2021年3月17日掲載
ワンポイント:この事件は、2020年ネカト世界ランキングの「4D」の「5」に挙げられたので記事にした。ワンは中国出身でカリフォルニア大学ロサンゼルス校・歯学部(UCLA School of Dentistry)・教授になった。米国籍を取得し、米国の医学アカデミー・会員、中国工学アカデミーの外国人研究者というスーパースターである。2020年1月(56歳)、ネカトハンターのエリザベス・ビック(Elisabeth Bik)が2007-2019年(44- 56歳)の13年間に出版したワン教授の28論文の画像に異常があると指摘した。ワン教授はパブピアで異常が指摘されるとすぐに論文を訂正した。訂正論文は多いが撤回論文は1報しかない。カリフォルニア大学ロサンゼルス校はネカト調査をせず、ワン教授は無処分である。国民の損害額(推定)は5億円(大雑把)。