8‐2.すべてのコメント

格闘中:上手く改善できない。(210830)。
最新のコメントは、このページの最下段にある。

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すべてのコメントをここに表示した(2020年12月16日)。

改行、フォント、ページ化、など改善点が多いけど・・、一応、導入成功(2020年12月16日)。

白楽は読者からのコメントに感謝し、何度も読んでいる。今まで、読者からの質問と間違いの指摘に対応した。しかし、異なる意見・感想に自分の意見を説明・再表明しない方針だった。議論するつもりがなかったからだ。しかし、今回、コメントをまとめ、改めて読むと、白楽の意見を述べた方が良いと思った。今後、なるべくそうしよう(2020年12月16日)。
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  • ワンチャンス さんのコメント。記事は 5C 長崎大学の盗用事件:②異常な調査と判定

    河合氏は別の大学に奉職してます。その大学のページにはすでにメンバーとして公開されてます。
    河合氏は研究責任者として見抜けなかっただけ。もちろんそこにも責任はあるのでしようけど。
    河合氏は逆に戦略職員のポストが空いていたから戦略職員になっただけで、科研費も取り論文も出し、講義もするヒトです。

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    2021/10/06 at 9:44 am
  • フォスター さんのコメント。記事は 5C 国会の「研究不正」発言

    「過度な競争意識や研究資金の不足が不正を招く」と言う考えに対して
    以下の様な記事がありますので、この場を借りて紹介いたします。

    論文不正などの研究不正を撲滅する3つの解決策、STAP細胞の教訓」https://kaikei.mynsworld.com/stap/

    公的な研究機関に所属していない私の身分からは「なるほど」と思わされる
    記事ですが、研究者から見るとどの様に感じるのかも気になります。

    ぜひ、白楽先生の感想もうかがってみたいです。

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    2021/10/14 at 12:58 am
    • haklak さんのコメント。記事は 5C 国会の「研究不正」発言

      フォスターさんありがとう。コメントにお答えします。

      提示していただいた記事では、研究不正は最近のことで、昔はなかったという認識です。これは間違いです。ネカト行為とネカト事件は100年以上前の昔からありました。人間はズルする生き物で、「試験にカンニング、研究にネカト」は、ヘンな言い方ですが、表裏一体です。

      定量的データはないので白楽の推定になるけど、研究者当たりのネカト行為数は、昔の方が、多分、ズッと多かった。

      ただ、日本では、20年くらい前から、メディアがネカト事件を記事やニュースとして取りあげるようになった。その影響で、文科省がネカトに対応するようになった。だから、研究不正は最近20年間に急増していると勘違いしている日本人がソコソコいる。

      その人たちは、研究不正の原因を最近20年間の日本の学術界の変化に原因を探す。

      もちろん、研究者・研究活動は研究費・院生(ポスドク)数・研究職数・雇用形態・給料(収入)・社会的ステータスなどに大きな影響を受ける。つまり、最近20年間の日本の変化と日本の学術界の変化に大きな影響を受けている。

      そして、基本的に、研究不正を最近の学術体制の諸問題に絡めて論じる方が、世間受けする。記事が売れる・読まれる。それで、かなりのメディアがその線で研究不正を論じる。

      提示していただいた記事も、研究不正問題をダシにして学術体制の問題点をツマミ食いした内容です。研究不正を本気で解決しようとする構想とは思えません。

      それで、白楽は、日本のこの手の記事を信用していません。まともに論じる気はありません。

      とはいえ、白楽は、通常は、よほどのことがない限り、そのような記事でも批判しない方針です。理由は、一般社会にネカト問題についての関心をもってもらいたいからです。「かっぽう着姿のかわいい女性研究者」の事件でも、無関心よりはマシだというスタンスです。今回は要望があったので批判的に書いたけど・・・。

      同じように、「5C 国会の「研究不正」発言」で、国会の質問・答弁を「上から目線」で「ヘン」を指摘したけど、議員・参考人・文部科学省はめげないで欲しいと思っています。この程度で「めげない」と思いますけど。

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      2021/10/14 at 9:46 am
      • フォスター さんのコメント。記事は 5C 国会の「研究不正」発言

