2025年3月5日掲載
ワンポイント:サッテンタウはオックスフォード大学・教授で、アミン・モガダム(Amin Moghaddam)をポスドク、その後、研究員として16年間雇用した。途中、モガダムは重度のうつ病と不安症を抱える障害者になった。2018年9月(60歳?)、モガダムの研究成果をサッテンタウが盗用したと、モガダムがオックスフォード大学に告発した。半年後の2019年3月、サッテンタウはモガダムの雇用を更新しなかった。それで2020年(多分)(62歳?)、モガダムは、不当解雇、人種差別、障害者差別、盗用内部告発の4件でサッテンタウを告訴した。2022年9月(64歳?)、サッテンタウは、4件とも勝訴したが、2024年10月(66歳?)、再審の結果、盗用を含む2件で敗訴し、有罪とされた。国民の損害額(推定)は1千万円(大雑把)。なお、この事件は新聞報道が事実と異なるなど、いろいろとヘンな事件である。
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目次(クリックすると内部リンク先に飛びます)
1.概略
2.経歴と経過
3.動画
5.不正発覚の経緯と内容
6.論文数と撤回論文とパブピア
7.白楽の感想
9.主要情報源
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●1.【概略】
クエンティン・サッテンタウ(クエンティン・サッテントゥ、Quentin Sattentau、ORCID iD:?、写真出典)は、英国のオックスフォード大学(Oxford University)・教授で医師免許は持っていない。専門は免疫学である。
新聞報道に「盗用」とあったからネカトブログに取り上げた。しかし、実際は、盗用ではなく著者在順だった。また、報道内容にヘンな箇所が多い。
サッテンタウは、アミン・モガダム(Amin Moghaddam)をポスドク、その後、研究員として16年間雇用した。その間、モガダムは重度のうつ病と不安症を抱える障害者になった。
2018年9月(60歳?)、「2014年のJ Allergy Clin Immunol」論文と「2018年の総説(review)」で、モガダムは自分が第一著者であるべきだったのに、サッテンタウ教授が第一著になっていたので、業績を盗用されたとオックスフォード大学に告発した。
ヘンな箇所が3つある。①著者在順なのに、この事件では盗用(research plagiarism)としている。②「2014年のJ Allergy Clin Immunol」論文は、告発と異なり、モガダムが第一著者になっている。③「2018年の総説(review)」がパブメドでは見つからないので、存在しない?
半年後の2019年3月(61歳?)、サッテンタウはモガダムの有期雇用を更新しなかった。
それで2020年(多分)(62歳?)、モガダムは不当解雇、人種差別、障害者差別、盗用内部告発の4件でサッテンタウを訴えた。
2年後の2022年9月(64歳?)、4件ともサッテンタウが勝訴した
さらに2年後の2024年10月(66歳?)、再審の結果、サッテンタウは盗用を含む2件で敗訴し、有罪とされた。
この事件は、いろいろと、違和感が強い事件である。
サッテンタウがモガダムの有期雇用を更新しなかったのは、グラントに申請したが採用されず、更新できなかったとサッテンタウは主張している。
それにしても重度のうつ病と不安症を抱える障害者を研究員に雇用し続けるのはボスとしては難しいだろう。
なお、モガダムはボスのサッテンタウ教授と大喧嘩し、人間関係が破綻していた。サッテンタウ教授は、モガダムは「敵対的で虐待的な言葉」を含む「非常に個人的な攻撃」をしてきた。それで、共同研究を続けることが非常に難しくなったと述べている。
モガダムが「盗用」と訴えたのは、解雇された腹いせに、不当解雇や人種差別を持ち出して裁判を起こした気もする。
白楽の解釈は、モガダムの精神疾患とサッテンタウ教授との人間関係の悪化がすべてのイザコザの原因と思われる。
オックスフォード大学(Oxford University)・ダン病理学大学院。写真出典
- 国:英国
- 成長国:英国
- 医師免許(MD)取得:なし
- 研究博士号(PhD)取得:ロンドン大学
- 男女:男性
- 生年月日:不明。仮に1968年1月1日生まれとする。1980年にブリストル大学で学士号を取得した時を22歳とした
- 現在の年齢:57歳?
