2022年7月28日掲載
ワンポイント:レズネーはフランス生まれ育ち、研究博士号(PhD)を取得した2002年(27歳)、米国のミネソタ大学(University of Minnesota)のアッシュ教授のポスドクになった。現在、同大学の準教授である。ポスドク時代の「2006年3月のNature」論文はアルツハイマー病の「アミロイド仮説」を強力に支持し、被引用回数は2269回と極めて高く、論文は2万1千回もアクセスされた。ところが、16年後の2022年7月21日、「Science」誌がデータねつ造疑惑を記事にした。アルツハイマー病の研究界は大騒ぎ。日本でも大騒ぎ。ミネソタ大学がネカト調査検討中。いずれ、研究公正局案件(多分)。国民の損害額(推定)は2兆円(大雑把)。