「博士号剥奪」カテゴリーアーカイブ

アーメド・バダウィ(Ahmed Badawy)(オランダ、エジプト)、ハテム・アブ・ハシム(Hatem Abu Hashim、حاتم ابو هاشم)(ベルギー、エジプト)

2023年11月25日掲載 

ワンポイント:バダウィとハシムは、エジプトのマンスーラ大学(Mansoura University)・教授・医師である。事件は別々だが、、似た事件なので1つの記事にし、部分的に分けて記述した。バダウィは、 2006~2017年(42~53歳)の12年間に出版した23論文がデータねつ造・改ざんで撤回された。2008年12月(44歳)、学外院生としてオランダのユトレヒト大学(Utrecht University)で研究博士号(PhD)を取得したが、2022年、ネカトがバレて、研究博士号が剥奪された。
ハシムは、2013年に、学外院生としてベルギーのブリュッセル自由大学で研究博士号(PhD)を取得した。2023年2月10日(49歳?)、 ネカトがバレて、研究博士号が剥奪された。両者とも、 2020年4月、オーストラリアのモナッシュ大学(Monash University)のベン・モル教授(Ben Mol)が、論文のデータねつ造・改ざんを見つけ、各学術誌と各大学に通報した。2023年11月24日現在、両者とも、マンスーラ大学・教授職を維持している。国民の損害額(推定)はバダウィ事件で5億円(大雑把)、ハシム事件で 2億円(大雑把)。

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