2020年6月5日掲載
ワンポイント:【長文注意】。ダートマス大学3教授の院生レイプ事件。名門大学であるダートマス大学(Dartmouth College)は、男性教授3人が、15年以上にわたり、15人以上の女性学部生・院生・ポスドクをレイプ・性的暴行・セクハラし、麻薬吸引させてきたと2017年10月に公表した。2018年6~7月、加害者の3教授は、退職・辞職した。刑事事件になっていない。ダートマス大学は長年の間、まっとうな対処をしなかったことで、被害女性7人が2018年、7000万ドル(約70億円)の賠償金を支払うよう裁判に訴えた。2019年8月6日、示談が成立し、賠償金額は1400万ドル(約14億円)になった。当時の学科長のデイヴィッド・ブッチ教授(David Bucci)は、事件が一段落した2019年10月15日、50歳の若さで自殺した。国民の損害額(推定)は50億円(大雑把)。