2024年1月10日掲載
ワンポイント:【長文注意】。スクリップス研究所(Scripps Research)・教授のアンダーセンは「2020年4月のNat Med」論文で、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は武漢ウイルス研究所(WIV)から漏洩したのではなく、武漢の水産市場で自然発生したと、結論した。ところが、実は、武漢ウイルス研究所(WIV)から漏洩した可能性が十分にあると、論文の結論を否定する認識をしていたことが、2023年7月に発覚した。米国連邦政府が武漢ウイルス研究所に資金提供していたために、水産市場で自然発生したとするねつ造(?)論文を書いた。2023年7月11日、国会で公聴会が開かれた。現在、論文は撤回されておらず、撤回を要求するキャンペーンが張られている。スクリップス研究所は調査していない。科学に政治が介入した例。国民の損害額(推定)は10億円(大雑把)。