2014年11月21日掲載。2018年7月9日改訂
ワンポイント:エラスムス大学(Erasmus University)・教授、エラスムス大学付属病院・エラスムス医療センター・周術期心臓ケアユニットのユニット長、欧州心臓学会・臨床ガイドライン委員だった。心臓手術合併症の予防と管理では世界的に著名な研究者だった。内部からネカトがあるとの公益通報によりエラスムス大学・調査委員会が調査し、2011年(55歳)、ネカトがあったと発表した。調査報告書は模範的である。ポルダーマンスのネカトは80万人の欧州人の死を引き起こした。損害額の総額(推定)は80兆12億4200万円。
【追記】
・2024年8月23日記事:Scientific fraud solutions: Should research misconduct be illegal? | Vox
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目次(クリックすると内部リンク先に飛びます)
1.概略
2.経歴と経過
3.動画
4.日本語の解説
5.不正発覚の経緯と内容
6.論文数と撤回論文とパブピア
7.白楽の感想
8.主要情報源
9.コメント
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●1.【概略】
ドン・ポルダーマンス(Don Poldermans、1956年~、写真出典)は循環器内科医で、オランダ・ロッテルダムにあるエラスムス大学(Erasmus University)・教授、エラスムス大学付属病院・エラスムス医療センター・周術期心臓ケアユニットのユニット長、欧州心臓学会・臨床ガイドライン委員だった。
ドン・ポルダーマンスは、心臓手術合併症の予防と管理では世界的に著名な研究者で、500報以上の論文を出版していた。しかも、16報は100回以上引用され、1報は700回以上も引用されていた。
周術期という用語は手術の前後という意味で、ドン・ポルダーマンスは、心臓の手術の前後にベータ・ブロッカー(βブロッカー、β遮断薬、交感神経β受容体遮断薬)のビソプロロール(bisoprolol)を使用することで、心臓手術合併症のリスクが減ると提唱していた。
2011年(55歳)、内部から「研究上の不正行為」があるとの公益通報によりエラスムス大学・調査委員会が調査していた結果が公表された。その結果、ドン・ポルダーマンスにネカトが見つかり、エラスムス大学はポルダーマンスを解雇した。
なお、調査報告書(70ページ:英語)は公表されている。委員名も公表され、記述は丁寧で、調査報告書の模範となる。
ポルダーマンスのネカトは80万人の欧州人の死亡を引き起こしたと言われている。
エラスムス大学(エラスムス・ロッテルダム大学)は、欧州の名門大学で、2014年-2015年のタイム誌の大学ランキングで世界72位、オランダ3位、医療医学分野で世界35位、オランダ1位だった(World University Rankings 2014-2015 – Times Higher Education)。
エラスムス大学付属病院・エラスムス医療センター(Erasmus University Medical Center :Erasmus MC)。写真出典
- 国:オランダ
- 成長国:オランダ
- 男女:男性
- 生年月日:1956年。仮に1956年1月1日生まれとする
- 現在の年齢:68 歳
- 分野:循環器内科学
- 最初の撤回論文発表: 2006年(50 歳)
- 発覚年:2011年(55歳)
- 発覚時地位:エラスムス大学・教授
- ステップ1(発覚):第一次追及者は内部とあるので同じ研究室または同じ大学だろう。人物は不明である。大学に告発した
- ステップ2(メディア):「Forbes」誌のラリー・ヒューステン(Larry Husten)記者
- ステップ3(調査・処分、当局:オーソリティ):エラスムス大学・調査委員会(委員5人:氏名公表)、3回。①1回目:2011年7月28日~ 2011年11月8日の4か月:報告書(リンク切れ)。②2回目:2012年1月1日~ 2012年9月30日の10か月:報告書(PDF(104K)で27ページ)。③3回目: 2013年2月5日~ 2014年7月25日の1年5か月: 最終報告書はPDF(400K)で70ページ
- 不正:ねつ造。医療手続きルールの違反
- 不正論文数:撤回論文1報(2006年論文が2013年に撤回)。他に多数の不審論文がある。
- 時期:研究キャリアの初期から
- 大学・調査報告書のウェブ上での公表:あり
- 大学の透明性:調査報告書(調査委員名付き)は実名報道でウェブ閲覧可(◎)
- 被害:80万人の欧州人の死亡を引き起こしたと言われている
