2021年9月7日掲載
ワンポイント:ウクライナの出身でリール大学(University of Lille)・準教授のレーヘンキーの「2019年6月のCell Calcium」論文が2020年3月(43歳)に撤回された。撤回理由は盗用で、査読した他人の論文を盗用したのだ。レーヘンキーは査読時に指導下の院生に査読原稿をコピーして渡した。それを、院生が盗用したと説明した。白楽の推定だが、盗用した院生は退学した。それで、リール大学はネカト調査しなかった。レーヘンキーは処分されていない。国民の損害額(推定)は2億円(大雑把)。