        白楽先生
        コメントにお返事頂き、ありがとうございます。

        ネカト行為とネカト事件は100年以上前の昔からありました。」は仰る通りで
        江戸時代の国学者、椿井政隆の事例もあります。
        現代の研究者によって古文書の嘘が発覚したと言われておりますが
        これが本当ならば、江戸時代(それ以前からも)ネカトは存在していることになります。
        他にも、メンデルやガリレオの研究成果にもデータをいじった疑いが指摘されております。

        20年くらい前からマスメディアが研究不正を取り上げるようになったのは
        「旧石器時代捏造(ゴッドハンド)事件」が契機だと私は思います。
        (当時その教科書で日本史を勉強しており、後に後輩の教科書からは記述が無くなったことをよく覚えております。)
        研究不正が義務教育に悪影響を及ぼした象徴的な事例なのかもしれません。

        紹介させて頂きました記事について、私は
        「資金や雇用等、ここ20年来の研究環境の悪化が不正を招く」という
        研究者・マスコミサイドの言い分に対する著者の方の反論なのかな?
        という視点で読みました。
        私も「研究環境の悪化が~」という研究者の言い訳に対しては
        「ウソつけ」としか思えません。市民を侮辱しているからです。
        「資金が潤沢な大企業なら不正をしない。反して零細企業は不正をする」
        と言っている様なものです。

        何はともあれ、議員・参考人・文科省には頑張ってほしいと私も思いますけど
        最低限、論文に用いた研究データの保存については法整備が欲しいな、と思う次第です。
        研究不正問題に関心がある議員をフォローアップする学術団体があればよいのですが・・・

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        2021/10/14 at 7:36 pm
  • 四谷みこ さんのコメント。記事は 8‐1.議論・情報・意見・提言・質問など(1)

    「ソドム」の物語は隕石の衝突から生まれた?…最新の研究が示唆https://www.businessinsider.jp/post-244454 
    聖書考古学はバイアスかかってんだ問題はどうでしょうか?
    社会科学的に実証されえないのならネカトの要因になりそうですが?

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    2021/11/17 at 1:41 pm
  • 木下圭吾 さんのコメント。記事は ジェイコブ・ハンナ(Jacob Hanna)(イスラエル)

    今年の3月、彼の研究チームが人工子宮で受精卵の段階からネズミを成長させることに成功して話題になりましたが、そのことについて詳細を教えて頂きたいです。
    彼はbiomedical engineeringの学士号もないのに、どうやって開発したのでしょうか
    (同じく人工子宮“bio bag”を開発したのもフィラデルフィア小児病院の医師Alan Flake氏でしたが、彼もbiomedical engineering を専攻して学位を得たことは無いようでした)。
    人工子宮の開発に携わる研究者になるには、大学及び大学院で何を専攻すればいいのでしょうか

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    2021/12/01 at 11:07 am
    • haklak さんのコメント。記事は ジェイコブ・ハンナ(Jacob Hanna)(イスラエル)

      白楽です。

      木下様の過去・現在を知らないので、的外れかもしれませんが、回答してみます。

      「大学及び大学院で何を専攻すればいいのでしょうか」とあるので、高校生または学部1~2年生と想定しました。

      人工子宮の開発に携わる研究者になるという目標と現在の有力研究者が明確なので、大学院生としてジェイコブ・ハンナ(Jacob Hanna)またはAlan Flake氏の研究室に入る、です。

      成功を祈る。

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      2021/12/03 at 4:38 pm
  • コットンポット さんのコメント。記事は 8‐1.議論・情報・意見・提言・質問など(1)

    研究不正告発に対する某学会の対応について皆さまのご見解やご指南をいただきたくご相談申し上げます。
     
     
    1)A氏の発表論文が二重投稿であることが疑われたため、投稿先の公益社団法人である某学会に告発をした。問題論文は科研費を得てなされた研究結果である。

     

    2)某学会の回答とそれに関わる疑問点は下記の通り。

     

    ①「学会内部の問題である。この度も組織内の関連部署にて、関連規定等に基づき、厳正に検討を行い適切に対処しているため当学会の組織内部の事案に関しては、告発者への個別の回答、外部への公表はしていない」

     

    疑問点:これは公益社団法人の学会であるにもかかわらず「内部の問題であるので公表はしない」としているのは不適切な処置ではないでしょうか。

     

     

    ②「告発者が指摘した発表・論文によって告発者の利益・権利が侵害されているといった状況があるのか、あるのならその点を指摘の発表・執筆者と告発者との関係も合わせて知らせてほしい。それによっては、本学会のこの件に対する対処について再考する場合もある」

