デイヴィッド・サウソール(David Southall)(英)

2022年10月15日掲載 

ワンポイント:この事件は日本で未報道だが、「CNEP事件」として、世界では有名らしい。1989年10月~1993年(41~45歳)の4年間、未熟児を新しい人工呼吸器技術(CNEP:Continuous Negative Extrathoracic Pressure)で処置する臨床試験を小児科医のサウソールが主導した。その結果、28人の乳児が死亡、15人が永続的な脳障害を受けた。臨床試験のズサンさ、承諾書類のねつ造、英国政府の不手際、裁判、などで大騒動になった。アンナ・アーモンド(Anna Catharina Vieira Armond)らが10大ネカト事件の第10位に挙げた。なお、サウソールは別の事件(クラーク事件)でも登場している。国民の損害額(推定)は30億円(大雑把)。

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