- 分野:免疫学
- 問題論文発表:2014年と2018年(56歳?と60歳?)
- 問題行為時の地位:オックスフォード大学・教授
- 発覚年:多分2000年(62歳?)
- 発覚時地位:オックスフォード大学・教授
- ステップ1(発覚):第一次追及者は部下で被盗用者のアミン・モガダム(Amin Moghaddam)で、裁判に訴えた
- ステップ2(メディア):「Daily Mail」、「Telegraph」など多数の英国のメディア
- ステップ3(調査・処分、当局:オーソリティ):①リーディング雇用法廷。②雇用控訴裁判所
- 大学・調査報告書のウェブ上での公表:なし。調査したかどうか不明
- 大学の透明性:調査したかどうか不明(ー)
- 不正:盗用という建前だが著者在順
- 不正論文数:2報
- 時期:研究キャリアの後期
- 職:事件後に研究職(または発覚時の地位)を続けた(〇)
- 処分:なし
- 対処問題:
- 特徴:事件のアチコチがヘン
- 日本人の弟子・友人:不明
【国民の損害額】
国民の損害額:総額(推定)は1千万円(大雑把)。
●2.【経歴と経過】
主な出典:Quentin J Sattentau | Hilaris SRL
- 生年月日:不明。仮に1968年1月1日生まれとする。1980年にブリストル大学で学士号を取得した時を22歳とした
- 1980年(22歳?):英国のブリストル大学(Bristol University)で学士号取得:微生物学
- 1985年(27歳?):英国のロンドン大学(London University)で研究博士号(PhD)を取得:ウイルス学と免疫学
- 1992年(34歳?):フランスの国立科学研究センター(CNRS)・部長
- 1999年(41歳?):英国のインペリアル カレッジ ロンドン(Imperial College London)・上級講師
- 2003年(45歳?):英国のオックスフォード大学(Oxford University)・ダン病理学大学院(Dunn School of Pathology)・教授
- 2003年5月(45歳?):アミン・モガダム(Amin Moghaddam)をポスドクとして受け入れる
- 2014年(56歳?):後で騒動になる「2014年のJ Allergy Clin Immunol」論文を出版
- 2024年(66歳?):モガダムに「盗用」と訴えられる
- 2025年3月4日(67歳?)現在:従来の職を維持
●3.【動画】
以下は事件の動画ではない。
【動画1】
研究内容紹介動画:「The FHS Project – Assessement and expectations – YouTube」(英語)4分11秒。
Sir William Dunn School of Pathology(チャンネル登録者数 910人) が2021/08/13 に公開
●5.【不正発覚の経緯と内容】
★アミン・モガダム(Amin Moghaddam)
アミン・モガダム(Amin Moghaddam、写真出典)はイラン出身で英国のオックスフォード大学の研究者になった。
経歴を、以下に示す。
- 2003年5月~2016年3月、オックスフォード大学のクエンティン・サッテンタウ教授(Quentin Sattentau)のポスドク。
- 2016年4月~2019年3月、サッテンタウ教授の研究室の共同研究員(Research co-investigator)
- 2019年3月、16年務めたオックスフォード大学を去った。
オックスフォード大学を去った理由は、有期契約が終了し、さらなる資金を確保できなかったためとあるが、実際はボスのサッテンタウ教授と激しい口論をするほど人間関係が破綻していた。それで、サッテンタウ教授が雇用を更新しなかった。
なお、モガダムは重度のうつ病と不安症を抱える障害者で、特別な配慮を受ける資格があると記載されている。
この「重度のうつ病と不安症」は、サッテンタウ教授との人間関係が破綻した結果なのか、原因なのか、白楽はつかめなかった。また、「特別な配慮を受ける資格」の内容も白楽はわからなかった。
白楽ブログはネカト中心なので、新聞記事の見出しや内容にあった「盗用」を主体に、解説を進めたい。
★ピーナッツ
2014年、オックスフォード大学のアミン・モガダム(Amin Moghaddam)とクエンティン・サッテンタウ教授(Quentin Sattentau、写真出典)は共同研究し、乾燥ローストしたピーナッツが生のピーナッツよりもアレルギー反応を引き起こす可能性が高いことを発見し、サッテンタウ教授を第一著者として論文発表した。
白楽注:「2014年のJ Allergy Clin Immunol」論文とあるので、以下の論文だと思うが、サッテンタウ教授は第一著者ではなく、最後著者である。なんかヘンだ。
- Dry roasting enhances peanut-induced allergic sensitization across mucosal and cutaneous routes in mice.