     

    疑問点:告発者が問題としているのは研究不正に科研費が使われているという点であるのに、告発者の利益・権利が侵害されている場合であれば対処を再考するというのはどういうことなのか。

     

     

     

     

    以上、学会の対応につき何が問題であるのかご教示いただければ幸いです。

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    2021/12/22 at 9:41 am
    • haklak さんのコメント。記事は 8‐1.議論・情報・意見・提言・質問など(1)

      白楽です。

      事情が分からない点が多いので、曖昧な判断ですが、 感じた点を書いてみます。

      公益社団法人とあるので、この学会を日本の学会と仮定します。
      「学会の対応」とあるのは、学会長または倫理委員長などが公式に対応したと仮定します。そして、コットンポット様がその対応者と今まで利害関係はなかったと仮定します。
      ―――――

      [分からない事情]
      コットンポット様は見解を聞いて何をどうしたいのか? ②この学会(誌)の規則では二重投稿をどのように規制しているのか? ③二重投稿は2論文ともその学会誌の論文なのか 原著の研究論文なのか、そうではないのか? ⑤日本語なのか外国語なのか? ⑥A氏の単著なのか? ⑦ 2発表論文は学会員以外も読めるのか? ⑧ A氏の所属する大学・研究機関の倫理規定では二重投稿をどのように規制しているのか? ⑨A氏の所属する大学・研究機関にネカトを告発したのか? 
      ―――――

      感じた点
      この学会のこの対応は、基本的に、不正を隠蔽する姿勢が強い対応です。だから告発に対して感謝するのではなく敵対的に対応しています。この敵対的な対応こそが、とても問題です。

      「二重投稿」に関しては、日本学術会議は、文部科学省から依頼され、2015年、検討し、次のように「二重投稿の禁止」をした。この考えが日本の基準です。
      https://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/sokai/siryo169-3.pdf のp3

      二重投稿とは、印刷物あるいは電子媒体を問わず、既に出版された、ないしは、他の学術誌に投稿中の論文と本質的に同一の内容の原稿をオリジナル論文として投稿する行為である。こうした行為は、不必要な査読により他の研究者の時間を無駄にするだけでなく、業績の水増しや特定の考えを示す論文を多く見せることによるミスリードをもたらすことにもなるので、厳に禁止されるべきである。

      各研究機関及び各学会が刊行する学術誌において、上記の趣旨に則した二重投稿に関する規程を定めて公表すべきである。


      それで、二重投稿が学会(誌)の規則に違反しているかどうかは、学会(誌)の規則によります。

      例えば、

      ①日本教育工学会 投稿規定
      http://www.jset.gr.jp/thesis/pdf/kitei140401.pdf

      ②日本小児科学会の見解
      http://www.jpeds.or.jp/modules/publications/index.php?content_id=72

      なお、学会が「対処結果を公表しない」ことは、「不適切な処置」で、透明性に欠け、説明責任を果たしていない不健全な対応です。
      ―――――

      「二重投稿」を調査し、クロの場合、処罰を科す、日本の大学はかなり少数です。

      多くの大学は、規則上、「二重投稿」を「研究活動上の不正行為」としていないので、ネカト調査をしません(白楽は網羅的に調べていない)。

      例えば、京都大学はパンフレットで、「二重投稿は、研究者倫理に反する行為として多くの学術誌の投稿規程等において禁止されている」とあるが、大学の規則では言及していない。

      ・パンフレット:https://www.kyoto-u.ac.jp/sites/default/files/inline-files/Research-integrity-leaflet-202103-47a232b725c266331e72dcfa477edd46.pdf
      ・京都大学における公正な研究活動の推進等に関する規程:
      https://www.kyoto-u.ac.jp/sites/default/files/inline-files/kenkyukosei-kitei-1035bde9ab04f6b2015203ad86a46fa7.pdf

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      2021/12/23 at 9:52 am
      • まるっと さんのコメント。記事は 8‐1.議論・情報・意見・提言・質問など(1)

        名前の挙がっている日本教育工学会に対して、論文および口頭発表における二重投稿・自己盗用について通報したことがあります。しかし、匿名のままだと、(予備)調査をしたとしても結果を教えてくれないうえに、不正が認められても公表しないようです。もちろん通報は顕名が原則なのは承知していますが、日本教育工学会はいったい何を守ろうとしているか、さっぱり分かりませんね。

