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7-150 学術不正の主役は今やネカトではない

2024年6月20日掲載 

白楽の意図:現在の論文撤回の原因は、ねつ造・改ざん・盗用(いわゆる、研究不正、ネカト)よりも、査読偽装(Fake Peer-review)の方が多い。論文工場、人工知能不正も急増し、ここ10年、学術不正の内容は大きく変化している。2000~2023年の24年間の31,003報の撤回論文を分析したマングイ・リー(Menghui Li)とゼシ・シェン(Zhesi Shen、沈哲思)の「2024年2月のInnovation」論文を読んだので、紹介しよう。

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