Moghaddam AE, Hillson WR, Noti M, Gartlan KH, Johnson S, Thomas B, Artis D, Sattentau QJ.
J Allergy Clin Immunol. 2014 Dec;134(6):1453-1456. doi: 10.1016/j.jaci.2014.07.032. Epub 2014 Sep 22.PMID: 25253515
2人が共著の論文は9報あるが、サッテンタウ教授が第一著者の論文は1報もない → Sattentau QJ AND Amin Moghaddam – Search Results – PubMed
ヘンだと思う点を脇において、話を進める。
生のピーナッツを乾燥ローストする過程で化学変化が起こる。この化学変化によって、乾燥ローストしたピーナツを食べるとナッツアレルギー反応を引き起こす免疫系を刺激すると、論文は結論した。
マウスの皮膚または胃にピーナッツタンパク質を曝露すると、乾燥ローストしたピーナッツを与えたマウスは、生のピーナッツを与えたマウスよりもはるかに強い免疫反応を示したという実験結果から上記の結論を導き出した。
この研究結果は、乾燥ローストしたものよりも、生や、茹で、揚げナッツを食事の一部として食べるのが一般的な東アジアの人々はナッツアレルギーが少ないのを説明できるとも述べている。
論文の結論は、ナッツは乾燥ローストしない方が良いとする食生活を推奨することにつながる。
https://cherwell.org/2024/10/20/oxford-researcher-wins-lawsuit-over-peanut-allergy-research-plagiarism/
★著者在順
白楽注:サッテンタウ教授を第一著者とし、モガダムを第三著者とした著者在順違反を、新聞記事では「盗用(plagiarism)」と呼んでいるので、白楽記事もそれに従った。「盗む(stealing)」と書いているのもある。
2018年9月、モガダムは、「2014年のJ Allergy Clin Immunol」論文で、サッテンタウ教授は第一著者ではなく、この論文の第一著者になるべき人物は自分だとモガダムは主張し、サッテンタウ教授が彼のアイデアを盗用したとオックスフォード大学に告発した(白楽注:告発先がオックスフォード大学ではないかも)。
サッテンタウ教授は2018年の総説(review)でも研究成果を盗用したとモガダムは主張した。
白楽注:2018年の総説(review)とあるが、サッテンタウ教授は2018年に総説(review)を出版していない。なんかヘンだ。パブメドに索引付けされないマイナーな総説なのだろうか? → Sattentau QJ – Search Results – PubMed
20xx年(多分2000年)、モガダムは、盗用を内部告発したことで、2019年3月に、自分が不当に解雇されたと、オックスフォード大学とサッテンタウ教授、主任指導教官のマシュー・フリーマン教授(Matthew Freeman)を相手に、レディング市の雇用法廷(Reading Employment Tribunal)で訴訟を起こした。
なお、モガダムは、長年にわたって「不当な」扱いを受け、論文の著者として白人の院生が優遇される人種差別もあったと、不当解雇、人種差別、障害者差別、盗用内部告発の4件を訴えた。
2022年9月、しかし、モガダムは敗訴した。
裁判所は、資金がなかったため契約は更新されなかったのであって、不当な扱いを受けていないとした。
モガダムは控訴した。
2年後の2024年10月、2022年の審理では認定に欠陥があったとの判決が下され、雇用控訴裁判所でモガダムは4件のうちの2件で勝訴した。
