2021年11月18日掲載
ワンポイント:アリエリーはイスラエルで育ち、米国のデューク大学(Duke University)・教授になった。専門は心理学(行動経済学)で、この分野では超有名で日本でも大人気である。2021年8月(54歳)、アリエリーの「2012年9月のProc Natl Acad Sci U S A」論文のデータが不正だと、ウェブサイトの「Data Colada」が指摘した。1か月後の2021年9月、論文は撤回された。アリエリーは不正を否定している。デューク大学がネカト調査しているかどうか不明。従って、アリエリーは処分されていない。ただ、アリエリーには他の論文でも問題が指摘されている。国民の損害額(推定)は10億円(大雑把)。