2020年3月13日掲載
ワンポイント:年上男性研究者が論文の脚注で、師弟関係のない女性研究者をイジメた。ブーウェンズはライデン大学(University of Leiden)・準教授のスター科学者である。2017年(43歳?)、オーストラリアのメルボルン大学 (University of Melbourne)・ポスドクのレイチェル・リヴァーモア(Rachael Livermore)を個人的にイジメる(personal bullying)文章を論文の脚注に記載した。このアカハラ行為(無能呼ばわり、データねつ造の示唆)は直ぐに非難され、論文を訂正し、リヴァーモアに謝罪した。ライデン大学は調査せず、処分しなかった。国民の損害額(推定)は100万(大雑把)。
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目次(クリックすると内部リンク先に飛びます)
1.概略
2.経歴と経過
3.動画
5.不正発覚の経緯と内容
6.論文数と撤回論文とパブピア
7.白楽の感想
8.主要情報源
9.コメント
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●1.【概略】
リチャード・ブーウェンズ(Rychard Bouwens、Rychard J. Bouwens、写真出典)は、米国で育ち、オランダのライデン大学・ライデン天文台(Leiden Observatory, Leiden University)・準教授になった。専門は天文学で、この分野では著名な学者である。
2017年11月7日(43歳?)、「2011年のAstrophysical Journal」論文で、ブーウェンズは一線を越え、師弟関係のないレイチェル・リヴァーモア(Rachael Livermore)を個人的にイジメる(personal bullying)文章(無能呼ばわり、データねつ造の示唆)を論文の脚注に記載した。
リヴァーモアは英国に生まれ育った女性研究者である。当時、オーストラリアのメルボルン大学 (University of Melbourne)・ポスドクで、研究チーム・リーダーだった。天文学の同じ領域の研究者で、ブーウェンズとは研究上の意見が異なっていた。ブーウェンズとは師弟関係がなかった。
天文学者たちは素早く反応し、ブーウェンズを非難した。その非難の中で、被害者のリヴァーモアはツイッターで「騒ぎません」という大人の対応をした。
2017年11月10日(43歳?)、アカハラ記載の論文出版3日後、イーサン・シーゲル(Ethan Siegel)記者らが、ブーウェンズのアカハラ行為(無能呼ばわり、データねつ造の示唆)を非難する記事を「Forbes」誌に掲載した。
結局、ブーウェンズは論文のイジメ文言を削除し、リヴァーモアに謝罪した。
ライデン大学(University of Leiden)はブーウェンズのアカハラ行為を調査していない。処分もしていない。
当然ながら、ブーウェンズ事件は刑事事件になっていない。
ライデン大学の旧天文台(Old Observatory Leiden)。写真出典
現在のライデン大学・ライデン天文台(Leiden Observatory, Leiden University)。この建物の4階、5階、11階。写真By Samwalton9 – Own work, CC BY-SA 3.0, Link
- 国:オランダ
- 成長国:米国
- 研究博士号(PhD)取得:カリフォルニア大学バークレー校
- 男女:男性
- 生年月日:不明。仮に1974年1月1日生まれとする。2013年に40歳以下が受賞対象のパストゥール・シュメイツ賞を受賞した。この時を39歳とした
- 現在の年齢:50 歳?
- 分野:天文学
- アカハラ行為:2017年11月(43歳?)から数週間(?)
- 最初に訴えられた:2017年(43歳?)
- 社会に公表年:2017年(43歳?)