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        2021/12/25 at 6:26 pm
      • コットンポット さんのコメント。記事は 8‐1.議論・情報・意見・提言・質問など(1)

        白楽先生

        ご見解ありがとうございました。

        >なお、学会が「対処結果を公表しない」ことは、「不適切な処置」で、透明性>に欠け、説明責任を果たしていない不健全な対応です。

        このご意見を伺い、やはり学会の対応は不誠実であると認識を新たにしました。
        二重投稿につき当該研究者の所属先大学及び「公益社団法人の学会」以外の二重投稿先の学会にも告発したのですが、あいまいな回答でお茶を濁されてしまいました。

        科研費を得ての論文発表であるので不公正性を訴えるべく別の方策を探ります。

        ご丁寧にありがとうございました。

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        2021/12/24 at 7:20 pm
  • フォスター さんのコメント。記事は 7-77 研究倫理教育は時間の無駄?

    研究不正防止のための研究倫理教育は多くの国で既に実施されてますが
    他の国ではさらに一歩進んで厳格な研究ルールが定められていると思います。
    例えばスウェーデンでは法整備が進み、2020年から第三者機関(NPOF)による
    研究不正の調査・判定が行われており、機関の長には裁判官が入っています。
    面白い事に、ネイチャー記事によれば寄せられた告発件数は当初NPOFが想定していた
    3倍もの件数だったそうです。

    スウェーデンの様な事例は『研究不正防止のためには倫理教育だけでは不十分である』
    という事実を物語っているのではないでしょうか。

    翻って、日本の文科省・学術界は相変わらずの倫理教育一辺倒であり
    第三者機関の設立に関心を持ちません。
    今後日本においては、「研究倫理教育が功を奏して日本では研究不正が減った」という
    シナリオのために研究不正の告発を揉み消す事例が増加するのではないか、と
    私は見ています。

    日本の学術界が海外からはどの様に見られているのかも気になるところですね。
    仮に私が王立アカデミーの人間でしたら
    ネカト世界ランキングと日本の研究公正ルールを見れば、とてもじゃないですが
    日本の研究機関に所属する研究者には賞を与えようとは思いません。
    近年、ノーベル賞が授与されない理由と日本の研究公正ルールの問題点には相関がある様な気がします。

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    2021/12/26 at 12:51 pm
  • 怠惰なクマ さんのコメント。記事は 8‐1.議論・情報・意見・提言・質問など(1)

    特定不正行為(盗用)の認定にて一橋大学は次のような調査結果を公表しました。
    これが常識です。
    この報告書を読んで長崎大学、徳島大学、信州大学の担当者は、そして当事者である「研究不正事例」研究者たちはどう思うのでしょうか。(読んでいないのなら、この分野の専門家を名乗らないほうがいいです。

    https://www.hit-u.ac.jp/guide/information/pdf/R3/20211118.pdf

    調査委員会は発生要因を次のように分析しました。

    「特定不正行為として認定された盗用が発生した主たる要因は、適切な引用方法に関す
    る知識が不十分であったために、十分な注記がないまま、論文への転載が行われた」

    再発防止の箇所で次のような説明がされています。

    「第三者の研究成果を引用する際の適切な方法については、たとえ引用注を付したとし
    ても、十分な注記がないまま論文への転載が行われ、当該部分が他の論文からの引用であると第三者が判別できず、結果として特定不正行為である「盗用」に繋がる場合があることについて所属教員や大学院生などの関係するすべての研究者に学内の各種説明会や
    会議、通知等を通じて、周知徹底する。」

    「共同研究における相互のチェック体制については、自身の担当部分のみではなく、共著者相互において研究及び論文全体の構成、進捗、内容等を確認、チェックする体制で臨むことについても、周知徹底する。」

    共同研究における相互のチェック体制が不十分であったなら、長崎大学、徳島大学、信州大学以外の大学も再発防止に真摯に取り組んでほしいです。

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    2022/01/02 at 12:02 pm
  • Kitty さんのコメント。記事は 5C 名古屋大学・博士論文の盗用疑惑事件:③ 疑惑の証明

    剽窃論文の追及でくるしんでます。ご連絡いただければ有難うございます。

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    2022/01/18 at 10:20 am
  • puu さんのコメント。記事は 「セクハラ」:教育学:テレサ・ブキャナン(Teresa Buchanan)(米)

