedia Commons
  • 第7位:「ブロンド絶滅」事件:2002年
    2002年、複数のメディアが、ブロンドの 髪は「死滅する遺伝子(dying genes)」に支配されているので、200年後の2202年には、ブロンドは絶滅してしまうと報道した。WHOも同様な予測をしたと報道した。WHOはすぐに、そのような報道をしていないと否定し、記事の削除を要求した。

    「ブロンド絶滅」説はデタラメである。「みどりの黒髪」も絶滅しない。ただ、「おっさんの頭髪」は絶滅する。

    ブロンド女性の写真(CC BY 2.0)出典
    参考 → Disappearing blonde gene – Wikipedia

  • 第8位:アンドリュー・ウェイクフィールド(Andrew Wakefield)(英)

著者はクロアチアのアントニア・ジルジャク(Antonia Čirjak)。2020年1月からWorld Atlasのスタッフ記者。2010年、クロアチアのザダル大学(University of Zadar)卒業(二重専攻で、英語・英文学、社会学)。経歴の出典(含・以下の写真):Antonia Čirjak | LinkedIn

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★20.Listverseの「偉大な作品を盗用した10人の作家」:2019年8月15日

出典:10 Writers Who Stole Their Greatest Works From Other Authors – Listverse保存版

学術関係だけを抽出した。
第5位、第6位、第7位のみだった。

著者はワード・ヘイゼル(Ward Hazell)。Listverseの記者だが、経歴や顔写真は不明。

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★19.Powered by Orangeの「歴史上最も有名な10大盗用」:2019年4月2日

出典:10 Most Famous Plagiarism Cases in History保存版

学術関係だけを抽出した。
ここでは、第9位と第10位のみだった。

著者は無記載。

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★18.www.ranker.comの「超著名人18人の盗用事件」:2018年9月18日?

出典:18 High Profile Cases of Plagiarism保存版

学術関係だけを抽出した。
3人がリストされていた。

著者は無記載。

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★17.plagiarismsearch.com「知っておくべき6件の盗用スキャンル」:2017年3月16日

出典:6 Scandalous Plagiarism Stories that You Should Know保存版

学術関係だけを抽出した。
ここでは、1番目と5番目のみが学術関係だったが、6番目は日本人なので加えた。

著者は無記載。

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★16.ビジネス・インサイダーの「歴史的に最も有名な10大科学インチキ」:2016年9月11日

出典:The most famous scientific hoaxes in history – Business Insider保存版

インチキの大きさの順位ではなく、年代順である。
パープル色は説明(日本語・英語)にリンクしている。
全項目に写真が提示されているが、ここでは、1と6と8のみ示した。

  1. ヨハン・ベリンガー(Johann Beringer)(ドイツ)の贋化石:1725年
    Wikimedia Commons
  2. チャールズ・レドヘッファー(Charles Redheffer)(米)の永久機関:1813年
  3. 月の生命体という大嘘」。Great Moon Hoax – Wikipedia:1835年
  4. ジョージ・ハル(George Hull )(米)のカーディフの巨人 :1869年
  5. チャールズ・ドーソン(Charles Dawson)(英)ピルトダウン人 :1912年
  6. レイ・サンティリ(Ray Santilli )(英)宇宙人解剖: 1947年

    Wikimedia Commons
  7. マヌエル・エリザルデ(Manuel Elizalde)(フィリピン)の タサダイ族 :1971年
  8. 藤村新一(Shinichi Fujimura)(日本)の旧石器捏造事件:1981年
    Didier Descouens
  9. ヴィクトル・ニノフ(Victor Ninov)(米)の118番元素と116番元素発見:1998年
  10. 無名の農夫(中国)の恐竜アーカエオラプトル(archaeoraptor)化石:1999年

著者はアリ・サンダーミアー(Ali Sundermier、写真出典)。フリーランス・ライター。ビジネス・インサイダーの科学インターン。、ストーニーブルック大学(Stony Brook University)・学士号(英語学)、同修士号(ジャーナリズム)。

