2021年6月18日掲載
ワンポイント:ハーウッドは英国出身で、米国のケンタッキー大学(University of Kentucky)・準教授になった。2012~2015年(37~40歳?)の3年間、複数の院生にセクハラと性的暴行を繰り返した。2015年( 40歳?)、被害者が大学に告発し、大学は調査し、ハーウッドは辞職した。しかし、大学は調査報告書と性的暴行事件を隠蔽した。被害者と学生新聞「ケンタッキー・カーネル」紙が反発し大騒動になった。大学の透明性、事実の公表、個人情報の保護に関して、司法長官も発言し、大学が裁判で学生新聞を訴えるなど、考えさせられる事件になった。国民の損害額(推定)は3億円(大雑把)。