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「レイプ」:倫理学:アンナ・スタブルフィールド(Anna Stubblefield)(米)

2020年8月22日掲載 

ワンポイント:【長文注意】。美人白人女性・準教授(既婚)が脳性麻痺の黒人男性患者に恋愛感情を抱き、性行為し、逮捕・投獄された事件。スタブルフィールドはラトガース大学(Rutgers University)・準教授で専門は倫理学だった。既婚で2人の子供がいた。2011年(41歳)、彼女の患者で、脳性麻痺で歩けない話せない知的障害の黒人男性(30歳)に恋愛感情を抱き、性的関係をもったことで、レイプ(強姦)とみなされた。裁判に訴えられた。2015年11月(45歳)、無罪を主張したが、恋愛は妄想とされ、12年間の刑務所刑が科された。2018年5月11日(48歳)、控訴審で司法取引し、有罪を認め、刑務所から出所した。知的障害の男性と「支援伝達(円滑化コミュニケーション、facilitated communication)」で意思疎通していたと主張したが、「支援伝達」の有効性が疑問視された点、悪意のない純粋な恋愛感情からの性的関係をどうとらえるか、ドキュメンタリー小説のような詳細な「New York Times」紙の記事など、米国で大きな反響を呼んだ事件である。国民の損害額(推定)は10億円(大雑把)。

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