2020年4月6日掲載
ワンポイント:ヴァングールはルーヴェン・カトリック大学(University of Leuven)・教授・医師で、テレビに取り上げられ、小児脳腫瘍の癌ワクチン治療で超有名になった。2013年(50歳?)と2014年(51歳?)に調査が入り、データねつ造・改ざん、医療倫理違反、医療上の規則違反、ズサンな医療記録などの不正が指摘された。2015年2月(52歳?)、ルーヴェン・カトリック大学(University of Leuven)と示談し、辞職した。ところが、7か月後の2015年9月(52歳?)、ドイツの免疫がん治療センター・ケルン(IOZK: Immun-Onkologisches Zentrum Koln)の医師になり、現在も、問題の癌ワクチンの治療を続けている。撤回論文はない。国民の損害額(推定)は被害患者が500人いたとして500億円(大雑把)。