- 社会に公表時地位:ライデン大学・準教授
- ステップ1(発覚):第一次追及者は「Forbes」誌のイーサン・シーゲル(Ethan Siegel)記者らで、「Forbes」誌の記事にした
- ステップ2(メディア):「Forbes」誌
- ステップ3(調査・処分、当局:オーソリティ):①ライデン大学は調査していない
- 大学・調査報告書のウェブ上での公表:なし。調査していない
- 大学・処分のウェブ上での公表:なし。処分していない
- 大学の透明性:調査していない(✖)
- 不正:アカハラ
- 被害者数:1人。オーストラリアのメルボルン大学・ポスドクのレイチェル・リヴァーモア(Rachael Livermore)
- 時期:研究キャリアの中期
- 職:事件後に発覚時の地位を続けた(〇)
- 処分:なし
- 日本人の弟子・友人:不明
【国民の損害額】
国民の損害額:総額(推定)は100万(大雑把)。
●2.【経歴と経過】
- 生年月日:不明。仮に1974年1月1日生まれとする。2013年に40歳以下が受賞対象のパストゥール・シュメイツ賞を受賞した。この時を39歳とした
- xxxx年(xx歳):米国のホープ大学(Hope College)で学士号取得:物理学、化学、数学
- xxxx年(xx歳):米国のカリフォルニア大学バークレー校 (University of California, Berkeley)で修士号取得:物理学
- xxxx年(xx歳):同大学で研究博士号(PhD)を取得。ジョセフ・シルク教授(Joseph Silk)
- xxxx年(xx歳):米国のカリフォルニア大学サンタクルーズ校(University of California, Santa Cruz)・ポスドク
- xxxx年(xx歳):オランダのライデン大学・ライデン天文台(Leiden Observatory, Leiden University)・助教授
- 20xx年(xx歳):同大学・準教授
- 2013年(39歳?):パストゥール・シュメイツ賞を受賞
- 2017年11月(43歳?):アカハラ事件を起こす
- 2020年3月12日(46歳?)現在:ライデン大学・準教授に在職:Rychard Bouwens – Leiden University(保存済)
●3.【動画】
【動画1】
「リチャード・ブーウェンズ」と発音して講演者を紹介している。講演動画:「HST + Spitzerデータの最も深いスタック:恒星の質量とハロの質量関係(Rychard Bouwens: The deepest stacks of HST+Spitzer data: the stellar mass-halo mass relation)- YouTube」(英語)25分37秒。
TEDx Talksが2013/08/25 に公開
●5.【アカハラ発覚の経緯と内容】
★天文学のスター科学者
2011年(37歳?)、リチャード・ブーウェンズ(Rychard Bouwens)のチームは、測光赤方偏移が10未満の銀河UDFj-39546284を発見し、「2011年のNature」論文として出版した。この論文で、ブーウェンズはスター科学者になった。
- “A candidate redshift z ~ 10 galaxy and rapid changes in that population at an age of 500 Myr”.
R.J. Bouwens; G.D. Illingworth; I. Labbe; P.A. Oesch; M. Trenti; C.M. Carollo; P.G. van Dokkum; M. Franx; M. Stiavelli; V. González; D. Magee; L. Bradley.
Nature. 469 (7331): 504–507. (2011)
2013年(39歳?)、パストゥール・シュメイツ賞(Pastoor Schmeitsprijs )を受賞。この賞は、オランダの最もすぐれた40歳以下の天文学者に与えられる賞である。
2015年(41歳?)、リチャード・ブーウェンズ(Rychard Bouwens)のチームは、宇宙で最も遠い銀河を発見し、「2015年のAstrophysical Journal」論文として出版した。この論文で、スター科学者の磨きがかかった。
- “A Spectroscopic Redshift Measurement for a Luminous Lyman Break Galaxy at z = 7.730 Using Keck/MOSFIRE”.