- 損害額:総額(推定)は80兆12億4200万円。内訳 → ①研究者になるまで5千万円。②研究者の給与・研究費など年間2000万円が30年間=6億円。③院生の損害が1人1000万円だが、人数は不明で、額は②に含めた。④外部研究費は不明だが、5億円(当てずっぽう)。⑤調査経費(大学)が5千万円。⑥裁判経費なし。⑦論文出版・撤回作業が1報につき100万円、撤回論文の共著者の損害が1報につき100万円。1報撤回=200万円。⑧研究者の時間の無駄と意欲削減が4千万円。⑨80万人の欧州人の死亡したとして、損害額を1人1億円とすると、80兆円。
- 職:事件後に研究職(または発覚時の地位)を続けられなかった(Ⅹ)
- 処分: エラスムス大学を解雇された(Ⅹ)
●2.【経歴と経過】
参考:http://repub.eur.nl/pub/23667
- 1956年:オランダで生まれる。仮に1956年1月1日生まれとする
- 1981年(25歳):オランダ・ロッテルダムにあるエラスムス大学(Erasmus University)を卒業。医師免許
- 1982-1983年(26‐27歳):1年6か月、ハーグで医務官として勤務
- 1983-1988年(27‐32歳):エラスムス大学・エラスムス医療センターの内科・研修医(教授は、Prof. Dr J. Gerbrandyと Prof. Dr M.A.D.H. Schalekamp)
- 1989年(33歳):エラスムス大学・エラスムス医療センターの臨床微生物学・研修医(教授は、Prof. Dr M.F. Michel)
- 1990年(34歳):エラスムス大学・エラスムス医療センターのスタッフ
- 2004年(48歳):エラスムス大学・エラスムス医療センター・周術期心臓ケアの教授
- 2011年(55歳):不正研究が発覚する
- 2011年11月(55歳):エラスムス大学から解雇される。欧州心臓学会・臨床ガイドライン委員を辞任
●3.【動画】
【動画1】
「不正なエラスムス教授の解任(Frauduleuze hoogleraar Erasmus MC ontslagen) 」(オランダ語)2分10秒
RTV Rijnmondが2011/11/17 に公開
【動画2】
「Zembla:生命を脅かす科学 – 2015年2月11日水曜日(Zembla : Levensgevaarlijke wetenschap – woensdag 11 februari 2015 ) 」(オランダ語)33分11秒
F.F F が2015/02/12 に公開
●5.【不正発覚の経緯と内容】
●【研究内容】
ドン・ポルダーマンス(写真出典)の研究内容の一部を、ノバルティス ファーマ株式会社のプレスリリース(2009年9月11日)(リンク切れ)から引用しよう。なお、フルバスタチン(Fluvastatin)は、肝臓でのコレステロール合成をおさえ、その結果、血液中のコレステロールを減らす薬である。
欧州では、年間およそ700万人の成人が命にかかわる非心臓の血管手術を受けますが、うち15万人から25万人(2.0%から3.5%)が重篤な心疾患を合併するとされています。
2009年9月3日、スイス・バーゼル発 — 本日、「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン(New England Journal of Medicine)」に掲載されたDECREASE (Dutch Echocardiographic Cardiac Risk Evaluation Applying Stress Echocardiography) III試験の結果によると、周術期にフルバスタチン徐放製剤を投与し血管手術を行った患者さんにおいて、術後30日以内の術後心疾患の転帰がプラセボ群に比べ有意に改善したことが示されました。
エラスムスメディカルセンター(オランダ・ロッテルダム)で実施されたこの試験では、フルバスタチンを投与すると、総コレステロール値、LDLコレステロール(LDL-C)値が有意に低下し、高感度CRP値とインターロイキン-6濃度の低下によって反映される炎症の低下も有意に認められました。
この試験の実施者であるエラスムスメディカルセンターのドン・ポルダーマンス教授(Professor Don Poldermans)は次のようにコメントしています。「周術期心疾患イベントは、リスクの大きい血管手術を受ける患者さんにとって有害転帰の主要原因となるものなので、それらを減らすために一層努力する必要があります。」
DECREASE IIIは、リスクの高い血管手術を受ける患者さんを対象として行われた過去最大の無作為化・二重盲検・プラセボ対照スタチン試験です。この試験には、腹部大動脈瘤修復、遠位大動脈腸骨動脈再建、下肢動脈再建、頸動脈血管内膜切除などの心臓以外の血管手術を予定していてスタチンによる治療経験のない患者さん497名が参加しました。