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★15.Insider Monkeyの「全期間の盗用11大スキャンダル」:2016年8月22日

出典:11 Biggest Plagiarism Scandals of All Time – Insider Monkey保存版

以下、盗博または研究者だけ抽出した。

著者はアレクサンダル・イェフティッチ(Aleksandar Jevtic)。経歴不明。

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★14.Toptenz.netの「有名人の10大盗用」:2016年1月28日

出典:10 Famous People Accused of Plagiarism – Toptenz.net、(保存版)

以下、盗博または研究者だけ抽出した。

  • 第3位:宗教学:マーティン・ルーサー・キング牧師(Martin Luther King, Jr.)(米)・・・人種差別で戦い、「I Have a Dream」で有名なマーティン・ルーサー・キング牧師は、1964年にノーベル平和賞を受賞している。1955年6月5日(26歳)、ボストン大学から宗教学の研究博士号(PhD)を授与された。
    1991年10月、ボストン大学・調査委員会はキング牧師の博士論文は盗用だったと結論した。しかし、キング牧師は、その23年前の1968年4月没で、ボストン大学は博士号をはく奪しなかった。
  • 第7位:ジェーン・グドール(Jane Goodall)(英)

著者はガブリエリ・ファン・ジャースヴェルド(Gabrielle Van Jaarsveld、写真出典)。オランダのエラスムス・ロッテルダム大学、米国のドレクセル大学(Drexel University)・学士号(心理学)。南アフリカ出身。
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★13.「Listverse」誌の「フィクションを事実として発表した面汚し科学者10人」:2015年12月17日

出典:10 Disgraced Scientists Who Presented Fiction As Fact – Listverse保存版

  1. エミール・アブデルハルデン(Emil Abderhalden)(ドイツ)
  2. ディパク・ダス(Dipak K. Das)(米)
  3. ヒュンイン・ムン(Hyung-In Moon)(韓国)
  4. ポール・キャメロン(Paul Cameron)(米):心理学
  5. ドンピョウ・ハン(Dong-Pyou Han)(米)
  6. イゴール・ボグダノフ (Igor Bogdanov) とグリシュカ・ボグダノフ (Grichka Bogdanov) (仏): 物理学。 → ボグダノフ事件 – Wikipedia
  7. ヘンドリック・シェーン(Hendrik Schön)(米): 物理学
  8. マルコム・ピアース(Malcolm Pearce)(英)
  9. カレル・ベゾーシカ(Karel Bezouška)(チェコ)
  10. アンドリュー・ウェイクフィールド(Andrew Wakefield)(英)

執筆者のデブラ・ケリー(Debra Kelly)はフリーランスライター。研究者としてのキャリアーは不明。

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★12.気候警告者の米国史上最大のスキャンダル:2015年10月2日

出典:Climate Alarmist ‘Largest Science Scandal in U.S. History’、(保存版

ランキングではありませんが、タイトルが似ているので、ここに入れておきます。

執筆者は、ジェームス・デリングポール(James Delingpole、写真出典)。 デリングポールはモルバーン大学とクライスト・チャーチ (オックスフォード大学)を卒業した英国のコラムニスト。

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★11.「Washington Post」の有名な5大科学インチキ:2015年3月2日

出典:Five of the most famous scientific hoaxes – The Washington Post保存版

順位はついていない。

執筆者は、ネイサン・ビール(Nathan Beal)。経歴不明。

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★10B.犯罪捜査での極悪ネカト10大事件:2015年2月6日

出典:10 Heinous Cases Of Misconduct By Crime Investigators – Listverse保存版
日本語訳:情報改ざん・隠ぺい・ねつ造、冤罪はこうして起きる。杜撰で悪質な10の犯罪調査 : カラパイア、(保存版