    こんばんわ。京都大学動物発生学教室で大学院生をした♀です。ふとしたことで昔の知り合いの名前をネット検索して、こちらに行き当たりました。
    40年近く昔、米田満樹先生は私の指導教官でした。
    「女性の言うことは、男が言うのとは意味が違うので分からない。困ってしまう。」と言われたことがあります。
    女性の事務官だか助手だったかが、「私はこんなにたくさんやることがある。たいへんだ」と言うので、「それは悪かった。あなたの仕事を減らしましょう。」と言って、他の人に仕事を割り振ったのだそうです。そうしたら、仕事を減らされた女性がすねてしまったのだとか。「その時の僕にはわからなかったのだけれど、彼女は『ああ、あなたはそんなにがんばっているんですね。どうもありがとう』と言ってもらいたがっていた、自分の頑張りを認めてもらいたがっていたのですよね。僕にはそういうことが分からないから、ストレートに言って欲しい」・・そういう話であったと記憶しています。
    楽しい若き日々でありました。
    ある時、もう年を取って残された時間も短くなったので付き合いは減らしたい。年賀状は不要であると言われ、それ以後の恩師の消息は知りません。2010年にお亡くなりになったとのことで、それまで、研究三昧の日々であったと想像しております。

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    2022/01/19 at 9:05 pm
    • haklak さんのコメント。記事は 「セクハラ」:教育学:テレサ・ブキャナン(Teresa Buchanan)(米)

      白楽です。

      米田先生らしさ満載の話し、ありがとう。
      ウンウン、とうなずきながら、何度も読ませていただきました。

      自分が大学院生の頃の米田先生を思いだしました。米田先生は、独特の声質で、視点はユニークでしたよね。
      定年後の米田先生は、お茶大の茗荷谷キャンパス、そして館山臨海実験所で、楽しそうにしていました。

      團勝磨の弟子達が活躍していたあの頃、独得な人間味を持つ研究者が多かった。

      白楽は、ウニを材料にしていたので、名大の菅島が本拠だったけど、実験材料を求めて、東大の三崎、岡山大の玉野、京大の白浜、あちこちの臨海実験所でお世話になりました。

      臨海実験所は独特の文化があって、他大学の院生・教官と同じ釜の飯を食い、アルコールをおともに、お互いの実験の話しから、研究人生の少し真面目な話、そして、くだらない与太話、をしてましたね。
      自分の手が空いている時は、全く関係ないのに他人の実験作業を手伝うなど、いい時代だったなあ。能村堆子(のむら たいこ)先生、通称は三木さんですけど、昨年(2021年)11月15日に亡くなりました(享年91歳)。白楽も歳を取りました。

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      2022/01/22 at 4:01 pm
  • とおりすがり さんのコメント。記事は 5C 白楽ブログが「プライバシー権侵害」と指摘された:2件目

    このページ自体がプライバシー侵害と指摘される可能性がありますね。
    侵害情報の通知書を受け取ったからと言って、その対象コンテンツやそこに記載されている人物 (通報者の可能性が高い) を晒すことは必要なのでしょうか。
    「当サイトの特定のコンテンツに対して、侵害情報の通知書を受け取った」で、通知書を受けた事実の説明と意見募集には十分な気がします。

    また、通知書で指摘された対象コンテンツやそこに記載されている人物を安易に晒すことは、「このページのコンテンツに盾突く者は、すべからく晒し者にする」というアピールに繋がります。
    同様の指摘を検討している方に対しては、先生からの脅迫的な意思表示となり、「指摘したいが、再度晒されることになるので、指摘せずに泣き寝入りせざるを得ない」として、指摘を躊躇させることに繋がる可能性があります。
    それは、サイトにとっても指摘を検討している方にとっても。不幸なことだと思います。