それらの患者さんは、ベータ遮断薬の投与を受けるとともに、「フルバスタチン徐放製剤」群(1日80mg)(n=250)またはプラセボ群(n=247)に無作為割り付けされました。治療は手術の37日前(中央値)に開始され、術後30日間続けられました。術後30日以内に心筋虚血が発症したのは「フルバスタチン徐放製剤」群で27名(10.8%)、プラセボ群で47名(19.0%)で、「フルバスタチン徐放製剤」により発症リスクは45%(p=0.01)減少しました。
さらに、心血管系の原因による死亡または非致死的心筋梗塞に関しては、「フルバスタチン徐放製剤」群で12名(4.8%)、プラセボ群で25名(10.1%)と、「フルバスタチン徐放製剤」により発症リスクは53%(p=0.03)減少しました。有害事象に関して「フルバスタチン徐放製剤」群とプラセボ群の間に有意差はありませんでした。
(http://www.novartis.co.jp/news/2009/pr20090911.html)(リンク切れ)
●【不正発覚の経緯】
★1回目調査報告書
報告書(Report Summary Committee for Investigation ScientificIntegrity, November 16, 2011)は以下だが、リンク切れである。
http://www.erasmusmc.nl/5663/135857/3664573/3397899/report_summary_investigation_integrity
報告書は、以下の4点が「研究上の不正行為」だと報告していた。
- 患者の承諾書(イニフォームド・コンセント)なしに患者のデータを使用した。
- 事前に申請した手順に従わないで患者のデータを集め論文に発表した。
- ねつ造。
- 信頼できないデータを含む論文を投稿した。
ドン・ポルダーマンスは「申しわけありませんでした」と謝罪したが、「意図的ではありませんでした」とも述べている。
2011年11月17日(55歳)、大学は報告書の発表と同時に、次のプレスリリースを発表した。
→ 2011年11月17日のエラスムス大学・エラスムス医療センターの記事:Erasmus MC : Erasmus MC dismisses professor
エラスムス大学・エラスムス医療センターは、内部から公益通報があり、研究公正委員会が「研究上の不正行為」でドン・ポルダーマンス(Don Poldermans)を調査しておりました。そしてクロと判明しましたので、解雇しました。
★2回目調査報告書
2012年9月30日(56歳)、2回目の調査結果を発表した。
報告書はPDF(104K)で27ページである(英語)。
内容は、2006年の「Coron Artery Dis」論文に、科学的に正しくない点があったと報告した。
- 実際に研究された患者数と論文に記述された患者数が異なっていた。
- 文書の出所 (患者の人物調査書)、診察記録、研究データベース、これらと論文の記述に重要な相違があった。
この理由で、「Coron Artery Dis」論文は撤回された。
★3回目調査報告書
2014年7月25日(58歳)、エラスムス大学・研究公正委員会は70ページの報告書(英語)を公表した。以前の調査で漏れていた「ディクリースⅠ・プロジェクト(DECREASE I)」を調査した結果、医療記録に記載のない患者が記載されていて、データの信頼性に欠けると結論した。
委員名も公表され、記述は丁寧で、調査報告書の模範となる。報告書(400 KB)を以下に貼り付けた。
poldermansreport20132014uk
●【死者80万人?】
2014年1月12日頃、英国のインペリアル・カレッジ・ロンドン(Imperial College London)の心臓病・教授のダレル・フランシス(Darrel Francis)らは、ポルダーマンスのネカトのために、過去5年間で80万人の欧州人が死亡したという論文を学術誌「European Heart Journal」に発表した(この時点では無査読)。
ところが、発表の48時間後、学術誌「European Heart Journal」は何の説明もなく、その論文をウェブサイトから削除してしまった。
→ 2014年1月15日のラリー・ヒューステン(Larry Husten)の「Forbes」記事:Medicine Or Mass Murder? Guideline Based on Discredited Research May Have Caused 800,000 Deaths In Europe Over The Last 5 Years
ポルダーマンスのネカト論文は欧州心臓学会・臨床ガイドラインに大きく影響していた。従って、欧州ではその臨床ガイドラインに沿って心臓病の治療を受けたはずである。
ダレル・フランシス教授はそのことで欧州人の死亡者を80万人と推定した。
80万人死亡という推定死亡者数値の正確さに疑念があったためだろうが、学術誌「European Heart Journal」はその影響の大きさから慌てて論文を削除した。しかし、80万人死亡でないなら、何人の欧州人(そして世界の何人)が死亡したのだろうか?