P.A. Oesch; P.D. van Dokkum; G.D. Illingworth; R.J. Bouwens; I. Momcheva; B. Holden; G. W. Roberts-Borsani; R. Smit; M. Franx; I. Labbé; V. González; D. Magee . Astrophysical Journal. 804 (2): L30. arXiv:1502.05399.(2015)
★被害者:レイチェル・リヴァーモア(Rachael Livermore)
リチャード・ブーウェンズ(Rychard Bouwens)は、師弟関係のない女性天文学者であるレイチェル・リヴァーモア(Rachael Livermore、写真出典)をイジメたのである。
リヴァーモアは英国に生まれ育ち、2013年に英国のダラム大学 (University of Durham)で研究博士号(PhD)を取得し、2013年8月 – 2017年8月に米国のテキサス大学オースティン校(University of Texas at Austin)のポスドクだった。
その後、2017年10月からオーストラリアのメルボルン大学 (University of Melbourne)のポスドク、そして、2018年1月、同大学・研究員になっている。
イジメ事件は、そのメルボルン大学・ポスドク時代に起こった。
ブーウェンズと比べると、リヴァーモアは約10歳若く、地位は低い。しかし、天文学界では既に優れた研究者との評判を得ていた。ただ、天文学界は男の世界である。女性は少ない。女性だからイジメられたと考える人もいる。
【動画】
「レイチェル・リヴァーモア」と発音して講演者を紹介している。研究解説の動画:「天文学者レイチェル・リヴァーモアに会う(Meet Astrophysicist Rachael Livermore)- YouTube」(英語)6分14秒。
bcplonlineが2017/09/22に公開
August: Postdoctoral Fellow
★アカハラ
2017年初め、レイチェル・リヴァーモアは、新しい改良した技術をハッブル・フロンティア・フィールド(Hubble Frontier Fields)に適用し、微弱で最も遠い銀河のいくつかを発見した。
当然のことながら、この結果とこの手法に学問的には議論の余地があり、一部の研究者はリヴァーモアらの研究結果に異議を唱えた。
一般的に、銀河クラスターをモデル化する異なる方法があり、異なるモデル、異なる結果、異なる結論に対して、研究界は、学問的に議論し意見の相違を表明する。
現在、天文学界では、リヴァーモアのチーム、ブーウェンズのチームなど、この問題に取り組む5つの研究チームがある。
ブーウェンズは以前からリヴァーモアの論文に批判的だった。もちろん、リヴァーモアは、彼女の専門であるレンズに関してブーウェンズの見解が間違っていると指摘していた。
これらの科学者の意見の相違は普通であり、通常、直接会って議論したり、学会発表で議論したり、論文で議論する。
2017年11月7日、「2017年のAstrophysical Journal」論文で、しかし、ブーウェンズは科学者の意見の相違表明の一線を越え、個人的なイジメ(personal bullying)の文章(無能呼ばわり、データねつ造の示唆)を論文の脚注に記載した。
- Very low-luminosity galaxies in the early universe have observed sizes similar to single star cluster complexes
R.J. Bouwens, G.D. Illingworth, P.A. Oesch, M. Maseda, B. Ribeiro, M. Stefanon, D. Lam
(Submitted on 6 Nov 2017 (v1), last revised 28 Aug 2018 (this version, v4))
問題の脚注は以下の8と9である。なお、脚注8と脚注9は改訂版で削除された。上記の論文は改訂版なので、既に削除されている(以下の出典:【主要情報源】②)。
脚注8と脚注9の英文を読んでも、英語の理解力が足りない白楽には、どこがどのようにイジメなのか、ピンとこない。
しかし、以下の様に個人的なイジメだそうだ。
- 「要求されたサンプル(”claimed sample!”)」という言葉は、善意に理解しても、リヴァーモアのチームが無能で、「サンプルを不当に要求した」ことを示唆している。悪意に理解すれば、リヴァーモアのチームがデータをねつ造したことを示唆している。論文には何度も「要求された(”claimed”)」という単語を使っているが、リヴァーモアの論文を軽蔑している意味になる。
