2021年9月26日掲載
ワンポイント:内閣府所管の日本医療研究開発機構(AMED)が2016年-2018年度に2,036万円を助成した長崎大学の「研究公正高度化モデル開発支援事業」研究成果に、多数の盗用が見つかった。約2年前の2019年10月、白楽は告発した。約2年後の2021年9月10日、長崎大学は、調査した結果、「不正行為(盗用)は行なわれていないと認定した」と伝えてきた。しかし、この調査に大きな欠陥があった。欠陥の第1点は、明白な盗用を盗用ではないと認定したこと。欠陥の第2点は、調査委員が利害関係者だったり、委員資格のない人だったことだ。ここに、学術界および日本国民を愚弄するこのような不誠実な対応の実態を記録・公表する。日本医療研究開発機構(AMED)と文部科学省は調査の適正化に介入していただきたい。日本社会(メディア)と学術界は声をあげて欲しい。YouTubeはココ(作成予定)