2022年3月10日掲載
ワンポイント:コマロフ(男性、子持の妻帯者)は2012年(67歳)、34年間教授だったシカゴ大学からハーバード大学・人類学科(Department of Anthropology, Harvard University)・教授に移籍した。シカゴ大学時代から30数年間、性的暴行、セクハラをしていたが、大学は隠蔽していた。3人の被害女性院生は、2020年から被害を訴えていた。2022年2月、ハーバード大学の隠蔽工作にあきれ、名前を公表し、裁判所とメディアに訴えた。ハーバード大学はコマロフを停職(有給)、その後、無給の停職にしたが、2022年3月9日現在、紛争中で決着はついていない。コマロフ擁護の声明を学者たちが発表するなど、コマロフは法務チームを雇って全力で反撃している。ハーバード大学・人類学科は何人もの教授が性不正スキャンダルを起こしている。国民の損害額(推定)は20億円(大雑把)。