チャウンシャン・チャン(张传祥、張傳祥、Chawnshang Chang)、スオク・リー(Soo Ok Lee)(米)

2021年3月2日掲載 

ワンポイント:この事件は、2020年ネカト世界ランキングの「4D」の「2」に挙げられたので記事にした。チャンは台湾出身で、ロチェスター大学医療センター(University of Rochester Medical Center)の著名な教授になった。2012年、中国の千人計画に選ばれた。スオク・リー(Soo Ok Lee)は韓国出身で2008年からチャン研究室・助教授、その後、同大学の準教授になった。2012年と2016年の2回、ネカトハンターのポール・ブルックス(Paul S Brookes)がチャン教授の論文のねつ造・改ざん画像を指摘したが、ロチェスター大学は「間違い」だったと発表し、調査結果を公表しなかった。2020年、3回目のネカト指摘だが、ネカトハンターのエリザベス・ビック(Elisabeth Bik)、スマット・クライド(Smut Clyde)、レオニッド・シュナイダー(Leonid Schneider)が論文の画像を詳細に分析し、ねつ造・改ざんではないかと指摘した。しかし、ロチェスター大学は調査の結果、3回目も再び、ネカトではなく「間違い」だったとした。現在、ネカト疑惑論文は24報あるが撤回論文は1報もない。2020年、64歳(?)のリー準教授は大学を退職した。チャン教授は在職している。国民の損害額(推定)は10億円(大雑把)。

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