0‐1.白楽の「研究規範」関連文章・講演

項目(クリックすると内部リンクに飛びます)
1.ウィキペディア
2.2016年3月号 『情報の科学と技術』
3.2015年4月 大学ランキング2016年版
4.2014年7月14日 朝日のウェブロンザ
5.白楽の書籍
6.無料閲覧できる白楽の関連文書
7.学会発表
8.白楽の講演・講義

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●1.【ウィキペディア】

研究倫理研究公正 、助成金バイアス学業不正改ざん (科学)捏造 (科学)盗用  、自己盗用盗用検出

撤回 (論文) 出版規範委員会出版後査読撤回監視パブピア

以下は姓のアイウエオ順
アンドリュー・ウェイクフィールド
ミカル・オパス
ジル=エリック・セラリーニ
マーク・ハウザー
エリック・ポールマン (生物医学者)
アニル・ポティ
スコット・ルーベン

●2.【2016年3月号 『情報の科学と技術』】

『情報の科学と技術』66巻、 2016年3月号「研究倫理」特集に「海外の新事例から学ぶ「ねつ造・改ざん・盗用」の動向と防止策」を書いた。

この解説は掲載半年後、無料閲覧できるので以下に貼り付けた(出版社の了解は得た)。
アクセスはココから→http://doi.org/10.18919/jkg.66.3_109

160303-66%ef%bc%8803%ef%bc%89%e7%89%b9%e9%9b%86-%e7%99%bd%e6%a5%bd%e3%83%ad%e3%83%83%e3%82%af%e3%83%93%e3%83%ab%e6%a7%98

 

●3.【2015年4月 大学ランキング2016年版】

『大学ランキング 2016年版』(朝日新聞出版)154~156頁(2015年4月)
2015年4月 大学ランキング2-3

●4.【2014年7月14日 朝日のウェブロンザ】

2014年7月14日、朝日新聞社のWEBマガジン「ウェブロンザ(WEBRONZA)」の高橋真理子さんの記事「研究倫理の専門家・白楽ロックビル氏が語る「STAP問題の対処法」」に登場しました。最初の部分を以下に引用します。この部分は無料閲覧できます。その後、有料です。

140714 ウェブロンザ
以下は、サイトでご覧下さい。

高橋真理子さんは、朝日新聞編集委員です。切れ味がとてもいい人です。

●5.【白楽の書籍】

110804-1 カバー表1&背10年余りの調査研究を経て、明治7年(1874年)~平成21年(2009年)、136年間の日本の「研究者の全事件」データベースを作り、2011年9月に講談社から、『科学研究者の事件と倫理』を出版した。

白楽ロックビル(2011):『科学研究者の事件と倫理』、講談社、東京: ISBN 9784061531413

本をクリックすると講談社の本のサイトが別窓で開きます。2014年4月、講談社から「在庫が少ない。品切れにしたい」と連絡がありました。希望者はお早めにお買い求めください。

明治7年(1874年)~平成21年(2009年)の136年間に「研究者の事件」は、約1,400件あった。時代に伴う事件種の変遷、事件種の特性(研究分野、所属機関、役職、年齢、性別、匿名・実名報道など)、処分(免職や裁判)、事件の大きさなどを総合的に把握できる。

また、事件を起こした研究者(氏名、研究分野、所属機関、役職、年齢、性別など)とその処分を知ることができる。

事件種は、「セクハラ」「研究費不正」「ねつ造」「改ざん」「盗用」などがあり、事件種の多くは、既に明治時代・大正時代・昭和時代にも問題視されていた。

つまり、学術界の不祥事は、日本では、長いことスキャンダルとして報道され、問題視されていた。しかし、政府・学術界・大学教員は、現実をしっかりと分析せず、なにをどうすべきかを、十分にどころか、ほとんど、対処してこなかった。2014年の小保方晴子(理研)事件で、あちこちボロが噴出している現実が多くのことを物語っている。

●6.【無料閲覧できる白楽の関連文書】

上記の拙著『科学研究者の事件と倫理』は有料なので、ご購入いただくか(できれば、ご購入し、ジックリ何度も読んでいただきたい)、友人・知人から借りるか、図書館で読むしかない。

インターネット利用者は、本の入手は面倒でしょうから、インターネットで無料閲覧できる白楽の関連文書を以下にお示しします。自分で自分のことをインターネット検索するのは、違和感があったけど、以下が見つかった。ご覧ください。

  •  最初に、分子生物学会第36 回年会・理事会企画フォーラム理事会企画フォーラム「研究公正性の確保のために今何をすべきか?」があった。講演記録「不正調査の実際と有効性」(講演日時:2013 年12 月5 日(木)10:00~11:50)に、講演者・長谷川聖治(読売新聞科学部部長)が「白楽ロックビル」を言及している文章がヒットした。9ページ下段。

研究不正に詳しい白楽ロックビル先生は言います。「科学者は普通の人なんだ。尊敬できる人と思いがちだけども、専門的なスキル、知識、経験があるだけ。尊敬できない人も少なくない。研究論文を過大視しすぎだ。半分はガラクタである。研究者の研究費のアリバイ、博士号取得のためで世の中の役に立たないものも多い。論文というのは1つの解釈で、そのときだけ合っていればいいので、その半年後1 年後に合っているかどうかは全然わからない。そういうものである。研究不正は全然増えていない。昔からあった。論文の電子化でチェックすることが可能になったことによって、研究論文の不正や、先ほど言ったリトラクト、撤回などが増えているのであって、もともとあったのではないか」。

●7.【学会発表】

  1.  白楽ロックビル、田熊洋子(2009) 「研究者の事件のバイオ政治学」、科学技術社会論学会、第8回年次研究大会予稿集 96~97頁
  2. Nozomi Hotta, Saori Fukuda, and Rockbill Haklak, (2008)「Misbehaviors of scientists in Japan, 1987-2006」 AAAS 2008 Annual Meeting Abstracts、A109頁, Boston, U.S.A.
  3. 堀田のぞみ、福田沙織、白楽ロックビル (2007) 「科学者の不正行為:日本の科学者事件データベースの構築」、科学技術社会論学会、第6回年次研究大会予稿集 65~66頁
  4. 白楽ロックビル (2005) 「日本の科学研究者の事件」、科学技術社会論学会、第4回年次研究大会予稿集 71~72頁
  5. 山村博平、榎木英介、白楽ロックビル (2004) 「平成15年・第76回日本生化学会大会・ラウンドテーブルディスカション「バイオ研究体制の国家政策と生化学会の取組み」の実施と感想」 生化学 76巻 160-163頁
  6. 松尾未亜、白楽ロックビル (2003) 「バイオ研究者の不正行為:新聞記事データベースの作成と解析」 研究・技術計画学会 第18回年次学術大会 講演要旨集 176-179頁、東京
  7. 松尾未亜、白楽ロックビル (2002) 「バイオ研究者の事件にみる研究費の問題と改善」 研究・技術計画学会 第17回年次学術大会 講演要旨集 487-490頁、東京.

●8.【白楽の講演・講義】

講演・講義の記録の一部をインターネットで見られるので、主要な講演・講義もリストします。