2021年8月14日掲載
ワンポイント:2000年5月13日、オランダのエンスヘデの住宅街で花火保管倉庫の大規模な爆発事故が起こり、23人が死亡、約1,000人が負傷、被害総額は600億円になった。オランダ応用科学研究機構(TNO)が事故調査を請け負い、2001年2月に調査報告書を発表した。2018年、事故から18年後、元欧州議会議員のポール・ヴァン・ブイテネン(Paul van Buitenen)が調査報告書にねつ造・改ざんがあると指摘し、再調査を要求した。2019年5月、オランダ安全委員会(Dutch Safety Board)は、再調査を拒否した。国民の損害額(推定)は1千万円(大雑把)。