2024年8月10日掲載
ワンポイント:「白楽の多撤回カビ理論」。日本は、多数論文撤回者の数が世界でダントツに多いのが特徴である。ダントツに多いので、「日本は研究不正大国」と言われている。ネカト摘発が極端に低いため、研究不正者が5年、10年と研究不正をし続けてしまい多数論文撤回者になる。日本の「1.監視・摘発」「2.調査・処罰」「3.啓発・教育・研究」システムの貧困が原因だと思われるが、さらに、自分の組織を偏って守る「自組織偏守」(特に医学系)が強いことも要因だと思われる。これらを総合して、ここに、「白楽の多撤回カビ理論」を提唱した。