7-116 査読にお金を払う時代?

2023年2月13日掲載

白楽の意図:現在の査読システムは破綻寸前というか既に破綻している(少なくとも部分的には)。査読は投稿論文の学術的価値を、同じ分野の研究者が審査し、論文掲載を左右する作業である。査読でネカトをチェックすると思う人がいるが、基本的にはその機能も義務もない。ただ、データの異常をチェックし、ズサンさの指摘をするので、ネカト検出とは無縁ではない。それで、ネカトの改善に関心がある白楽は、査読の改善にも関心がある。シルビア・グッドマン(Sylvia Goodman)は、「2022年12月のChronicle of Higher Education」論文で、無料ではなく有償の査読システムを模索している状況を解説した。紹介しよう。

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