●6.【論文数と撤回論文とパブピア】
●【撤回論文】
2018年7月8日現在、パブメド(PubMed)で、ドン・ポルダーマンス(Don Poldermans)の論文を「Don Poldermans[Author]」で検索した。この検索方法だと、2002年以降の論文がヒットするが、2002~2013年の12年間の317論文がヒットした。
「Poldermans D[Author] 」で検索すると、1986~2013年の28年間の486論文がヒットした。最古の論文は1986年で、この時32歳である。
2018年7月8日現在、「Poldermans D[Author] AND Retracted 」でパブメドの論文撤回リストを検索すると、1論文が撤回されていた。
- Baseline plasma N-terminal pro-B-type natriuretic peptide is associated with the extent of stress-induced myocardial ischemia during dobutamine stress echocardiography.
Feringa HH, Elhendy A, Bax JJ, Boersma E, de Jonge R, Schouten O, Karagiannis SE, Schinkel AF, Lindemans J, Poldermans D.
Coron Artery Dis. 2006 May;17(3):255-9.
Retraction in: Coron Artery Dis. 2013 Dec;24(8):725
「撤回監視(Retraction Watch)」によると、撤回すべき論文が数報あるようだ。
★パブピア(PubPeer)
省略
●7.【白楽の感想】
《1》難解
毎度のことであるが、ネカトの詳細を解読するのは、難解である。ネカト行為をした研究者は、なるべくネカトを隠す。一方、調査委員会の委員は研究者であって捜査のプロではないのでトコトン捜査しない・できない。穏便に取り繕う、あるいは、研究機関・国へのイメージを悪くしないように、ネカト者をかばう傾向がある。
そして、白楽の情報源はインターネット上の資料だけである。
だから、この隠ぺいされ、バイアスの強い情報・資料を読み解くのは難しい。難解である。
《2》誰が得するのか?
ドン・ポルダーマンスは48歳で教授就任だから、特段出世が早かったわけではない。地道な研究を積み上げ、真面目に生きてきた印象だ。
目立つ点は、論文数が500報以上ととても多いことだ。これは、全部、自分で書いた論文ではないだろう。共著者が書いた論文をロクに目を通さないで出版しているだろう。それだけ、「研究上の不正行為」の罠におちいる危険は高い。
ドン・ポルダーマンスは著名な研究者なので、引きずり降ろすと得な人がいるハズだ。そして、ここでもそうだが、一般的に、得をした人物の情報がない。事件には、文字にされていない重要な事実があるように思えてならない。不都合な真実が隠されているに違いない。
科学では、提唱した説が間違っている場合、純粋に科学上の問題として議論し訂正されるのが健全である。しかし、実際は、研究者に余裕がない。間違った論文は、議論や訂正もされず、単に無視され、忘れ去られることが多い。
ポルダーマンス事件ではネカトだけではなく、インフォームド・コンセントを得てていないなどの医療手続き上のミスも併せて指摘された。
しかし、事件を処理する場合、各問題は、それぞれ切り離して扱って欲しい。研究ネカト、利益相反、金銭問題、研究クログレイも含めたすべての「研究上の不正行為」を一緒にすると、問題点がボケてくる。
《3》調査は難航する
2回目の調査報告書の記述に、「調査委員会には強い捜査権がない」とあった。調査は難航したようだ。
以下の論文260と論文264についての議論は、難航する調査を記述している。論文260は撤回されていないが、論文264は撤回された。
- 論文260.