- リヴァーモアの「Astrophysical Journal」論文の反論として、ブーウェンズは自分の未発表論文(RJ Bouwens et al。(2017)in prep)を引用している。誰も未発表論文の内容を知ることができない。これは、全くもって不適切である。
- 脚注9ではリヴァーモアの「Astrophysical Journal」論文の図7に関して、「リヴァーモアは自分が上手に行なった実験を、リヴァーモア自身、どうやって行なったかわかっていない」と書いている。これは、典型的なイジメである。
ブーウェンズの脚注は、リヴァーモアの人格を攻撃し、リヴァーモアがリヴァーモア自身の研究内容を理解していないと非難している。それらは科学者の間の研究上の議論をはるかに超えており、イジメ、嫌がらせ、意地悪である。
天文学者たちは素早く反応し、ブーウェンズへの非難が集中した。
ブーウェンズとリヴァーモアが対等なら、単純に考えて、大問題である。
このハッブル・フロンティア・フィールド(Hubble Frontier Fields)領域は、天文学の中でも男性支配の領域である。世界の5つの研究チームのうち、リヴァーモアのチームだけが、チームリーダーが女性なのだ。それに、リヴァーモアはアラサーと若く、ポスドク(一時的な研究職)なのだ。
しかし、リヴァーモアの研究は質が高く、研究成果は天文学界に受け入れられており、彼女の研究成果は他の研究結果と良く合致している。
★レイチェル・リヴァーモア(Rachael Livermore)の反応
2017年11月7日、論文出版の翌日、イジメ被害者のレイチェル・リヴァーモア(Rachael Livermore)はツイッターで「騒ぎません」という大人の対応をしている。
私はこのことについて黙っています。あからさまな学問的イジメの例が必要な場合は、今日のアストロフメール(astro-ph mailing)(「2017年のAstrophysical Journal」論文)をチェックしてください。
I am done keeping quiet about this: if you want an example of overt academic bullying, check out today’s astro-ph mailing. I actually cannot believe the unprofessional language in one particular paper.
— Dr Rachael Livermore (@rclivermore) November 8, 2017
このツイッターは、70回リツイートされ、180回の「いいね」が押された。
★ブーウェンズの反応
ブーウェンズ、2つの脚注に対して中途半端な謝罪をした。
著者は、脚注8と脚注 9の文言について謝罪します。これらは削除した修正版をastro-phに投稿します。
ブーウェンズは世界中の天文学者から非難され、論文を修正した後、Facebookでレイチェル・リヴァーモアに公式に謝罪した(以下の出典:【主要情報源】②)。
★ライデン大学の調査・処分
ライデン大学(University of Leiden)は、ブーウェンズのアカハラ行為についての申し立てを受けていないので、調査をしていない。従って、処分をしていない。
2020年3月12日(46歳?)現在、ブーウェンズはライデン大学・準教授として在職している:Rychard Bouwens – Leiden University(保存済)。
●6.【論文数と撤回論文とパブピア】
★論文数
リチャード・ブーウェンズ(Rychard Bouwens)のウェブサイトに論文リストがある。総数を数えていないが、「Nature」に5報発表している。 → Rychard Bouwens – Leiden University
★撤回論文データベース
2020年3月12日現在、「撤回監視(Retraction Watch)」の撤回論文データベースでリチャード・ブーウェンズ(Rychard Bouwens)を「Rychard Bouwens」で検索すると、0論文がヒットし、0論文が撤回されていた。
★パブピア(PubPeer)
2020年3月12日現在、「パブピア(PubPeer)」では、リチャード・ブーウェンズ(Rychard Bouwens)の論文のコメントを「Rychard Bouwens」で検索すると、0論文にコメントがあった。
●7.【白楽の感想】
《1》昔はできなかった
ブーウェンズが論文の脚注で他の研究者を個人的にイジメる(personal bullying)文章を掲載するのは、昔なら、できなかった。編集者や査読者が、論文に個人的なことを書いてあれば、削除するよう注意した。ましてや、他の研究者へのアカハラ文言など、即、削除だった。