  • 第1位:科学捜査:アニー・ドゥーカン(Annie Dookhan)(米)
  • 第2位: ジェームズ・ボールディング(James Bolding)(米)
  • 第3位:ジョン・ベアード(John Baird)(米)
  • 第4位:リチャード・カレリー(Richard Callery)(米)
  • 第5位:ニューヨーク州5人の法医学捜査官(米)
  • 第6位:スティーブ・アンダーソン(Steve Anderson)(米)
  • 第7位:ライアン・コールマン=ファロー(Ryan Coleman-Farrow)(英)
  • 第8位:デイヴィッド・コフォード(David Kofoed)(米)
  • 第9位:マシュー・ロウリー(Matthew Lowry)(米)
  • 第10位:フレッド・ザイン(Fred Zain)(米)

著者はグリムス(A.C. GRIMES)。経歴不明。

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★10.「POLITICO」の「著名人の10大盗用」:2014年7月23日

出典:10 high-profile plagiarism cases – POLITICO(保存版)

以下、盗博または研究者だけ抽出した。

著者はサラ・スミス(Sarah Smith)。

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★9.「有名人の正気でない見え透いた5大盗用」:2014年2月18日

出典:5 Insanely Blatant Acts of Plagiarism by Famous People保存版

以下、盗博または研究者だけ抽出した。

著者はグリムス(A.C. Grimes)。経歴不明。
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★8.「歴史上の10大医学スキャンダル」:2013年2月20日

出典:10 Biggest Medical Scandals in History (保存版

ネカトが中心ではないが、生命科学でのスキャンダル。各事件の過程にネカトが含まれている(と思う)。
パープル色は説明(日本語・英語)にリンクしている。

  1. サリドマイドによる胎児障害スキャンダル(ドイツ、世界):1950年代-1960年代
  2. 薬害エイズ事件(日本):1980年代
  3. 毒入りせき止めシロップ(パナマ):2007年
  4. PIP 社の豊胸バッグ(フランス):2009年
  5. 真菌性髄膜炎(fungal meningitis):ニューイングランド調剤センター社(New England Compounding Center)(米):2012年
  6. エリキシル・スルファニルアミド(Elixir Sulfanilamide)による大量死亡(米):1937年
  7. ヘパリン粗悪品Heparin Adulteration):サイエンティフィック・プロテイン・ラボラトリーズ社(Scientific Protein Laboratories)(中国):2008年
  8. 馬血清の破傷風菌汚染スキャンダル(Jim the Horse Tetanus Scandal )(米):1900年代初期
  9. 腎臓違法移植スキャンダル(Gurgaon Illegal Kidney Transplant Racket )(インド):2008年
  10. アンドリュー・ウェイクフィールド(Andrew Wakefield)(英):1990年代。

執筆者は、yvetteで、経歴不明。

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★7.「高等教育界を震撼させた著名人の10大盗用スキャンダル」:2013年1月10日

出典:10 High Profile Plagiarism Scandals That Rocked Higher Ed(保存済)

パープル色は説明(日本語・英語)にリンクしている。

  1. カーヴヤ・ヴィスワナタン(Kaavya Viswanathan)(米):インド出身のハーバード大学・女子学生の盗用 ①2006年5月13日の「Japan Times Weekly」、②Kaavya Viswanathan
  2. 歴史学:スティーヴン・アンブローズ(Stephen Ambrose)(米)
  3. 民族学:ワード・チャーチル(Ward Churchill)(米)
  4. ハーバード大学(Harvard University)(米): 2012年、125人の学部生。①2012年9月4日のj-cast記事
  5. パール・シュミット(Pál Schmitt)(ハンガリー)
  6. カルパガム大学(Karpagam University)(インド):情報工学:ロメン・クマール(Romen Kumar)、M・ヘマラータ(M Hemalatha)
  7. 社会学:カーリーン・バスラー(Carleen Basler)(米)
  8. ニューカッスル大学(University of Newcastle)(豪):経営学:ポール・ライダー学部長(Paul Ryder)
  9. ウォータールー大学(University of Waterloo)(カナダ):2012年。ナノテク:ドンチーン・イ(Dongqing Li)、ヤサマン・ダギギ(Yasaman Daghighi)
  10. サザン・ユタ大学(Southern Utah University)(米):2013年。英語:ベリンダ・フロスト(Belinda Frost)

