慶應義塾大学の里宇明元(医)と牛場潤一(理工):① データねつ造疑惑

2024年8月20日掲載

ワンポイント:【長文注意】。2018~2023年、慶應義塾大学・リハビリ医学の里宇明元・教授(医)と牛場潤一・教授(理工)の研究不正疑惑(+補助金不正受給疑惑)を、千野直一・慶應義塾大学・名誉教授と村岡慶裕・早稲田大学・教授が文部科学省と週刊文春に告発した。ボトックス注射、併用治療、被験者のすり替えで治療効果を得たにもかかわらず、自分たちが開発したBMI 治療器が有効だと里宇教授と牛場教授らが結論したBMI 治療器の臨床試験は、BMI 治療器の単独効果を偽装した研究不正である、と告発した。この臨床試験では20億円以上の公的研究費が使用されている。慶應義塾大学は調査の結果、シロと結論した。この事件の、告発状、調査結果、不服申し立て書、などの資料を公開した。日本のネカト調査は「かなり歪んでいる」と白楽は感想で述べた。

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慶應義塾大学の里宇明元(医)と牛場潤一(理工):① データねつ造疑惑」への1件のフィードバック

  1. こちらの記事を読ませて頂いた後、JST「倫理の空白 理工学研究室」という倫理教育のための動画をyoutubeで偶然見ました。BMIの研究であることや、不正の内容が絶妙に重なり、今回のケースを意識して作成された様に感じました。動画は2年前に公開されているようですが、何だか生々しさを感じました。

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