ところが、現代は、編集者や査読者の目を経ないでプレプリントとして論文を出版できる。
ブーウェンズ事件は、もちろん、このシステムが問題というわけではなく、ブーウェンズ自身の人間的問題・研究規範の問題だが、昔はなかった事件が現代では起こる例の1つだ、
《2》社交メディア
2017年11月7日、ブーウェンズが脚注でイジメる論文を出版の翌日、イジメ被害者のレイチェル・リヴァーモア(Rachael Livermore)はツイッターで「騒ぎません」という大人の対応をした。
そして、リチャード・ブーウェンズ(Rychard Bouwens)はFacebookでレイチェル・リヴァーモアに公式に謝罪した。
研究者のコミュニケーションは、個人的には電話や手紙だが、大勢の耳目に触れるという場として、かつては学会発表や論文だった。
それが、大勢の耳目に触れるという場として、ツイッターやFacebookなどの社交メディアになってきている。
なんか、時代が変わりましたね・・・浦島ロックビル。
《3》師弟関係のない研究者へのアカハラ
リチャード・ブーウェンズ(Rychard Bouwens)のアカハラ事件は、ブーウェンズが論文の脚注で、師弟関係のない研究者をイジメた事件である。
師弟関係のない研究者をイジメるアカハラ事件は珍しい。
というか、かなりあるかもしれないが、学術界やメディアがアカハラだと騒ぐまで発展することは珍しい。
研究者も人間である。師弟関係のない研究者を侮蔑することは珍しくない。
学術界で、白楽自身が侮蔑されたことを、思い出した。
少し脱線する。
アカハラやイジメというレベルではないが、経験を書いておこう。
数十年前、日本動物学会で、当時・東京大学・助教授だった丸山工作(後に、千葉大学・学長。2003年没、写真出典)の研究発表後の質問時間に、院生だった白楽が質問した。すると、丸山工作は「そのことは、生化学会で説明した」と言い、答えてくれなかった。白楽は唖然・憮然だった。白楽は生化学会で丸山工作の講演を聞いていない。モチロン、質問もしていない。
白楽は、丸山工作さんと師弟関係はない。個人的な会話をする関係はあり、仲は悪くなかった。
同じ会場にいた数人の研究者が、講演終了後、会場からでてきた白楽に、「丸山さんは、オカシイ。あれは、学会ではしてはいけないことだ」と慰めてくれた。
これも数十年前、白楽が筑波大学・講師の時、筑波大学で講演した渡辺格 (分子生物学者) に質問した。渡辺格は、日本分子生物学会を設立し、初代会長を務めた学会ボスだった( 2007年没、利根川進の先生。写真出典)。
この時の質問内容を覚えていないが、講演後の質問時間に、白楽は渡辺格に質問した。
その時、渡辺格は白楽を侮辱する発言をした。内容は覚えていないが、会場にいた数百人の筑波大学・教員・院生・学部生の前で侮辱されたという記憶が白楽にある。この時は、講演終了後、会場からでてきた白楽を、筑波大学の同僚は誰も慰めてくれなかった。なお、白楽は、渡辺格さんと師弟関係はない。それまで、個人的な会話をしたことはなかった。
2006年4月24日、白楽はライデン大学を訪問した。写真は白楽が撮影。
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日本がスポーツ、観光、娯楽を過度に追及する現状は日本の衰退を早め、ギリシャ化を促進する。今後、日本に飛躍的な経済の発展はない。科学技術と教育を基幹にした堅実・健全で成熟した人間社会をめざすべきだ。科学技術と教育の基本は信頼である。信頼の条件は公正・誠実(integrity)である。人はズルをする。人は過ちを犯す。人は間違える。その前提で、公正・誠実(integrity)を高め維持すべきだ。
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●8.【主要情報源】
① ウィキペディア英語版:Rychard Bouwens – Wikipedia
② 2017年11月10日のイーサン・シーゲル(Ethan Siegel)記者らの「Forbes」記事:Professional Disagreement Over Galaxies Escalates Into Bullying And Harassment
③ Unprofessional Astronomy – arXiv:1711.02090 | In the Dark
④ 2017年11月10日の「Physics Blog」記事:Professional Disagreement Over Galaxies Escalates Into Bullying… – Physics Blog
★記事中の画像は、出典を記載していない場合も白楽の作品ではありません。
●コメント
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