著者の記載がなく、著者は不明である。

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★6.「世界最悪の科学スキャンダル」:2013年の記事(推定)

出典:The Science World’s Greatest Scandals | Phactual保存版

  1. アンドリュー・ウェイクフィールド(Andrew Wakefield)(英)
  2. ジークムント・フロイト(Sigmund Freud)(オーストリア)
  3. ディーデリック・スターペル(Diederik Stapel)(オランダ):社会心理学
  4. 企業:バイオテスト工業試験会社(Industrial Bio-Test Laboratories Inc.)(米)
  5. マーク・ハウザー(Marc D. Hauser)(米)
  6. ドンピョウ・ハン(Dong-Pyou Han)(米)
  7. ロザリンド・フランクリン(Rosalind Franklin)(英)
  8. フィリップ・ジンバルドー (Philip Zimbardo)(米):心理学 → スタンフォード監獄実験

OliviaJames_smallランクした人は、オリヴィア・ジェームス(Olivia James)。2012年に米国・聖オラフカレッジ (Olaf College)で哲学と宗教学の学士号を取得。アイルランドで倫理学(Global Ethics)の修士号を取得(?)。(経歴と写真の出典
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★5.「Online College Courses」の「学術史上の10大研究スキャンダル」ランキング2012年6月3日

出典:The 10 Biggest Research Scandals in Academic History – Online College Courses保存版

  1. スティーヴン・アンブローズ(Stephen Ambrose)(米):歴史学
  2. ジェームズ・ワトソン(James Watson)、フランシス・クリック(Francis Crick)、ロザリンド・フランクリン(Rosalind Franklin)(英)
  3. ヘンドリック・シェーン(Hendrik Schön)(米): 物理学
  4. フィリップ・ジンバルドー (Philip Zimbardo)(米):心理学 → スタンフォード監獄実験
  5. ワード・チャーチル(Ward Churchill)(米):民族学
  6. アニル・ポティ (Anil Potti)(米)
  7. ナンシー・オリビエリ(Nancy Olivieri)(カナダ) → 参照:「脅迫」:ギデオン・コレン(Gideon Koren)(カナダ)
  8. ディーデリック・スターペル(Diederik Stapel) (オランダ):社会心理学
  9. マーク・ハウザー(Marc D. Hauser)(米)
  10. ヘンリエッタ・ラックス (Henrietta Lacks) (米):被害者

ランクした人は、「Online College Courses」のスタッフ・ライターたちで、氏名は明記されていない。
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★4.「OnlineUniversities.com」の「大学の10大研究不正」ランキング:2012年2月27日

出典:The 10 Greatest Cases of Fraud in University Research – OnlineUniversities.com保存版

  1. ディーデリック・スターペル(Diederik Stapel) (オランダ):社会心理学
  2. アニル・ポティ (Anil Potti)(米)
  3. マヘシュ・ヴィスヴァナタン(Mahesh Visvanathan)、ジェラルド・ラシントン(Gerald Lushington)(米)
  4. アンドリュー・ウェイクフィールド(Andrew Wakefield)(英)
  5. ウソク・ファン(Woo Suk Hwang)(韓国)
  6. 「博士号はく奪」:ベング・シゼン(Bengü Sezen) (米)
  7. 大学:コロンビア大学の「ミラクル」研究(Columbia University ‘Miracle’ Study)(米)
  8. ディパク・ダス(Dipak K. Das)(米)
  9. ステファノ・フィオルッチ(Stefano Fiorucci)(イタリア)
  10. 物質工学:クレイグ・グライムス(Craig Grimes)(米)

ランクした人は、「OnlineUniversities.com」のスタッフ・ライターたちで、氏名は明記されていない。
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★3.「タイム誌の6大科学ネカト事件」2012年1月12日