Feringa HH, Bax JJ, Elhendy A, de Jonge R, Lindemans J, Schouten O, et al. Association of plasma N-terminal pro-B-type natriuretic peptide with postoperative cardiac events in patients undergoing surgery for abdominal aortic aneurysm or leg bypass. Am J Cardiol. 2006 Jul 1;98(1):111-5. - 論文264.
Feringa HH, Elhendy A, Bax JJ, Boersma E, de Jonge R, Schouten O, et al. Baseline plasma N-terminal pro-B-type natriuretic peptide is associated with the extent of stress-induced myocardial ischemia during dobutamine stress echocardiography. Coron Artery Dis. 2006 May;17(3):255-9.
上記に関して次の記述がある。
- これらの論文の大部分は事実と一致しない架空データで満たされていました。
- 委員会は、これらの論文が悪意を持った人によって意図的に作られたと考えました。
- どのようにデータをだしたかを質問すると、第一著著者(Feringa HH)と主宰研究者(PI、ドン・ポルダーマンスのこと)の2人の説明は矛盾していました。そして、それぞれ他者を非難するのです。また、両者とも、患者向け情報と研究データを照合しなかったと述べました。それで、委員会は、この架空データの作成者を特定できず、特定の人に責任を負わせることができませんでした。
《4》不正の社会的影響度
ドン・ポルダーマンスは心臓手術合併症の予防と管理が専門で、欧州の医療ガイドラインを作成する立場の人だった。データが間違っていると、患者に健康被害が大規模に起こる可能性がある。対象となる患者数が多いと、健康被害も多くなる。
研究上の不正行為は、研究ネカトや研究クログレイという分類以外に、不正の影響度も勘案した方が良いと思う。もし、本当に80万人を死亡させたなら、極極極重犯罪者だ。
工学分野のデータねつ造・改ざんは、ネカト論文に従うと製品を造ることができないので、論文自身が信用されない。基礎医学でのデータねつ造・改ざん(単なる間違いも)は、患者の健康被害に至らないことが多い。
しかし、臨床医学のデータねつ造・改ざん(単なる間違いも)は、患者の健康被害を直接引き起こす。死も招く。
自動車事故で考えよう。同じ信号無視でも事故に至らない場合と十数人の死亡事故につながる場合がある。ミスや不正行為そのものの軽重だけではなく、そのことによる結果の軽重も勘案して処罰の軽重を決めるべきだ。
要するに、「研究上の不正行為」に結果の軽重や社会的影響を勘案すべきだと思う。
写真 http://cardiobrief.org/tag/poldermans/
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●8.【主要情報源】
① ウィキペディア:Don Poldermans – Wikipedia, the free encyclopedia
② 2011年11月17日以降のドン・ポルダーマンス(Don Poldermans)の「撤回監視(Retraction Watch)」記事群:Search Results for “Don Poldermans” – Retraction Watch
③ 2014年7月25日のエラスムス大学調査委員会・最終報告書
④ 2011年11月17日のラリー・ヒューステン(Larry Husten)の「Forbes」記事:Prominent Dutch Cardiovascular Researcher Fired for Scientific Misconduct
⑤ 2011年11月20日のラリー・ヒューステン(Larry Husten)の「Forbes」記事:More Details Emerge About the Dutch Research Scandal
⑥ 2012年10月15日のラリー・ヒューステン(Larry Husten)の「Forbes」記事:Don Poldermans And The Dutch Research Scandal
⑦ 2013年7月31日のラリー・ヒューステン(Larry Husten)の「Forbes」記事:How Heart Guidelines Based On Disgraced Research May Have Caused Thousands Of Deaths
⑧ 2014年1月15日のラリー・ヒューステン(Larry Husten)の「Forbes」記事:Medicine Or Mass Murder? Guideline Based on Discredited Research May Have Caused 800,000 Deaths In Europe Over The Last 5 Years
⑧ 2014年9月26日のラリー・ヒューステン(Larry Husten)の「Forbes」記事:New England Journal Of Medicine Declines To Retract Papers From Disgraced Research Group
⑩ 旧版:2014年11月21日
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