つまり、雇用控訴裁判所のマレー・シャンクス判事(Murray Shanks)は、「モガダム博士は、論文は自身の研究に基づいており、教授は研究倫理に違反し、研究成果を盗用(plagiarising)し、有罪とした」。
モガダムは、4つの控訴理由のうち2つで勝訴し、今後、彼に何らかの補償が必要かどうかを検討するために別の裁判が行なわれる。
サッテンタウ教授は、モガダムは「敵対的で虐待的な言葉」を含む「非常に個人的な攻撃」をしてきた。それで、共同研究を続けることが非常に難しくなったと述べている。
●【不正の具体例】
「2014年のJ Allergy Clin Immunol」論文と「2018年の総説(review)」で、アミン・モガダム(Amin Moghaddam)ではなく、サッテンタウ教授が第一著者になったことが不正だと訴えられた。
白楽がヘンに思うのだが、パブメドでは、「2014年のJ Allergy Clin Immunol」論文の第一著者はモガダムになっている。また、サッテンタウ教授の「2018年の総説(review)」は見つからない。
それで、このサッテンタウ事件がそもそも事実なのか、白楽が何か間違えているのか。懐疑的な気分である。
●6.【論文数と撤回論文とパブピア】
データベースに直接リンクしているので、記事閲覧時、リンク先の数値は、記事執筆時の以下の数値より増えている(ことがある)。
★パブメド(PubMed)
2025年3月4日現在、パブメド(PubMed)で、クエンティン・サッテンタウ(Quentin Sattentau)の論文を「Quentin Sattentau[Author]」で検索した。この検索方法だと、2002年以降の論文がヒットするが、2003~2024年の22年間の112論文がヒットした。
2025年3月4日現在、「Retracted Publication」のフィルターでパブメドの論文撤回リストを検索すると、0論文が撤回されていた。
クエンティン・サッテンタウ(Quentin Sattentau)とアミン・モガダム(Amin Moghaddam)の共著論文を「Quentin Sattentau[Author] AND Amin Moghaddam [Author]」で検索した。この検索方法だと、2002年以降の論文がヒットするが、2006年に1報、そして、2010~2018年の9年間の11論文の計12論文がヒットした。
モガダムは16年も在職して、論文が12報では、とても少ない。モガダムが第一著者の論文は12報の共著論文のうち3報しかない。
★撤回監視データベース
2025年3月4日現在、「撤回監視(Retraction Watch)」の撤回監視データベースでクエンティン・サッテンタウ(Quentin Sattentau)を「Sattentau」で検索すると、0論文が撤回されていた。
★パブピア(PubPeer)
2025年3月4日現在、「パブピア(PubPeer)」では、クエンティン・サッテンタウ(Quentin Sattentau)の論文のコメントを「Quentin Sattentau」で検索すると、0論文にコメントがあった。
●7.【白楽の感想】
《1》ヘン:その1
「盗用」という触れ込みだからネカトブログに取り上げたのに、盗用ではなく著者在順であり、それも、事件報道の内容にヘンな箇所が多い。
クエンティン・サッテンタウ教授(Quentin Sattentau)が無名教授ではないが超有名教授でもない。被害者というアミン・モガダム(Amin Moghaddam)も有名人ではない。
この事件を英国の新聞は、どうしてたくさん報道したのだろう?
