「大学・研究所の調査不正」カテゴリーアーカイブ

歴史学:ケビン・クルーズ(Kevin Kruse)(米)

2022年12月20日掲載

ワンポイント:クルーズは保守派メディアを痛烈に批判することで知られるプリンストン大学(Princeton University)の有名な教授である。2022年初頭(50歳)、米国経済研究所(AIER)のフィリップ・マグネス研究員(Phillip W. Magness)が、クルーズの盗用をプリンストン大学に告発したが、プリンストン大学は何も対応しなかった。告発を無視されたマグネス研究員は、それならと、半年後の2022年6月、「Reason」誌でクルーズの盗用を指摘した。コーネル大学(クルーズが博士号取得した大学)とプリンストン大学はようやく対応し、引用なしの文章の流用を認めたが、盗用ではないとした(オカシイですね)。クルーズは処罰なし。典型的な「大学のネカト調査不正」事件でもある。国民の損害額(推定)は1億円(大雑把)。

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