2014年12月30日掲載。2022年3月7日改訂
ワンポイント:ムンは、査読偽装の先駆者、パイオニア、元祖。2012年(38歳?)、イタリアのフィレンツェ大学・教授のクラウディウ・スープラン編集長(Claudiu Supuran)が、東亜(とんあ)大学(Dong-A University)・教授だったムン の査読偽装を見破った。結局、ムンの2005~2011年(31~37歳?)の7年間の35論文が撤回され、現在、「撤回論文数」世界ランキング の第16位である。その後、ムンは研究者を廃業した模様。国民の損害額(推定)は10億円(大雑把)。この事件は、白楽指定の重要ネカト事件である:学術出版界が査読偽装という研究不正を初めて認識した事件で、その後、類似の不正行為が2桁数見つかっている。