白楽はわかりません。
左はアミン・モガダム(Amin Moghaddam)。右はクエンティン・サッテンタウ教授(Quentin Sattentau)。出典:https://www.dailymail.co.uk/news/article-11238409/Oxford-Uni-scientist-complained-professor-plagiarising-work-loses-unfair-dismissal-claim.html
《2》ヘン:その2
モガダムはサッテンタウ教授の研究室にポスドク・研究員として16年も在職していた。その16年間に出版した論文は12報である。これは、とても少ない。
しかも、モガダムが第一著者の論文は3報しかない。
他の理由も大きいが、出版論文数が少なすぎた点も、サッテンタウ教授が、モガダムの有期雇用を更新しなかった理由の1つだと思う。この論文数では、研究員としては解雇されても不思議ではない。
モガダムは、サッテンタウ教授にアカハラされ、自分の業績なのに、サッテンタウ教授が白人の研究室員を第一著者にして発表したと非難している。
この辺の真実は当事者でないとわからないが、こういう不満とモガダムの重度のうつ病と不安症がどう絡むのか白楽は判断できない。
ただ、モガダムが裁判を起こしたのは、サッテンタウ教授を恨んだためだと思う。恨みだ結果、法的に有利な不当解雇や人種差別を持ち出したのだと思う。
そうだとすると、モガダムは加害者でサッテンタウ教授が被害者と、立場が逆転する。
モガダムはやり過ぎた気がする。
《3》ヘン:その3
2018年9月、モガダムは、「2014年のJ Allergy Clin Immunol」論文で、サッテンタウ教授は第一著者ではなく、この論文の第一著者は自分だと主張し、サッテンタウ教授が彼のアイデアを盗用したとオックスフォード大学に告発した(白楽注:告発先がオックスフォード大学ではないかも)。
しかし、パブメドで「2014年のJ Allergy Clin Immunol」論文の著者を見ると、告発と異なり、モガダムが第一著者になっている。
モガダムが第一著者だと、サッテンタウ教授は裁判でどうして主張しなかったのか? なんかヘンだ。
《4》ヘン:その4
2018年の総説(review)でもモガダムの研究成果をサッテンタウ教授が盗用した、とモガダムは主張している。
白楽がパブメドで調べると、サッテンタウ教授は2018年に総説(review)を出版していない。なんかヘンだ。パブメドに索引付けされないマイナーな総説なのだろうか? → Sattentau QJ – Search Results – PubMed
《5》ヘン:その5
盗用なら、モガダムは、裁判所ではなく、オックスフォード大学に告発すべきだ。
したのか・しなかったのか?
オックスフォード大学に告発したという記述がどこにも見当たらないが、筋なので、白楽記事では、オックスフォード大学に告発したとした。
それなら、オックスフォード大学の対処や調査結果が記事に取り上げられると思うが、そうなっていない。なんかヘンだ。
クエンティン・サッテンタウ(Quentin Sattentau)、https://www.mdc-berlin.de/news/news/what-are-you-reading-mr-sattentau
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日本の人口は、移民を受け入れなければ、試算では、2100年に現在の7~8割減の3000万人になるとの話だ。国・社会を動かす人間も7~8割減る。現状の日本は、科学技術が衰退し、かつ人間の質が劣化している。スポーツ、観光、娯楽を過度に追及する日本の現状は衰退を早め、ギリシャ化を促進する。今、科学技術と教育を基幹にし、人口減少に見合う堅実・健全で成熟した良質の人間社会を再構築するよう転換すべきだ。公正・誠実(integrity)・透明・説明責任も徹底する。そういう人物を昇進させ、社会のリーダーに据える。また、人類福祉の観点から、人口過多の発展途上国から、適度な人数の移民を受け入れる
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★記事中の画像は、出典を記載していない場合も白楽の作品ではありません。
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●9.【主要情報源】
① 2022年9月22日のケイティ・フィーハン(Katie Feehan)記者の「Daily Mail」記事: Oxford Uni scientist who complained about professor plagiarising work loses unfair dismissal claim | Daily Mail Online
② 2024年7月20日のトム・コテリル(Tom Cotterill)記者の「Daily Mail」記事:Oxford University scientists war over who was behind nut allergy study
③ 2024年7月20日のマリアンカ・スウェイン(Marianka Swain)記者の「Telegraph」記事:A breakthrough, alleged racism and peanuts: The two Oxford dons at war
④ 2024年10月7日のマット・ストラドウィック(Matt Strudwick)記者の「Daily Mail」記事:Oxford University loses court battle in row between academics fighting it out for credit over pioneering nut allergy paper after one was sacked | Daily Mail Online
⑤ 2024年10月8日のエドワード・バーネット(Edward Burnett)記者の「Oxford Mail」記事:Oxford University loses legal battle with former scientist | Oxford Mail
⑥ 2024年10月20日のラーキ・バグデフ(Raakhi Bhagdev)記者の「Cherwell」記事:Oxford researcher wins lawsuit over peanut allergy research plagiarism – Cherwell