犯罪学:エリック・スチュワート(Eric Stewart)(米)

2021年1月22日掲載 

ワンポイント:スチュワートはフロリダ州立大学(Florida State University)・教授で著名な犯罪学者である。2018年5月(45歳?)、「2011年のCriminology」論文のデータ疑念が指摘された。2019年(46歳?)、論文共著者で当時院生だったジャスティン・ピケット(Justin Pickett)(現在は、ニューヨーク州立大学アルバニー校(State University of New York in Albany)・準教授)が追求し、データねつ造・改ざんが明確になったが、2019年(46歳?)、フロリダ州立大学の予備調査委員会はシロと結論し、本調査を不要と判定した。ところが、2011~2019年(38~46歳?)の5論文が2019年11~12月に、2003年(30歳?)の6 論文目が2020年6月に撤回された。大学の自己保身の典型で、スチュワートは教授職を維持している。国民の損害額(推定)は3億円(大雑把)。

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