エルサ・フローレス(Elsa Flores)、タイラー・ジャックス(Tyler Jacks)(米)

2024年3月10日掲載

ワンポイント:フローレスはフロリダ州のモフィットがんセンター(Moffitt Cancer Center)・副所長で、マサチューセッツ工科大学のジャックス教授の弟子である。フローレスの103論文の内の6論文がジャックス教授と共著である。2022年12月、パブピアでフローレス(50歳?)の論文にデータの異常が指摘された。結局、疑惑論文は、2002~2022年の16論文になった。内、2論文(13%)はジャックスと共著だった。モフィットがんセンターはネカト調査を始めたが、2024年3月9日現在、ネカト調査の結果を発表していない。撤回論文が1報、懸念表明論文が1報ある。ネカトでクロとなると、国民の損害額(推定)は20億円(大雑把)。この事件は、2023年ネカト世界ランキングの「5」の「5」である。

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