2021年4月29日掲載
白楽の意図:デンマークのオーフス大学(Aarhus University)のニールス・マイルガー(ド)教授(Niels Mejlgaard)ら「研究公正の標準実施要領:Standard Operating Procedures for Research Integrity (SOPs4RI)」のメンバーが、研究公正の改革に取り組んでいる。その取り組みを解説した「2020年10月のNature」論文を読んだので、紹介しよう。この論文は、欧州連合(European Commission)の巨額な研究助成プログラムである2021~2027年のホライゾン・ヨーロッパ(Horizon Europe)でのネカト対策も意識している。