2021年1月19日掲載
ワンポイント:2020年ネカト世界ランキングの「1B」の「5」に挙げられたので記事にした。2018年にノーベル化学賞を受賞したカリフォルニア工科大学(California Institute of Technology)のアーノルド教授は、「2019年5月のScience」論文を出版した。2020年1月3日(62歳)、この論文は再現性がないと自発的に論文を撤回した。アーノルドの自発的な撤回を称賛する人もいるが、第一著者の韓国系米国人(?)の院生であるインハ・チョ(Inha Cho、조인하、曹仁河)がデータをねつ造したため、研究結果を再現できなかったのだ。カリフォルニア工科大学はネカト調査をしていない。インハ・チョは退学した(?)が無処分、アーノルドも無処分である。国民の損害額(推定)は2憶円(大雑把)。