2020年12月14日改訂
ワンポイント:約100年前のデータねつ造事件。カンメラー(1880年8月17日~1926年9月23日)は生物学研究所(Biologische Versuchsanstalt)・教授で、世界的に著名な遺伝学者だった。1926年8月7日(46歳)、カエルの足に墨汁(固形の墨?)を入れてコブ(拇指隆起)を作ったというデータねつ造を、アメリカ自然史博物館のキングズリー・ノーブル学芸員(G. Kingsley Noble)に、ネイチャー誌で暴露され、カンメラーは、6週間後の1926年9月23日(46歳)、オーストリア山中でピストル自殺した。約100年前のデータねつ造事件だが、日本人・欧米人はカンメラーが大好きで、たくさんの記事・著書がある。国民の損害額(推定)は2億円(大雑把)。