2023年8月10日掲載
ワンポイント:【長文注意】コヤナギは琉球大学・医学部を卒業し、複数の所属を経た後、2014年(40歳?)、サン・ジョアン・デ・デウ研究所(Sant Joan de Déu Research Institute)・研究員になった。と同時に、論文工場に論文作成と高被引用を依頼し始めた(ココは推定)。その結果、7年後の2021年、続く2022年、ナント、多数論文出版者で高被引用者になった。ただ、2022年、第一所属を、サウジアラビアのキング・アブドゥルアズィズ大学(King Abdulaziz University)に変更していた。この変更で、コヤナギは大学ランキング不正に加担していると、2023年4月19日(49歳?)、エル・パス(EL PAÍS)新聞に指摘された。コヤナギは11日後の2023年4月30日(49歳?)、サン・ジョアン・デ・デウ研究所を辞職し、以来、行方不明。論文工場への論文作成依頼や大学ランキング不正の加担は新しい研究不正で、国・大学の現行規則ではネカトではないが、学術界・出版界ではクロである。日本も対処すべき新しい研究不正問題である。国民の損害額(推定)は10億円(大雑把)。
記事を読む → アイ・コヤナギ(小柳 愛、Ai Koyanagi)(スペイン)