2022年1月27日掲載
白楽の意図:2020年9月、ベンタビア社社(Ventavia Research Group)の支部長・ブルック・ジャクソン(Brook Jackson)は、ファイザー社の新型コロナ・ワクチンの臨床試験でデータ改ざんがあったと米国・食品医薬品局(FDA)に電子メールで告発し、即日、解雇された。この事件を報道する記事はたくさんあるが、ジャクソンの写真が載っているのは「3の2」の記事と、今回のハリー・デ・ケットヴィル(Harry de Quetteville)の「2021年12月のTelegraph」論文だけだ。その論文を紹介しつつ、ファイザー社のワクチン治験ネカト事件をまとめた。