出典:Great Science Frauds| Full List | TIME.com保存版

ディパク・ダス(Dipak K. Das)(米)
アンドリュー・ウェイクフィールド(Andrew Wakefield)(英)
③ウソク・ファン(Woo Suk Hwang)(韓国)
ロジャー・ポアソン(Roger Poisson)(カナダ)
⑤デビッド・ボルティモア(David Baltimore)(米)
⑥チャールズ・ドーソン(Charles Dawson)(英)

mg_1809ランクした人は、アリス・パーク(Alice Park)。1993年以降、タイム誌のスタッフ・ライター。(経歴写真の出典)

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★2.「Listverse」の科学10大インチキ:2008年4月9日

出典:Top 10 Scientific Frauds and Hoaxes – Listverse保存版

全項目に写真が提示されているが、ここでは、1、6、7、9のみ示した。
パープル色は説明(日本語・英語)にリンクしている。

  1.  チャールズ・ドーソン(Charles Dawson)(英)ピルトダウン人 :1912年
  2. アラン・ソーカル(Alan Sokal)(米)。でたらめな内容を論文に発表したソーカル事件:1994年
  3. パウル・カンメラー(Paul Kammerer)(オーストリア)
  4. 月の生命体という大嘘」。Great Moon Hoax – Wikipedia:1835年
  5. 藤村新一(Shinichi Fujimura)(日本)の旧石器捏造事件:1981年
  6. マヌエル・エリザルデ(Manuel Elizalde)(フィリピン)の タサダイ族 :1971年
  7. ヨハン・ベリンガー(Johann Beringer)(ドイツ)の贋化石:1725年
  8. チャールズ・レドヘッファー(Charles Redheffer)(米)の永久機関:1813年
  9. ジョージ・ハル(George Hull )(米)のカーディフの巨人 :1869年
  10. ヘンドリック・シェーン(Hendrik Schön)(米): 物理学、2002年

ランクした人は、Listverseのスタッフ。
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★1.英国・「ガーディアン」紙の「10大まゆつばもの」:2003年11月13日

出典:Too good to be true | Education | The Guardian保存版

パープル色は説明(日本語・英語)にリンクしている。

  1.  チャールズ・ドーソン(Charles Dawson)(英)ピルトダウン人 :1912年
  2. マヌエル・エリザルデ(Manuel Elizalde)(フィリピン)の タサダイ族 :1971年
  3. ダグ・バウワー(Doug Bower)とデイブ・チョーリー(Dave Chorley)のクロップ・サークル(Crop circle)(英):1991年
  4. 心理学:シリル・バート(Cyril Burt)(英):1971年
  5. ヘンドリック・シェーン(Hendrik Schön)(米): 物理学、2002年
  6. レイ・サンティリ(Ray Santilli )(英)宇宙人解剖: 1947年
  7. ヨハン・ベリンガー(Johann Beringer)(ドイツ)の贋化石:1725年
  8. チャールズ・レドヘッファー(Charles Redheffer)(米)の永久機関:1813年
  9. トロフィム・ルイセンコ(Trofim Lysenko)(露)の獲得形質の遺伝説:1929年
  10. ヴィクトル・ニノフ(Victor Ninov)(米)の118番元素と116番元素発見:1998年

ランクした人は、ティム・ラドフォード(Tim Radford)。1940年にニュジーランドで生れ、21歳で英国に渡り、2005年まで英国・「ガーディアン」紙で32年間働いたフリーランス記者。(経歴と写真の出典

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日本がスポーツ、観光、娯楽を過度に追及する現状は日本の衰退を早め、ギリシャ化を促進する。日本は、40年後に現人口の22%が減少し、今後、飛躍的な経済の発展はない。科学技術と教育を基幹にした堅実・健全で成熟した人間社会をめざすべきだ。科学技術と教育の基本は信頼である。信頼の条件は公正・誠実(integrity)である。人はズルをする。人は過ちを犯す。人は間違える。その前提で、公正・誠実(integrity)を高め維持すべきだ。
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