2021年8月16日掲載
白楽の意図:2019年4月、ハーバード大学のサム・リー準教授(Sam W. Lee)のネカト事件を、「撤回監視(Retraction Watch)」が記事にした(白楽の記事)。研究公正局はサム・リー事件の調査を終えたらしいが、まだ、調査結果を発表していない。このタイミングで、2021年8月12日、サム・リーの弁護士が、「撤回監視(Retraction Watch)」に記事の削除を求めてきた。「撤回監視(Retraction Watch)」は拒否した。この状況をアダム・マーカス(Adam Marcus)が「2021年8月13日のRetraction Watch」論文で説明しているので、紹介しよう。なお、白楽も、現在、記事削除を拒否しようとしている(ココ)。