2022年2月3日掲載
ワンポイント:日本のネカト関連事件から、特に重要な事件を(選者が)選んで、ランキングした。
ランキングすることで、事件の重要性、時代の変化、日本の特徴を掴める。
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★2.平成の5大ネカト事件:2019年8月7日、2019年8月19日
出典:①平成の5大ネカト事件:東大分生研・加藤事件(第1位) | 白楽の研究者倫理。②平成の5大ネカト事件:第2位-第5位 | 白楽の研究者倫理
著者は世界変動展望 著者。経歴など不明。著者のブログは → ココ
以下、白楽がタイトルに平成年(西暦)を加えた。
- 東大分生研・加藤事件(第1位):平成23年(2011年)
- ディオバン事件(第2位):平成20年(2008年)
- 藤井善隆氏の捏造世界記録(第3位):平成12年(2000年)
- STAP細胞事件(第4位):平成26年(2014年)
- 東大医学系事件(第5位):平成28年(2016年)
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★1.インターネットにおける論文不正発覚史:2015年xx月xx日
著者は田中嘉津夫(たなか かずお)。岐阜大学名誉教授。1947年生まれ。専門は光情報工学(写真を含めた出典)。
記事はランキングではない。
日本の主要なネカト事件をリストしているのを羅列した。外国の事件、ネカト以外の事件は除いた。
3件目以降、西暦の記載がなかったので、白楽が加えた。
- 2000年:旧石器ねつ造事件
- 2005年:大阪大学医学部論文不正事件
- 2005年:東大RNA 論文捏造事件
- 2005年:阪大大学院生命機能研究科論文捏造事件
- 2009年:東京大学大学院工学系研究科トルコ人助教事件
- 2012年:名古屋市立大学論文不正事件
- 2012年: iPS心筋細胞移植捏造事件
- 2012年:京都府立医科大学論文不正事件(ディオパン事件にも関与)
- 2012年:東京大学分子細胞生物研究所論文不正事件
- 2014年: STAP細胞論文不正事件
白楽の感想:タイトルを見ると、大学が不正をしたわけでもないのに、日本は「〇〇大学事件」と表記することが多い。欧米でも「〇〇大学事件」と表記することはあるが、事件者の名前をタイトルにする場合の方が多い。
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