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白楽の卓見・浅見22【「ハゲタカ」ジャーナルはヘイト・スピーチ】

2024年11月10日掲載

ワンポイント:英語の「Predatory Journal」を日本ではハゲタカジャーナル(ハゲタカ・ジャーナル)と呼ぶ人が多いが、これは間違った訳であるばかりか、鳥の「ハゲタカ」に対する差別語、動物虐待語、ヘイトスピーチである。英語の「Predatory」に「ハゲタカ」という意味は全くない。それなのに、わざわざ「ハゲタカ」を引き合いに出して、「Predatory Journal」を「ハゲタカ」と呼ぶことで、鳥の「ハゲタカ」に「悪い、粗雑、略奪的、不正、低品質」と、理不尽な嫌悪感を植え付けている。使用すべきではない。なお、グラハム・ケンダル名誉教授(Graham Kendal)が主張するように、そもそも「Predatory Journal」という分類や呼称を止めよう。

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