    第2点として挙げられている点は、やや厳しい主張になるという印象を受けました。
    ネットで公開されていることを手繰り寄せれば、ここに書かれていることは容易に繋がるからと言って、このサイトでそれを繋ぐことの必要性や公益性はあるのでしょうか。
    例えば、週刊誌などで時々、「過去に話題になった犯罪で有罪となった方のその後」のような記事が掲載されますが、犯罪については刑に服することで法的には償ったことになります。その方のその後を追いまわして晒すことは、公益性があるとは思えません。現状を晒された方が訴えれば、一定程度勝算もあると考えられますが、「訴えることで再度注目される」「経済的に訴訟を維持できない」などの理由で泣き寝入りしているのが現状だと思います。
    また、逮捕時に名前が晒されても、その後に不起訴となったり心神耗弱で責任を問えない可能性が生じた場合は、その後の報道で氏名の言及を控えるなど、報道のされ方も時々刻々と変わります (推定無罪の原則に照らし、逮捕段階で名前を晒すこと自体の是非を問う声もありますが、ここでの本論ではないため、これ以上の言及は避けます)。「適切な公益性」は、状況の変化などで変わりうるものであり、ネットという公開の場でコンテンツを提供する者は、適切な公益性の変化に合わせて、コンテンツの修正する責務があると考えられます。

    今回の件の場合、対象となっている方は、研究者時代に業務 (研究) 上で不正を行ったことについては、研究者を辞めることで一応のけじめをつけたと考えられます。
    研究者を続けているならまだしも、研究者を辞めた方に対して、現在の職場や所属部署まで結び付けることについて、公益性があるとは思えません。
    「PDだった時の論文に不正があり、論文が撤回された。不正の詳細は…」「現在は研究には従事していないようだ」という説明では不十分ですか。
    対象となっている方が死亡するまで経歴を付け回すことについて、どのような公益性があるのでしょうか。
    それは、プライバシー権に照らし合わせても公表すべき公益性を有するのでしょうか。

    社会においては、研究における正しさ、法的な正しさ、社会が認知する正しさは、それぞれ基準が異なることがあり得ます。
    先生は研究者ですので、研究における正しさの価値観が強すぎて、研究における正しさの論理で他の正しさを説き伏せようとする節が感じられます。

    ところで、ここでは投稿に際しメールアドレスが必須となっていますが、先生がメールアドレスでネット検索するなど、メールアドレスを基に本人特定など情報収集されるのでしょうか。
    収集したメールアドレスの取り扱いについて、プライバシーポリシーに説明がなく、不安に思いました。
    また、メールアドレスがgravatarに情報提供された結果、gravatarに登録してある写真等がここに反映される可能性の有無についても言及されておらず (反映されると、gravatarに登録している名前と別の名前をここで名乗ることに意味がなくなる)、合わせて不安に思いました。

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    2022/01/22 at 5:25 pm
    • haklak さんのコメント。記事は 5C 白楽ブログが「プライバシー権侵害」と指摘された:2件目

      時間とエネルギーを割いて、読んで、さらに、コメント下さり、ありがとうございます。感謝です。
      自分とは視点が異なるコメントも、ありがたいです。
      ご指摘・ご意見を生かしていきたいと思います。
      最後の方のメールアドレスのことは、このブログはサイバー攻撃を受けます(ました)ので、防御の1つです。ご指摘に対応し、投稿する人が不安にならないよう、改善します。感謝です。

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      2022/01/23 at 2:07 pm
      • T.Y さんのコメント。記事は 5C 白楽ブログが「プライバシー権侵害」と指摘された:2件目

        公益性があるとか、プライバシー侵害には当たらない、といくらご自分で主張されても、相手方から訴えられれば、白黒つけるのは法廷の場でしかありません。
        公益性があるとがないとか判断を下すのは、法です。
        なぜ、このような法律の素人の集まりの場でコメントを求められるのでしょう。
        他人の情報を晒すということは、その是非はどうあれ、このような(訴えられるという)リスクと隣り合わせにあるのは当然で、それを十分に予測しておられたはずでは?
        他者の不正を糾弾しながら、ご自身の認識不足には寛容でおられるのは、ご自身の研究公正の主張と矛盾していると思います。
        拝読した限りそれに気がついておられない点、理解に苦しみます。
        研究不正は許されないが、それ以外の違法行為は許されるということでしょうか?
        まずはご自身の襟を正さなければ、どんな批判も説得力がありません。
        あなたはネカトを追求してこられた。それはあなたの自由です。日本は表現の自由を守ってくれる国です。しかし向けられた刃に、辛い思いをし、精神を病み、隠れ惑った人がいたことも事実でしょう。
        今あなたに向けられた刃は、その返された刃です。
        ご自分が正しい活動をしていると信念を持たれるなら、その刃をまさに受けて立ち、潔く法廷で争われてください。
        あなたが間違っていなければ、法がそう判断を下すでしょう。

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        2022/01/27 at 9:47 pm
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